【比較表】おすすめのフローチャート作成ツール一覧
フローチャート作成ツールは、機能や用途によって適した製品が大きく異なります。以下の比較表では、各ツールの特徴や無料プランの有無、おすすめの企業を一覧でまとめているので、自社に合った製品選びの参考にしてください。
| 製品名 | 特徴 | 無料プラン | おすすめの企業 |
|---|---|---|---|
| Confluence | ナレッジ共有・ドキュメント管理に強く、ホワイトボードでフローチャート作成も可能 | あり | 社内ナレッジを一元管理したい企業・チームコラボを重視する企業 |
| キントーン | ノーコードで業務アプリを作成でき、業務フローの可視化やデータ管理が可能 | なし(無料トライアル30日間) | 業務効率化や自社専用システムを構築したい企業 |
| Lucidchart | 高機能な作図ツールで複雑なフローチャートにも対応。テンプレートが豊富 | あり | 本格的なフローチャートや業務図を作成したい企業 |
| Ranabase | 業務改善に特化し、フロー可視化から課題分析・改善まで支援 | あり | 業務プロセスの見直しや改善を進めたい企業 |
| Canva | デザイン性が高く初心者でも扱いやすいフローチャート作成ツール | あり | 見栄えのよい資料や図を簡単に作成したい企業 |
| EdrawMax | 多様な図に対応した高機能作図ツール。各種形式でエクスポート可能 | あり | 専門的な図面や資料を作成する必要がある企業 |
| GitMind | AIによる自動生成機能を搭載し、マインドマップやフローチャート作成に対応 | あり | 手軽にフローチャートを作成したい企業・個人 |
| FigJam | 図形やコネクター、テンプレートを使ってフローを作成でき、リアルタイム共同編集にも対応 | あり | チームで意見を出しあいながらフローやアイデアを整理したい企業 |
| Sketchboard | 手書き感覚で図を作成でき、フローチャートやシステム構成図の共同編集に対応 | あり | エンジニアや企画担当者が複雑なプロセスを共同で整理したい企業 |
| Strap | シンプルな操作性が特徴の国産オンラインホワイトボード。業務フローやプロセスの整理に活用可能 | なし(無料トライアル2週間) | 日本語サポートを受けながらチームで業務フローを整理したい企業 |
| Miro | オンラインホワイトボードで共同編集がしやすく、テンプレートも豊富 | あり | チームでアイデア出しやフロー整理を行いたい企業 |
| Cacoo | シンプルで直感的に使えるオンライン作図ツール。共同編集に強み | あり | 複数人でフローチャートを作成・共有したい企業 |
フローチャート作成に特化した製品のほか、オンラインホワイトボードやナレッジ共有、業務改善に強みをもつ製品もあります。無料プランでは作成できる図やボードの数、共同編集者数、エクスポート形式などが制限される場合があるため、利用目的や運用人数を踏まえて比較しましょう。
フローチャート作成ツールとは
フローチャート作成ツールとは、業務や情報の流れをわかりやすく示すフローチャートを効率よく作成するためのツールです。矢印や長方形などの図形を用いて、複雑になりがちなアルゴリズムやプロセスをわかりやすく視覚化。迅速かつ正確に情報を共有するため、企業で多く活用されています。
フローチャート作成ツールの機能
フローチャート作成ツールには、図の作成を効率化したり、チームでの共有や修正を円滑にしたりする機能が備わっています。主な機能は以下のとおりです。
- ■エディター機能
- 長方形やひし形、矢印などの図形を配置し、フローチャートを作成する機能です。ドラッグ&ドロップで図形を追加したり、線の接続や色、文字の大きさを調整したりできます。
- ■共同編集機能
- 複数のユーザーが同じフローチャートを同時に閲覧・編集する機能です。離れた拠点や部署間でも、リアルタイムで内容を確認しながら作業を進められます。
- ■テンプレート機能
- 業務フローや組織図、システム構成図など、用途別に用意されたひな型を利用できる機能です。図形を一から配置する手間を減らし、短時間で作成できます。
- ■コメント機能
- 図形やフローチャート上の任意の箇所に、意見や修正依頼を記載する機能です。メールやチャットで別途やり取りする必要がなく、確認事項を図上に集約できます。
- ■インポート・エクスポート機能
- ほかのツールで作成したデータを取り込んだり、完成したフローチャートをPDFや画像、各種ファイル形式で出力したりする機能です。社内資料への掲載や外部共有にも活用できます。
