グローバル研修の市場規模は?
グローバル(語学)研修は、社員の語学力や異文化理解など、海外で働くための力を高める研修サービスです。同じく語学の教育を担う分野では、総務省統計局が外国語会話教授業(英会話教室など)の売上金額を公表しています。2026年4月の売上金額は135億500万円で、2025年4月は151億9,700万円でした。個人向けのレッスンも含む数字で、法人向けの語学研修そのものの数字ではありません。
出典:「サービス産業動態統計調査結果」(総務省統計局)(2026年10月19日に利用)
ITトレンドには、グローバル(語学)研修として14製品が掲載され、提供企業も14社です。そのうちITトレンドから資料請求できるのは1製品で、残る13製品は情報のみの掲載です。グローバル研修の内容例や実施方法については、グローバル研修とは?内容例やメリット・実施方法を解説!をご覧ください。
ここからは、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、グローバル研修の動きを見ていきます。
ITトレンドに掲載されている主なグローバル(語学)研修
まずは、ITトレンドに掲載されているグローバル(語学)研修を紹介します。資料請求ランキングは、製品を比較・検討している企業の関心を表すデータです。
ITトレンドのデータで見ると、2026年10月時点のグローバル(語学)研修は講師が語学や異文化理解を教える研修・レッスンが14製品中10製品を占めます。資料請求できるのは、ビジネスに特化したオンライン英会話研修のBizmatesの1製品で、資料請求ランキングの1位です。語学のレッスンと異文化理解の研修が並び、学習用のプラットフォームも加わる点が特徴です。
次の図は、掲載されている主な10製品を、製品ページの掲載内容をもとに用途で分けたものです。その下の表では、ITトレンドから資料請求できるかどうかもあわせて示しています。
| 製品名 | 提供企業 | 資料請求 | 製品の特徴 |
|---|---|---|---|
| Bizmates | ビズメイツ株式会社 | できる(1位) | 業種や職種、レベル別のカリキュラムで学ぶ、ビジネス特化のオンライン英会話研修。 |
| Berlitz | ベルリッツ・ジャパン株式会社 | 情報のみ掲載 | 基準をクリアした教師とベルリッツ・メソッド®による研修で、異文化プログラムも用意。 |
| Gaba | 株式会社GABA | 情報のみ掲載 | マンツーマンの個別カリキュラムで、レッスンの日時や講師を自由に選べる英会話。 |
| NOVA | NOVAホールディングス株式会社 | 情報のみ掲載 | 全国の教室を持つ語学研修で、講師派遣や30言語以上の通訳・翻訳にも対応。 |
| リロエクセル | 株式会社リロエクセル | 情報のみ掲載 | 海外事業に必要な異文化適応力などを、企画から運営まで支援。赴任前の研修にも対応。 |
| パソナHRソリューションのグローバル人材育成研修 | 株式会社パソナHRソリューション | 情報のみ掲載 | 語学と異文化理解、グローバルスキルを体系的に学び、海外赴任者などの育成を支援。 |
| インソースのグローバル人材育成研修 | 株式会社インソース | 情報のみ掲載 | 異文化理解やグローバルスキルの研修を、講師派遣や公開講座などの形式で提供。 |
| ランゲージ・アカデミー | GOFLUENT株式会社 | 情報のみ掲載 | AIが社員のレベルや職務に応じて教材を個別化する、法人向けの語学学習基盤。 |
| ALC Study Unlimited | 株式会社アルク | 情報のみ掲載 | アプリやオンライン英会話など多様な英語学習ツールを、定額で使い放題にできる。 |
| LinguaAttack | 株式会社Eurekastars | 情報のみ掲載 | シミュレーションや映画などの教材で、6つの言語を楽しく学べるプラットフォーム。 |
※「資料請求」の順位は、資料請求数にもとづくITトレンドの資料請求ランキング(2026年10月19日更新)です。
※「製品の特徴」は、ITトレンドの製品ページの掲載内容をもとにまとめています。
※「情報のみ掲載」の製品は、ITトレンドから資料請求できません。
▼最新の人気ランキングもあわせて確認
いま資料請求が集まっているグローバル研修は、月間ランキングで確認できます。
[分析]2026年のグローバル(語学)研修市場の3つの傾向
ここでは、ITトレンドに掲載されている14製品の製品ページと資料請求ランキングから、市場の傾向を整理します。
1.語学のレッスンと異文化理解の研修が中心
掲載14製品のうち10製品は、講師が教える研修やレッスンです。そのうち5製品はBizmatesやGabaのような英会話などの語学レッスンです。残る5製品は、異文化理解などグローバル人材の育成を目的とした研修です。語学力だけでなく、海外で働くための力を育てる研修も同じくらい並んでいます。
2.社員が自分で学ぶプラットフォームも
残る4製品は、講師の授業ではなく、社員が自分で学ぶためのプラットフォームです。ランゲージ・アカデミーはAIで教材を個別化し、ALC Study Unlimitedは英語学習ツールを定額で提供します。Smart Habitのように、学習の習慣化や進捗の管理を支える製品もあります。
3.資料請求できるのは1製品、提供企業はすべて異なる
ITトレンドから資料請求できるのは、Bizmatesの1製品です。14製品の提供企業はすべて異なり、語学スクールの運営会社から研修会社まで幅広い顔ぶれです。レビューはまだなく、製品ページの内容から候補を見比べる段階といえそうです。
どれを選ぶべき?目的別のおすすめ
- ■ビジネスで使う英会話力を、講師のレッスンで伸ばしたい企業
- Bizmates / Berlitz / Gaba
- ■海外赴任者などに、異文化理解やグローバルスキルを学んでほしい企業
- パソナHRソリューションのグローバル人材育成研修 / リロエクセル / インソースのグローバル人材育成研修
- ■社員が自分のペースで、アプリなどを使って語学を学べる環境を整えたい企業
- ランゲージ・アカデミー / ALC Study Unlimited / LinguaAttack
同じグローバル(語学)研修でも、語学力を伸ばす研修と、海外で働く力を育てる研修では中身が違います。誰に、語学力と異文化への適応力のどちらを身につけてほしいかを先に決めておくと比べやすくなります。
掲載製品をどう活かす?比較するときの注意点
- ●情報のみ掲載の製品はITトレンドから資料請求できないため、各社に直接問い合わせる必要がある
- ●資料請求できるのは1製品で、レビューはまだ投稿されていない
- ●講師が教える研修と、社員が自分で学ぶプラットフォームが混在しており、学び方が大きく違う
掲載製品の顔ぶれは、どんな種類の製品があるかを知る手がかりとして役立ちます。最終的には、対象の社員の人数やレベル、研修に使える時間に合うかを軸に比較することが大切です。
自社に合うグローバル(語学)研修を比較検討しよう
この記事では、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、グローバル(語学)研修の市場の様子を紹介しました。気になる製品は資料請求して一覧で比較し、自社の育成計画に合うかを確かめてみてください。
以下の記事では、グローバル研修サービスを比較し、オンライン・集合別に紹介しています。あわせてご覧ください。

