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EVMとは?プロジェクト管理で使われる数値やおすすめ製品を解説!

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2019年11月28日 最終更新
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EVMとは?プロジェクト管理で使われる数値やおすすめ製品を解説!

プロジェクト管理を有効に進める手法である「EVM」。しかし、EVMが具体的にどのようなものか理解できていますか。EVMを有効活用すれば、コストとスケジュールを守りプロジェクトを成功させることができるでしょう。

そこでこの記事では、EVMとはどのようなものか解説していきます。プロジェクト管理で使われる数値やEVMのおすすめ製品もあわせて紹介するので参考にしてください。

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EVMとは

EVMとは「Earned Value Management」の略であり、プロジェクト全体の進捗を出来高で分析する手法のことです。この手法で以下のようなことができます。

  • ■コストとスケジュールを加味した進捗管理ができる
  • ■部門ごとの進捗状況を統一した尺度で把握できる

では、詳しく解説します。

コストとスケジュールを加味した進捗管理ができる

プロジェクトを完成させたとしても、予算オーバーしたり納期に間に合わなければ意味がありません。よくある失敗の原因は、プロジェクトのスケジュールは意識していてもコストまでは意識していないということです。

このような失敗を防ぐためにEVMが活用されます。特にプロジェクトの遅延やコスト超過、問題点の早期発見などの効果が期待できるでしょう。

部門ごとの進捗状況を統一した尺度で把握できる

プロジェクトでは、コストとスケジュールの2つを指標にしてプロジェクト管理を行います。

通常の進捗管理の場合、スケジュールに対しての進捗具合を把握できますが、コストまでは把握できません。EVMであれば2つの情報を一元管理できるので、各部門の進捗状況を統一した尺度で把握できます。

EVMが誕生した背景

EVMの概念が登場したのは40年以上前であり、1960年代の「ミニットマンミサイル開発計画」が始まりだったといわれています。その後、米国国防総省が策定した、「C/SCSC」にも登場しました。

このときの基準はプロジェクトを的確に計測・報告するためにコストとスケジュールを基準にしています。そして1998年には、「ANSI/EIA 748-1998」として規格化され、多くのプロジェクトでEVMが適用されるようになりました。

国内においては2003年に経済産業省により、EVMを活用したプロジェクト管理のガイドラインが誕生・公開されます。この頃にEVMの導入が活発になり、ITベンダーに対してもEVMに対応するシステムが求められるようになりました。

EVMで使う計測値

つづいて、EVMで使用する計測値を見ていきましょう。

PV(Planned Value)

PVとは「Planned Value」の略であり、「計画価値」を意味します。プロジェクトの計画を立てるときに作成される指標です。基本的には、特定の時点までに達成しなければならない計算上の出来高の合計を指します。

このPVはEVMでは用いられることが多い、基本的な指標となるため覚えておくと良いでしょう。

EV(Earned Value)

EVとは「Earned Value」の略であり、「出来高」を意味します。この出来高が指すものは、現時点までに完成した工程のコストの合計になります。プロジェクト内の作業の進捗具合を金銭的な価値に置き換えたものとして考える指標です。

PVと同様に基本的な指標であり、プロジェクトにおける重要な要素でもあります。

AC(Actual Cost)

ACは「Actual Cost」の略であり、「実際に発生したコスト」を意味します。特定の期間までに投入された実際に発生したコストの合計のことです。プロジェクト管理では実績を管理する必要があるため、実際に発生したコストは正確に把握しておかなければならないでしょう。

BAC(Budget at Completion)

BACは「Budget at Completion」の略であり、「完成時総予算」を意味します。厳密にはプロジェクトが完了するときまでに必要となる予算コストの合計であり、工数を累積して計算する場合も多いです。

このBACはプロジェクトを立案したときに検討する総予算でもあるため、さまざまな要因を加味して設定する必要があるでしょう。

EVMで算出する数値

つづいて、EVMで算出する数値を見ていきましょう。

SV(スケジュール差異)

SVは「Schedule Variance」の略であり、「スケジュール差異」を意味します。このSVを算出するためには、現時点で完了した作業分のコストである「EV」と、計画段階で予想していた出来高である「PV」が必要です。PVとEVの差がSVとなります。

SVをプロジェクトの進捗管理の要所要所で算出することで、差異に合わせて進捗管理を調整できるでしょう。EVMにおいてスケジュールとコストのバランスを確認することは重要であるため、計測することが求められます。

