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フラッパーゲートとは?仕組み・種類・価格の目安とメーカー選びの要点を解説

フラッパーゲートとは?仕組み・種類・価格の目安とメーカー選びの要点を解説

フラッパーゲートとは、通路に設けた扉を認証結果に応じて開閉し、許可された人だけを通すセキュリティゲートの一種です。オフィスや商業施設、公共施設の入口で不正な立ち入りを防ぐ目的で使われます。この記事では、フラッパーゲートの仕組みや種類、フラッパー式とサークル型といった形状の違い、価格を左右する要素、メーカー選びで確認したい観点、顔認証との連携までを整理します。設置環境に合った機種を見極める判断材料として役立ててください。

この記事は2026年9月時点の情報に基づいて編集しています。
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目次

    フラッパーゲートとは何か

    まずはフラッパーゲートの基本を押さえます。名称は聞いたことがあっても、セキュリティゲート全体の中でどの位置にあるのか、何のために設置するのかは意外と整理されていません。定義と目的から確認します。

    フラッパーゲートの基本的な役割

    フラッパーゲートは、通路の左右に設けた薄い扉(フラッパー)を開閉し、認証を通過した人だけを通行させる装置です。交通系ICカードの改札機に近いイメージで、扉が開くのは許可された利用者が来たときだけに限られます。

    認証にはICカードや暗証番号、顔や指などの生体情報が用いられ、これらを読み取る装置とセットで運用します。共連れと呼ばれる複数人の同時通過を検知するセンサーを備えた機種もあり、入口での本人確認と通行制御を一台で担う点が役割の中心です。

    セキュリティゲートの一種としての位置づけ

    入退場を物理的に制御する装置は総称してセキュリティゲートと呼ばれ、フラッパーゲートはその代表的な形式のひとつです。ほかにアーム型やスイング型、全身を囲うサークル型などがあり、フラッパーゲートは扉の開閉速度が速く人の流れを止めにくい点で選ばれます。

    そのため、朝の出社時など短時間に多くの人が集中する場所で採用される例が目立ちます。防犯カメラや入退室管理システムと組み合わせ、建物全体のセキュリティの入口部分を受け持つ設備として位置づけられます。

    ゲートを設置する主な目的

    設置の目的は、許可されていない人の立ち入りを入口の段階で止めることにあります。受付での目視確認だけでは来訪者と部外者の区別が難しく、深夜や休日は人の目も届きにくいため、認証を条件に扉を開くゲートで確実な制御を行います。

    あわせて、いつ誰が通過したかの記録を残せる点も重要です。情報漏えいや盗難が起きた際の調査に使えるほか、入退場データを勤怠や施設利用の分析に活用する目的で導入するケースもあります。

    フラッパーゲートの仕組みと主な種類

    フラッパーゲートは、ICカードや顔認証などの認証システムと連携し、許可された人だけを通行させるセキュリティゲートです。ここでは基本的な動作の仕組みと、セキュリティゲートの代表的な方式を紹介します。

    認証から通行までの仕組み

    利用者がICカードをかざしたり、顔認証を行ったりすると、システムが登録情報と照合します。認証に成功するとゲートが開き、利用者が通過できる状態になります。

    通過後はセンサーが人の移動を検知し、自動でゲートを閉じます。不正な進入や認証エラーを検知した場合には、ゲートを開かずに警告音やランプで知らせる仕組みが一般的です。認証から開閉までを自動化できるため、セキュリティを確保しながらスムーズな入退場管理が可能です。

    フラッパー式

    フラッパー式は、板状のゲートが左右に開閉するタイプです。開閉速度が速く、短時間で多くの人が通行しやすいため、オフィスビルや駅、商業施設など人の出入りが多い場所に適しています。