- ■変更履歴機能
- フローチャートの編集日時や変更内容、編集者を記録する機能です。過去の状態を確認したり、誤って変更した場合に以前のバージョンへ戻したりできます。
- ■AI機能
- 入力した文章や指示をもとに、フローチャートを自動生成する機能です。図のレイアウト調整や内容の整理、改善案の提案などに対応するツールもあります。
搭載されている機能や対応するファイル形式、同時編集できる人数、AIによる自動生成の精度などは、ツールによって異なります。導入前には機能の有無だけでなく、自社の用途に必要な性能や操作性も確認しましょう。
フローチャート作成ツールをお探しの方へ
フローチャート作成ツールには、作図に特化した製品や、共同編集に強いオンラインホワイトボード、業務改善を支援する製品などがあります。利用目的や必要な機能によって適した製品が異なるため、選び方を確認したうえで比較することが大切です。すぐに製品を確認したい方は、以下のリンクから各ツールの特徴をご覧ください。
フローチャート作成ツールを導入するメリット
フローチャート作成ツールの導入によって得られるメリットを3つ紹介します。
見やすいフローチャートを効率よく作成できる
専用ツールにはテンプレートが多く含まれており、見た目の整った図を容易に作成できます。調整や変更にも手間がかからず、慣れない人でもスムーズに作業を進められるでしょう。
社内外で共同編集・情報共有しやすい
クラウド型のフローチャート作成ツールでは、複数のユーザーが同じ図を閲覧・編集できます。コメント機能を使って修正箇所を伝えたり、作成中のフローをもとに意見交換したりできるため、メールでファイルを送受信する手間を減らせます。
常に最新のデータを共有できるため、古いファイルをもとに作業してしまうリスクや、修正内容が反映されないといった行き違いの防止にも役立ちます。
フローチャート以外の図にも対応できる
フローチャート作成ツールでは、以下のような図の作成にも対応できます。
- ●ネットワーク図
- ●シーケンス図
- ●組織図
作成方法はとても簡単です。該当するテンプレートを選び、内容を埋めていくだけで完成します。さまざまなシーンで、誰が見てもわかりやすい図を準備しやすいでしょう。
フローチャート作成ツールの選び方
フローチャート作成ツールを選ぶ際は、作図機能だけでなく、共同編集のしやすさや外部ツールとの連携、料金プランも確認することが大切です。ここでは、比較すべきポイントを4つ紹介します。
テンプレートの種類は豊富か
フローチャート作成ツールに搭載されているテンプレートには、さまざまな種類があります。JIS規格やBPMN形式など、自社で用いている作図方式に対応しているかを事前に調べておくとよいでしょう。
またアルゴリズム・IT監査・マニュアルなど、利用目的に応じた種類も多彩です。目的のテンプレート以外にも、種類が多ければ多いほど活用シーンは広がります。
作成・共有はしやすいか
フローチャート作成は、複数人で情報共有すると効率よく進められます。同時に作業できる共同編集機能があれば、作成・共有はさらに容易になります。コメント機能やビデオ・チャット機能があれば、別のツールを立ち上げる手間も省けるでしょう。
作成・共有機能は多くのツールに搭載されていますが、扱いやすさはそれぞれで異なります。扱いにくい製品を選ぶと、複数人での確認を後回しにした結果、変更作業が二度手間になる恐れもあるでしょう。機能が搭載されているかの確認はもちろん、使いやすいかどうかも忘れずにチェックしてみてください。
なお、オンライン上で扱えるツールであれば、情報共有しやすいだけではなく、会社以外の場所でも作業ができるようになります。リモートワークにも対応しやすいでしょう。
外部ツールと連携できるか
フローチャート作成ツールには、そのほかのツールと連携する機能を備えたものもあります。自社のワークフローやプロジェクト管理ツールと連携すれば、さらに作業効率を高められるでしょう。
ただし、連携してデータの取り込みができるツールの多くは有料です。
- ●そもそもデータを連携する必要はあるのか
- ●どのようなツールと連携し、具体的に何を行えるのか
- ●有料ツールを導入するだけのメリットはあるのか
これらのポイントを確認したうえで、製品を選びましょう。
無料プランの利用範囲は十分か
無料プランを提供するフローチャート作成ツールもありますが、作成できるボード数やファイル数、共同編集者数、保存容量などに制限が設けられている場合があります。また、PDFやSVGなどへのエクスポート、変更履歴、高度なテンプレート、管理者向け機能は有料プランに限定されることもあります。
