サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Workspaceとは
「社内」「社外」「モバイルフォン」からのアクセスを、容易に制御できるサービスです。パスワードの強化はもちろん、利用端末の申請及び承認、曜日および時間帯などのアクセスの制御ができます。また、Google Workspace以外のSaaSサービスや既存のグループウェア、基幹システムに対してもシングルサインオン認証が可能。既存のシステムの認証機能に合わせて柔軟にパラメータを設定し、連携することもできます。クラウドにアクセスする端末は二要素認証に加えて、クライアント証明書の“多要素認証”を実施しています。高度なMDM機能と組み合わせることによって、端末の盗難や紛失時などの速やかな対応も実現します。
サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Workspaceでできること
【パスワード強化機能】
ログイン時の容易なパスワードの使用禁止や有効期限の設定、以前使用したワードの禁止、自動ログインの禁止、パスワードの定期的な変更、といった多様な強化対策を実施できます。
【セキュリティ機能】
無料オプションである「セキュリティブラウザ」も利用でき、添付ファイルはダウンロード禁止の閲覧のみ、文字コピペの禁止、クリップボードの破棄、自動ログアウト、URLフィルターなどの細かな制御が行えます。
【クライアント証明書】
ユーザーの認証や端末制御に利用できるクライアント証明書の発行や管理、端末への配布機能を搭載。主要な全てのOSに対応しており、追加料金なしで利用ができます。
【二要素認証】
SSOへのログイン時にIDとパスワードに加え、ワンタイム認証コードの入力を要求します。ワンタイムなので、一度ログインで使用すると破棄され、再利用はできません。また、二要素認証を利用することにより、より強固なセキュリティを実現します。下記に詳細な4つの方式を挙げます。
・認証コード方式
事前に登録された、予備のメールアドレスに送信される認証コードを入力する方式です。
・認証アプリケーション方式
Google認証システムやMicrosoftアプリとの、TOTPベースの認証アプリから発行される認証コードを入力する方式です。
・顔認証方式
事前に登録した顔写真と照らし合わせることで認証する方式です。(※一部ブラウザやアプリでは利用不可)
・セキュリティキー方式
ログイン認証、二要素認証用のFIDO、FIDO2のセキュリティーキーを登録してログインする方式です。
サテライトオフィス・シングルサインオン for Google Workspaceの強み
【データの同期】
ユーザーやグループ情報を一括して管理ができます。データ管理は、GUIからの登録、CSVインポートとエクスポート、Active Directoryや社内システムとの同期が可能です。
【SSO緊急モード】
万が一シングルサインオンやGoogle APP Engineがダウン時に、緊急モードに切り替えることで引き続きサービスの利用ができます。
【システム連携】
Active Directoryとユーザ、組織、セキュリティグループ情報を定期的に連携できます。また、パスワードの連携もリアルタイムで行うことが可能です。
【生体認証の指紋認証によるログイン】
指紋認証に対応しており、パスワードレスでの認証が可能です。また、指紋認証とクライアント証明書認証を組み合わせた強固な認証が実現します。