    ICカードや顔認証などの認証システムと組み合わせやすく、利便性とセキュリティを両立しやすい点が特徴です。

    アーム式・回転式

    アーム式は、棒状のバーを回転させて一人ずつ通行させるタイプです。構造が比較的シンプルで、省スペースに設置しやすい特徴があります。

    複数のアームで通路を制限するターンスタイル型もあり、一人ずつ確実に通行させたい施設で利用されます。オフィスのほか、工場や施設の入退場管理などにも適しています。

    スイング式

    スイング式は、扉が前後に開閉するタイプのセキュリティゲートです。通路幅を広く確保しやすいため、車いすやベビーカー、台車、大きな荷物を持った人でも通行しやすいメリットがあります。

    バリアフリー対応が求められる施設や、来訪者の多いオフィスエントランスなどで活用されています。

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    サークル型・全高型

    より厳格な入退場管理が必要な場所では、利用者の周囲を囲うサークル型や全高型のセキュリティゲートが利用されます。一度に通行できる人数を制限できるため、共連れや不正侵入を防ぎやすい点が特徴です。

    データセンターや研究施設、重要設備を扱う区画など、高いセキュリティが求められる場所に適しています。ただし、設置スペースや通行速度に制約があるため、施設の用途や通行人数に応じて選ぶ必要があります。

    フラッパーゲート導入のメリットと注意点

    導入を検討する前に、得られる効果と気をつけたい点の両方を把握しておくことが大切です。ここではフラッパーゲートがもたらす利点と、設置後に想定される課題を整理します。

    導入で得られるメリット

    最大の利点は、入口で不正な立ち入りを止められる防犯効果です。認証を通らない限り扉が開かないため、受付の人員配置を減らしつつ一定の安全性を保てます。通過記録が自動で残る点も、管理の手間を軽くします。

    また、来訪者に「入退場が管理されている」という印象を与えられるため、抑止力としても働きます。改札のようにスムーズに通れる設計なら、従業員の毎日の負担を増やさずにセキュリティ水準を引き上げられます。

    導入前に押さえたい注意点

    注意したいのは、ゲートだけでは安全が完結しない点です。扉を乗り越える、認証済みの人に続いて入り込むといった行為への対策として、センサーの精度や併設する防犯カメラの有無も含めて検討する必要があります。

    設置には通路幅や電源、床の強度などの条件もかかわります。非常時に扉が開放される仕組みかどうか、避難経路として支障がないかといった防災面の確認も欠かせません。導入前に設置環境を丁寧に調べることが失敗を避ける近道です。

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    フラッパーゲートの価格の目安

    導入で気になるのが費用です。セキュリティゲートの価格は仕様や設置条件で大きく変わるため、一律の金額では語れません。ここでは価格を左右する要素と、総費用の考え方を整理します。

    本体価格を左右する要素

    本体価格は、扉の方式や通路の数(レーン数)、対応する認証方式によって幅があります。フラッパー式の標準的な一通路タイプは比較的手が届きやすい一方、共連れ検知センサーや高精度な生体認証を組み合わせると価格は上がります。

    デザイン性を重視した筐体や、複数レーンをまとめて制御する構成もコストに影響します。まずは必要な防御レベルと通行量を決め、そのうえで見積もりを取ると、過剰な機能に費用をかけずに済みます。

    設置・保守を含めた総費用の考え方

    費用は本体価格だけで判断せず、設置工事費と運用後の保守費も含めて考えます。床への固定工事や配線、入退室管理システムとの連携作業などが加わるため、初期費用は本体価格に工事費を上乗せした額になると見込んでおくと安心です。

    導入後は定期点検や部品交換、認証装置のソフトウェア更新といった維持費も発生します。数年単位の総額で比較し、故障時の対応窓口や保守契約の内容まで確認したうえで判断することが望まれます。

    フラッパーゲートの選び方

    フラッパーゲートを選ぶ際は、認証方式や通行量だけでなく、設置環境や既存システムとの連携、導入後のサポート体制まで確認することが重要です。主な比較ポイントを解説します。

    認証方式や既存システムとの連携を確認する

    まず、ICカードや顔認証、QRコードなど、自社で利用したい認証方式に対応しているかを確認しましょう。すでに入退室管理システムや社員証を利用している場合は、既存環境と連携できる製品を選ぶことで、導入時の負担を抑えやすくなります。

