Exticとは
クラウドサービスへのSSOだけでなく、 クラウドとオンプレミス双方へIDを連携・管理できる国産のIDaaSです。
クラウドサービスを安全に活用するための認証基盤は、 認証に用いられるIDやパスワードといった
認証情報が正しく管理され、信頼できることで初めて成り立ちます。
Exticは、認証基盤が備えなければならない「認証」と「ID管理」の機能を、1つのサービスで提供します。
Exticでできること
【認証機能】
ユーザーの利便性を向上し、アクセスの信頼性を高めます。
◆FIDO2パスワードレス認証、TOTP、メールOTPによる多要素認証に対応しています。
◆認証元のIPアドレスレンジによって多要素認証を必須にするなど、認証強度をコントロールできます。
◆SP-Initiated、IdP-Initiatedのいずれの方式にも対応しています。
◆SSO(シングルサインオン)
国内でよく利用されるクラウドサービスを中心に、多くのクラウドサービスに対して
SAML2.0に対応したSaaSに対するシングルサインオンを行えます。
また、以前からサポートしている我が国の学術認証フェデレーションである「学認(GakuNin)」を介して、
世界各国との学術認証連携が可能になる「eduGAIN」にも対応しました。
【ID管理機能】
複数システムのIDを適切に管理し、認証情報の信頼性を担保します。
◆主要なクラウドサービスやSCIMに対応したクラウドサービス、
Active Directoryなどオンプレミスに配置されたシステムに、ユーザーを追加・更新・削除できます。
◆Microsoft 365、cybozu.comについては、ユーザーごとに割り当てるライセンスやサービスも管理できます。
◆あらかじめ設定した日付に従い、ユーザーを自動的に有効化・無効化・削除できます。
【その他の管理機能】
日々の運用を支える、ちょっと便利な機能です。
◆連携処理ログ、認証ログの参照及びダウンロードができます。
◆Exticで管理するユーザーの属性を自由に拡張できます。
◆ユーザーの有効数や無効数、FIDO2利用数を確認できます。
◆ユーザーの一覧をCSVへ書き出せます。(パスワードは書き出せません)
◆パスワード連携のエラー時や、アカウント連携バッチの失敗時に、通知メールを送信できます。
◆SSOアプリケーションに接続するための証明書を管理できます。
Exticの強み
≪経営にも直結するID 管理≫
IDaaSが各システムへID連携を行うことで、IDの登録、変更、削除を自動化できます。
ID管理を実現することで、「セキュリティ」を担うだけではなく、「組織運営に欠かせない取り組み」として、
各社員や会社側が持っている情報を、適切に共有させる仕組みとして運用できます。
元来、IDという概念になじみの薄い日本企業では、「ID管理= ITやセキュリティのためのもの」と
認識されがちですが、それだけではありません。
ID管理は、多くの人が働く企業において、経営にも直結する重要な取り組みであり、
多様な働き方に合わせたゼロトラストネットワークとしても必要な基盤となります。