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プロジェクト管理の体制とは?PMとPLの違いをわかりやすく解説

プロジェクト管理の体制とは?PMとPLの違いをわかりやすく解説

プロジェクト管理はどのような体制で行うのでしょうか。管理する立場であるPMとPLの違いが曖昧で、プロジェクト体制が理解できておらず、困っていませんか。また、どこまでの責任を負うのか、厳密に知っておきたい人も多いでしょう。

この記事では、プロジェクト管理の体制をPLとPMの役割、管理範囲、責任に焦点を当てて解説します。ぜひ、適切なプロジェクト管理の参考にしてください。関連製品の一括資料請求も可能なため、製品をじっくり検討したい方はぜひご利用ください。

この記事は2022年1月時点の情報に基づいて編集しています。
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目次

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    プロジェクト管理はどんな体制で行う?

    プロジェクト管理はどのような体制で行えばよいのでしょうか。

    PMとPL主導で管理を行う

    プロジェクト管理は、PM(プロジェクトマネージャ)とPL(プロジェクトリーダ)の主導の下で行います。そのため、体制を築く際は、まずPMとPLを任命します。

    PMは、プロジェクトのすべての責任を負う立場です。プロジェクト全体を管理し、何か問題が発生した際にはPMが責任者として対応することになります。

    一方、PLはプロジェクトを成功に導く立場です。責任を負うのはPMですが、積極的にプロジェクトを成功に導く行動を起こすのはPLの役割です。

    客観的に評価するPMOも必要

    PMをサポートし、客観的に評価するPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)も必要です。

    プロジェクト全体を管理するのはPMの役割ですが、一人ですべてを担うのは無理があります。一人では把握しきれない部分や、メンバーとの認識の食い違いが生じ、プロジェクト全体に悪影響を及ぼすでしょう。

    そのような事態を避けるために、PMをサポートする立場としてPMOが必要です。PMOがPMの活動を見て支えることで、より客観的な管理が実現します。

    また、この時に大切なのは、PMOに一定の権限を認めることです。そうしなければ、現場の意見に負けてしまい、PMの支援という役割を果たせなくなります。

    関連記事 PMOとは?PMとの違いや役割、メリット・デメリットを解説

    PM(プロジェクトマネージャ)とは?

    PMの役割や管理範囲、責任について見ていきましょう。

    役割:プロジェクト全体の管理

    PMの役割はプロジェクト全体の管理です。計画通りにプロジェクトが進んでいるかチェックし、問題があれば調整します。そのほか、メンバーに対し以下のような働きかけを行います。

    • ■進捗状況の確認
    • ■顧客の要望をメンバーに通知
    • ■プロジェクトの内容や経緯を説明
    • ■スケジュールの確認・更新
    • ■メンバー間で負担量を均等化
    • ■成果物に対するフィードバック

    管理範囲:ステークホルダー全員

    PMはステークホルダー全員を管理します。ステークホルダーとは利害関係者のことで、社内外問わず、プロジェクトに関係する全員を指します。具体的には、以下のような関係者が対象です。

    • ■PL・PM
    • ■プロジェクトメンバー
    • ■経営層
    • ■協力会社
    • ■顧客

    PMは、これらのステークホルダー間で良好な関係を築けるよう働きかける必要があります。各ステークホルダーに、自身がプロジェクト関係者の一員であると認識させ、協力関係を構築しなければなりません。

    責任:プロジェクト計画の達成責任

    PMは、最終的にプロジェクトが目的を達成できるかどうかについて責任を持ちます。プロジェクトにおける責任は達成責任と実行責任に分類されます。達成責任はプロジェクトが達成できること、実行責任はプロジェクト達成に向けて計画を実行することに対する責任です。

    PMが担うのは達成責任です。実行する(実行責任を負う)のはPLですが、最終的な成果についてはPMが責任を持ちます。

    しかし、リアルタイムで各ステークホルダーが何をしているのか、進捗が良いのか遅れているのかなどを把握できないとプロジェクトが正常に進行できません。管理を楽にするためには「プロジェクト管理ツール」がおすすめです。

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    PL(プロジェクトリーダ)とは?

    PLの役割や管理範囲、責任について見ていきましょう。

    役割:プロジェクト全体の実行

    PLの役割は、プロジェクト全体の実行です。実行すべき計画を立てるのはPMの役割ですが、それを実行するのはPLの役割です。メンバーに積極的に働きかけ、計画通りに物事が進むように導かなければなりません。

    メンバーにとってPLは、現場監督のような役割です。直接的にメンバーと関わるため、管理能力だけでなく対人能力が求められる役割といえるでしょう。

    管理範囲:プロジェクトメンバー全員

    PLの管理範囲はプロジェクトメンバー全員です。各メンバーの進捗状況を把握し、問題があれば指導や支援をする必要があります。

    また、メンバーの進捗状況や健康状態を見ながら、必要に応じて人材配置やスケジュール調整を行います。そのような活動を通じ、メンバーが最大限の力を発揮できるよう導くのがPLの仕事です。

    逆に、プロジェクトメンバー以外の関係者はPLの管理範囲に入りません。経営層や外部のステークホルダーとの関係はPMが管理します。

    責任:プロジェクトの実行責任

    PLが責任を負うのは、プロジェクトの実行に関してです。各メンバーが計画通りにタスクをこなし、全体の進捗が予定通りに進むよう導きます。一方、その結果としてプロジェクトが成功するかどうかはPMの責任範囲です。

    とはいえ、PLが目的達成に関して無関心で良いというわけではありません。メンバーがタスクを実行できているか確認しつつ、PMと密に連携を取り、プロジェクトを成功に導くことが求められます。

    PMとPLの役割を理解して最適な体制を整えよう

    プロジェクト管理はPMとPLの指導の下で行われます。PMの補佐としてPMOが据えられることもあります。PMとPLのそれぞれの役割や管理範囲、責任は以下の通りです。

    【PM】
    • 役割:プロジェクトの管理
    • 管理範囲:全ステークホルダー
    • 責任:達成責任
    【PL】
    • 役割:プロジェクトの実行
    • 管理範囲:プロジェクトメンバー
    • 責任:実行責任

    両者の役割を理解したうえで、プロジェクトの進捗や状況を適切に把握し、問題の早期発見、対策を取ることがプロジェクト成功の秘訣です。

    ステークホルダーが多くなるため、チーム全体でプロジェクト管理を行い業務の効率化を叶えるにはプロジェクト管理ツールの活用がおすすめです。プロジェクト管理ツールの導入メリットや選び方、製品比較はこちらからご覧いただけます。お急ぎの方は以下のボタンより資料請求することも可能です。

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