    また、ゲート単体で導入するのか、入退室管理や勤怠管理などと組み合わせて利用するのかによっても適した製品は異なります。既存システムとの連携範囲まで含めて比較することが重要です。

    関連記事 【2026年】生体認証システム8選比較!認証の種類も解説

    通行量や設置環境に適したタイプを選ぶ

    設置場所の通行量や利用者に応じて、適したゲートの種類を選びましょう。人の出入りが多いオフィスや施設では、開閉速度が速くスムーズに通行できるフラッパー式が適しています。

    一方、高いセキュリティが必要な区画では、共連れを防ぎやすい回転式や全高型なども候補になります。車いすや台車の通行が想定される場合は、通路幅を広く確保できるタイプを選ぶなど、利用環境にあわせた検討が必要です。

    安全性や非常時の動作を確認する

    日常的に人が通行する設備のため、安全対策も重要な比較ポイントです。人や荷物を検知するセンサーの有無や、扉が閉じる際の挟み込み防止機能などを確認しましょう。

    また、停電や火災などの非常時にゲートを自動開放できるか、避難経路として支障がないかも確認が必要です。施設の防災設備との連携可否も含めてチェックしておくと安心です。

    導入実績やサポート体制を比較する

    メーカーや販売会社を選ぶ際は、製品の機能だけでなく、導入実績や保守・サポート体制も確認しましょう。自社と同じ業種や施設規模での導入実績があれば、設置場所や運用方法について具体的な提案を受けやすくなります。

    また、フラッパーゲートは長期間利用する設備のため、故障時の対応や定期点検、部品交換などの保守体制も重要です。複数社から資料や見積もりを取り寄せ、導入費用だけでなく運用開始後のサポートまで含めて比較しましょう。

    フラッパーゲートと連携できる顔認証システム

    ここからは、入退場管理への活用が可能な顔認証システムを紹介します。フラッパーゲートとの連携可否や認証方式、設置環境などを比較して、自社に適した製品を検討しましょう。

    EdgeFACE

    イノテック株式会社
    《EdgeFACE》のPOINT
    1. オフィスや工場のDXを推進するエッジ・オンプレ顔認証システム
    2. 完全売り切りで1台から導入可能!SDKは無償提供で量産活用可能
    3. パスワード忘れ・鍵紛失の心配なし!ICカード書き換え作業も不要

    イノテック株式会社が提供する「EdgeFACE」は、産業用エッジPCを活用した顔認証システムです。クラウドや外部サーバーを介さず端末側で認証処理を行えるため、工場やオフィスなどの入退場管理に活用できます。ICカードやパスワードを使わない顔認証に対応しており、既存の入退場管理環境と組み合わせて利用したい場合の選択肢となります。

    AUTH thru (株式会社ロココ)

    《AUTH thru》のPOINT
    1. 顔認証で手ぶら解錠、ICカード・暗証番号不要。
    2. 認証ログを自動記録し、管理画面から確認可能。
    3. 拠点・扉ごとに細かく入退場制限を設定可能。

    顔認証付きカードリーダー (パナソニック コネクト株式会社)

    《顔認証付きカードリーダー》のPOINT
    1. マスク・メガネ・車いすでも認証可能な高精度顔認証技術。
    2. 7インチ大画面、UD筐体で幅広い利用者に配慮
    3. マイナカード対応済み、オンライン資格確認義務化に対応

    まとめ

    フラッパーゲートは、認証結果に応じて扉を開閉し、許可された人だけを通すセキュリティゲートです。フラッパー式やサークル型など形状によって通行速度と防御の強さが異なり、設置場所の通行量と求める安全性に合わせて選ぶことが重要です。価格は方式やレーン数、認証方式で変わるため、設置工事費や保守費まで含めた総額で比較しましょう。顔認証と連携させればハンズフリー通行やなりすまし対策も強化できます。複数社の資料を取り寄せ、自社の環境に合う一台を見極めてください。

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    09月14日(月)更新
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