TrustBind/Federation Managerとは
一度の認証で複数のクラウドサービスや社内システムへ一元的にログインが可能となる「シングルサインオン」の環境を、クラウド・オンプレ問わず簡単に構築できるサービスです。認証プロセスの一元化によりセキュリティを高めつつ、ユーザーは何度もID・パスワードを入力する必要がなくなり利便性が向上します。管理者も1ユーザーに対する複数のアカウントを管理する必要がなくなり、業務負担を大幅軽減可能です。
TrustBind/Federation Managerの強み
【豊富な導入実績と国内自社開発による安心のサポート】
本サービスを提供するNTTテクノクロス社は官公庁や金融など、強固なセキュリティを要求される分野に100以上の導入実績があります。開発から保守まで一貫して行っているため、安心のサポートを受けることが可能です。
【クラウド・オンプレどちらの環境にも適応】
本サービスはクラウド・オンプレどちらのサービス・システムの認証情報も一元的に管理できます。社内のほとんどのシステムへのログインを1回で完結させることが可能です。
TrustBind/Federation Managerで解決する課題
【同じID・パスワードを使いまわす社員のセキュリティリスクを軽減したい】
社員が同じID・パスワードを複数のクラウドサービスで使いまわしていた場合、1つでも突破されるとリスト型攻撃により乗っ取られてしまうため、不正アクセスによる情報漏洩リスクが大きく上がります。本サービスの導入で、クラウドサービスごとのポリシーに沿った強固なパスワード運用を義務化。しかしシングルサインオンにより社員が各々でパスワードを管理する必要はなくなるため、負担なく安全な運用を実現可能です。
【社内で使うクラウドサービスが増えて、管理負担が大きくなっている】
運用するクラウドサービスが増えるほど、アカウント数も比例して増えるためユーザー・管理者それぞれに大きな管理負担が発生します。また、管理者はユーザーのパスワード管理を徹底できなくなるでしょう。本サービスを導入すれば、各クラウドサービスのアカウント情報を一元的に管理可能。シングルサインオンにより、ユーザーは毎回ID・パスワードを入力する手間を省けます。問題発生時や退職者発生時もアカウントの再発行・無効化のフローを単一にできるので、管理者負担も大幅に軽減可能です。
【アクセス方法やシステムの重要度によって認証方法を変えたい】
機密データを扱うクラウドサービスにログインする際や、フリーWi-Fiや自宅のWi-Fiなど社外環境からサービスにログインする場合、第三者による通信盗聴リスクをより考慮する必要があります。本システムでは2段階認証を適用できるので、ID・パスワードが盗聴されても簡単にはログインできない仕組みを構築可能です。
【社員のクラウドサービス利用状況が管理者で把握できない】
誰が、いつ、どのクラウドサービスを利用したのかのログを保持できるかどうかは、クラウドサービス自体のログ管理機能に依存しがちです。多くのサービスでは、一定期間経過後にログを消去してしまうでしょう。本サービスを導入すれば、認証の一元化により、クラウドサービスへのログイン履歴を管理者で把握できます。内部統制の強化に活用可能です。