IT-Manager BMとは
社内のIT投資の予算や実績をシステム内で一元管理し、費用対効果の分析や、予算策定の精度の向上を目的としたシステムです。ITにかかわるコストとは、ライセンス費用やサーバーの維持費、外注費用、社内の人件費など多岐にわたり、これらすべての情報をExcelデータなどで管理するのは手間がかかってしまいます。Excelに情報こそ入力していても、その情報を活用・分析することは非常に難しく、実際にトータルでどの程度の費用がかかり、どの程度の効果があったのかをExcelだけで判断するのは非常に困難です。IT-Manager BMでは、そういったIT投資のすべての費用対効果の状況を分析し、改善して継続していくのか、廃止していくのかなどの判断の支援を受けられます。
IT-Manager BMでできること
【正確な費用対効果を分析し投資の継続判断をサポートする案件管理機能】
IT投資のプロジェクトを、予算の策定から完了まですべてシステム内で管理できる案件管理機能を持ちます。定期的に投資に係る人件費や委託費用、減価償却費などのコストと併せ、投資によって得られる売上拡大の効果や、業務の効率化による人件費の削減効果の予測値を入力し、案件を継続するべきかどうかの判断のサポートをしてくれます。また、実績値を定期的に入力していくことで、当初の計画に対してどの程度の費用対効果が出ているかの実態を把握できます。
【会社全体のIT投資の状況が一目でわかるダッシュボード】
会社全体として、IT投資にどの程度費用が掛かっているか、計画に対しどの程度進捗しているか、原価償却費率はどのように推移しているか、費用対効果が計画を割っている案件はあるかなど、各種情報をダッシュボードの1画面で確認可能です。各種情報はグラフなどで視覚的に確認できるため、状況を一目で把握できます。
【予定通り進行していないプロジェクトの影響の試算ができるマネジメント機能】
IT投資のプロジェクトがイレギュラーな事態により予定通り進まなかった場合、人件費や外注コストなどの変動を分析することで、予算に対しどの程度の影響が起きるかを早期に発見できます。そのプロジェクト自体を追加予算で継続するのか・中止するのかなどの判断をする材料として使用できます。
【過去の情報を蓄積し失敗しないIT投資をサポート】
過去の案件の予算や実際の費用対効果などを分析し、現在の案件において活用することが可能です。過去の傾向から、失敗しない予算策定・IT投資をサポートします。
IT-Manager BMで解決できる課題
【多すぎるIT設備を適切に運用する】
企業規模が大きくなったり、複数の拠点を持つようになると、必然的にIT投資の必要性が上がってきます。IT投資にかかるコストはあまりに多岐にわたるため、数が多くなればなるほど現状把握が困難となります。IT-Manager BMで個別に案件を登録することで、全体としてどの程度コストがかかっているか、それに対する効果はどうかなどの情報は簡単に一元管理できるようになり、改善すべき部分や、廃止すべき部分を適切に判断していくことが可能です。