CV(コスト差異)

CVは「Cost Variance」の略であり、「コスト差異」を意味します。CVは、特定の時点までに実際に発生したコスト「AC」と、現時点までに完了した作業のコスト「EV」の差のことです。

EVからACを差し引いて計算し、プラスであればその時点までのコストが予算内であることを意味します。逆にマイナスの場合だと、その時点までのコストが予算を超過していることになるため、調整しなければなりません。

このようにコスト差異を算出することで、プロジェクトの予算を達成しやすくなります。

SPI(スケジュール効率指数)

SPIは「Schedule Performance Index」の略であり、「スケジュール効率指数」を意味します。

このSPIは、現時点完了した作業のコストである「EV」を、計画時に見積もった出来高である「PV」で割ることで算算できる指標です。算出されたSPIが1よりも大きければ当初の計画よりも進んでいるため、順調といえるでしょう。

また、1であれば計画通りに進んでいるという意味です。1よりも小さい場合は計画よりも遅れていることを意味するため、スケジュールを調整しなければなりません。

CPI(コスト効率指数)

CPIは「Cost Performance Index」の略であり、「コスト効率指数」を意味します。計画に対するコスト効率を算出するために用いられる指標です。この場合は、現時点で完了した作業のコストである「EV」を、実際に発生したコストである「AC」で割ることで算出します。

算出されたCPIが1よりも大きければ計画していた予算内に進んでいるとい意味です。また、1であれば予算通りという意味です。1よりも小さければ予算オーバーであるため、原因を見つけ改善しなければなりません。

ETC(残作業コスト予測)

ETCとは「Estimate To Completion」の略であり、「残作業コスト予測・見積」を意味します。

このETCを求めるためには、プロジェクト完了までに必要な当初の総予算である「BAC」から、現時点までに完了した作業のコストである「EV」を差し引き、コスト効率を示す「CPI」で割ることで算出が可能です。

このETCをプロジェクトの要所要所で確認しておけば、より明確にどれくらいの猶予が残っているか理解することができるでしょう。

EAC(完了時コスト予測)

EACは「Estimate At Completion」の略であり、「完了時コスト予測」を意味します。一般的にEACを求めるには、実際のコストである「AC」と、残作業に対するコストである「ETC」を足して算出します。

このEACを算出していけば、プロジェクトの進行途中でもコストがオーバーするかどうかがわかるでしょう。

VAC(完了時コスト差異)

VACは「Variance At Completion」の略であり、日本語では「完了時コスト差異」を意味します。このVACを求めるためには、プロジェクト完了までに必要な当初の総予算である「BAC」から、最終的な総予算である「EAC」を差し引くことが必要です。

VACを算出することによって、プロジェクトの予算の差異がどれだけあるのかわかります。差異が大きければ作業効率の改善が求められます。

EVMSを利用できる!プロジェクト管理ツールおすすめ3選

最後に、EVMSを利用できるおすすめのプロジェクト管理ツールを見ていきましょう。(4月9日時点)

Time Krei

Time Kreiはスケジュール・工数管理ができるツールであり、コスト削減や納期の遵守を実現します。スケジュール表だけでは把握しにくかった作業予定を、一覧で簡単に表示することが可能。社員の作業状況の詳細が明確になり、プロジェクト管理がしやすくなります。

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Clarizen

Clarizenはスケジュールや進捗だけでなく、リソース・課題・コストを一元管理できるツールです。クラウド型のシステムなので、ネットが繋がる環境であれば利用でき、作業の進捗具合を把握できます。EVM視点での管理を行えるため、プロジェクトの品質が向上するでしょう。

Clarizenの製品詳細はこちら

A-Sign

A-Signは原価管理に特化したプロジェクト管理ツールです。スケジュールだけでなくコスト(原価)管理も行い、プロジェクトに関係する契約・予算・支払金額も一元管理できます。

Web上で実績管理を行うことができるため、操作しやすくストレスなくスケジュール管理できるでしょう。

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EVMを理解して、適切に進捗管理!

EVMを算出してプロジェクト管理を行えば、スケジュールとコストも計画通りに進めることができます。

EVMで使う指標と算出する数値は複数あり、計画的に数値をチェックしていくことで多面的にプロジェクトの状況を把握できるでしょう。算出する数値は多いため、エクセルなどで計算すると手間がかかります。

効果的にプロジェクトを進行させるためには、EVMを理解しEVMに対応したツールを使うと良いでしょう。

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