Azure Active Directoryとは
企業内のID・パスワードを一元的に管理し、シングルサインオンによりセキュリティと利便性の向上を実現するサービスです。自動での詳細なアクセス制限やパスワードの自己リセット機能により、強固なセキュリティを保ちつつ、負担のない管理を実現します。
Azure Active Directoryでできること
【詳細なアクセス制限】
ユーザーやグループ、IPアドレス、デバイス、アプリケーションなどの単位で、詳細なアクセス制限や認証の義務化ができます。アクセスを完全にブロックする制限のほか、多要素認証の要求や、登録済みデバイスからの限定アクセス、承認済みアプリのインストール端末からのアクセスなどのうち、ひとつまたは複数の制限を付与可能です。企業への不正アクセスリスクを大幅に軽減します。
【自動防御】
数々のサイバー攻撃を自動で検出し、ブロックします。例えば匿名IPアドレスによるアクセスや、マルウェアと紐づいたIPアドレスからのアクセス、一度外部に漏洩した資格情報からのアクセスなどのリスクを検出可能です。
【生体認証連携】
Windowsにサインインする際の生体認証を、クラウドサービスへの認証にも活用できます。よりパスワードレスな企業環境を作り、ユーザーの利便性と管理者の負担を軽減可能です。
【シングルサインオン】
基本的なシングルサインオン環境を実現し、一度のID・パスワード入力で社内のクラウド・オンプレミスを問わない複数システムへのログインが可能です。何度もID・パスワードを入力する必要がないため、ユーザーの毎日の業務負担を軽減します。
【パスワード忘れの自己解決】
ユーザーが万が一シングルサインオン用のパスワードを忘れてしまった場合、画面の指示に従っていくだけでパスワードをリセットしログインが可能です。ヘルプデスクへの問い合わせを減らし、生産性の向上に効果を発揮します。
【組織変更への対応】
組織変更等によるID・アクセス権の変更を自動ワークフロー化できます。事前に設定は必要ですが、ほとんど管理負担なく組織変更に対応可能です。「必要な人が、必要な時に、必要なリソースにアクセスできる環境」を簡単に整備できます。
Azure Active Directoryの強み
【年間10億ドルを超える投資でセキュリティの開発・研究を進めている】
本サービスを提供するマイクロソフト社は、年間10億ドルを超える金額を、サイバーセキュリティの研究開発分野に投資しています。先進的な攻撃タイプにも対応し、99.9%ものサイバー攻撃をブロック可能です。
【3,500人以上のセキュリティ・エキスパートによる強固なセキュリティ】
マイクロソフト社にはセキュリティとプライバシー保護の分野に特化した、3,500人以上のセキュリティ・エキスパートが在籍しています。トラブル時にはエキスパートが即座に対応し、復旧が可能です。
【世界的大手企業への導入実績】
世界でも名の知れた大手企業への導入実績が多数あり、本サービスの圧倒的な信頼性が分かります。業種・業態問わず、あらゆる規模の企業に適用可能です。
【ユーザーの利便性を損なわずにセキュリティを向上】
本サービスはシングルサインオンをベースとして、ユーザーの入力業務負担を軽減しつつ、認証の一元化によりセキュリティを強化できます。