infoboxとは？価格や機能・使い方を解説

エンタープライズ企業のBDR活動がより効率的に

私たちは、エンタープライズ企業をターゲットにしたBDR活動を行ってきましたが、昨年から従業員数3000名以上の企業に特化し、製品もその戦略に合わせてアップデートしています。しかし、これまでその規模の顧客には主にパートナー企業からの紹介を通じて受注しており、社内には戦略的なBDR活動に関するノウハウがありませんでした。

BDRを推進する上で最も大きな障壁となったのが企業情報の収集です。従来、ウェブ検索や他のデータベースツールでリスト作成をしていましたが、操作が難しく、社内で使いこなせる人が限られていました。また、従業員数3000～5000名規模の企業に対しても、アプローチの数と質を向上させる必要がありました。

infoboxを知りウェブ情報に加えて、利用サービスのデータやインテントデータを活用できる点が決め手となり、導入を決めました。

実際に使ってみると、まず直感的に使える洗練されたUI・UXに驚きました。誰でもすぐに使いこなせるため、社内での利用もスムーズです。これにより、リサーチにかける時間が大幅に削減され、以前は数週間かかっていた情報収集が、今では半日もかからずに完了します。

特に便利なのは「利用サービス」の検索機能です。以前は各企業の事例を一つずつ調べていましたが、infoboxでは必要な情報を効率よく集められ、相性の良い企業を絞り込むことができました。また、企業の組織図や部署直通番号を活用し、アプローチをピンポイントで行えるようになりました。

500名～3000名規模の企業向けにもinfoboxは非常に役立っています。業種や規模でセグメントしたリストを作成し、最適化されたセールスシナリオを立ててアポイントを獲得しています。PDCAサイクルを素早く回せるおかげで、効果的な営業活動ができるようになりました。

さらに、infoboxの分析機能を活用することで、企業のニーズや市場の動向を把握しやすくなりました。競合サービスのリサーチデータを元にしたアウトバウンド活動も計画しています。インテントデータや組織図、人物情報を掛け合わせることで、アプローチの精度が格段に向上しました。

今後は、新しいリスト作成のアイデアが生まれ、より効果的なアプローチが可能になると考えています。従来、リサーチや市場分析は個々のセンスに頼る部分が多かったのですが、infoboxを使うことで、リサーチの質を標準化し、よりクリエイティブで本質的な営業ができるようになりました。