個人や少人数で試す場合は無料プランでも十分なことがありますが、全社利用や社外との共同作業を想定する場合は、必要な機能を利用できるプランと料金を確認しましょう。無料トライアルがある製品は、操作性や共同編集のしやすさを実際に試してから導入を判断するのがおすすめです。
フローチャートの作成だけでなく、タスク管理やファイル共有、コミュニケーションなど、チームの共同作業全体を効率化したい場合は、コラボレーションツールもあわせて比較しましょう。
フローチャート作成ツールを選ぶ際は、作図のしやすさに加えて、チームでの共有や共同編集、コメントによるレビューのしやすさも重要です。図の作成だけでなく、メンバー間の情報共有や共同作業まで効率化したい場合は、関連するコラボレーションツールもあわせて比較してみましょう。
ITトレンドでは、過去にコラボレーションツールを資料請求した方の課題や要望をもとに、簡単な質問に答えるだけで自社に適したサービスの候補を絞り込める無料診断を用意しています。
フローチャートの共同編集や共有に活用できる製品を探す際にも、ぜひ参考にしてください。
おすすめのフローチャート作成ツールを比較
ここからは、おすすめのフローチャート作成ツールを紹介します。作図に特化したツールから、チームでの共同編集や業務改善に強みをもつツールまで、特徴や無料プラン・無料トライアルの有無を比較してみましょう。
Confluence
- チームのナレッジを1か所に統合し、あらゆるチームをつなぐ
- お気に入りのツールを統合し、シームレスに仕事を進める
- AIによって、Confluenceでの作業をより効率的・生産的に
「Confluence」は、アトラシアン株式会社が提供するクラウド型のナレッジ共有・コラボレーションプラットフォームです。文書やブログ、ホワイトボード機能を通じて、チーム内の情報を一元管理し、リアルタイムでの共同編集や共有が行えます。ホワイトボードでは図形や付箋を使った視覚的な整理が可能で、業務フローやプロセスをフローチャートとして表現できます。無料プランも提供。
キントーン
- タスクの進捗状況などを可視化できる
- データに紐づけてコミュニケーションがとれる
- チームやプロジェクトごとに情報を整理して集約
「キントーン」は、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型の業務アプリ作成プラットフォームです。プログラミングの知識がなくても、受発注管理や案件管理など自社業務に合わせたアプリを作成でき、データの蓄積やチーム内コミュニケーションを一つの環境で行えます。プロセス管理機能やプラグインを活用することで、業務の流れをフローチャート形式で可視化できます。
Lucidchart (Lucid Software Inc.)
- 説明から図を自動生成し、作図時間を短縮。
- リアルタイム共同編集でチーム作業可能。
- 100超の外部サービスとシームレスに連携。
Ranabase (株式会社ユニリタ)
- 業務フローを漏れなく統一的に可視化し、共通言語で理解可能に。
- 業務から改善サイクルまで一連管理、継続的改善を促進。
- 業務改善/BPM機能が一つに。
Canva (キャンバ・ジャパン株式会社)
- 豊富なテンプレートとデザインを簡単に活用。
- チームのタスク・情報共有で連携を強化するツール
- 初心者でもプロ級のデザインを簡単に作成
EdrawMax (株式会社ワンダーシェアーソフトウェア)
- 豊富なテンプレートと図形を提供
- クラウド対応で場所を問わず図面をリアルタイムに共有・編集。
- 複数のファイル形式にエクスポート可能
GitMind (Apowersoft Limited)
- AI要約で情報を素早く整理。
- 動画・音声・PDFなど多彩な形式に対応
- 初心者でも直感的に操作でき、簡単に使えます。
FigJam (Figma Japan株式会社)
- 300超のテンプレートで即プロジェクト開始
- AI機能で付箋のソート・要約を自動化
- 招待者はログインなしで24時間無料投稿可能
Sketchboard (Sketchboard)
- 豊富なテンプレートで素早く形に
- リアルタイム共同編集で認識の一致
- 多様な図形とアイコンで表現力豊かに描画
Strap (株式会社グッドパッチ)
- 無限の広さのボードでコラボレーションが可能
- 考えながら、そのまま形に。誰でも簡単に高クオリティな図解作成
- 組織で安心して利用できる。適切な範囲や権限でボードを管理
Miro
Miro社が提供している「Miro」は、無料で利用を開始できるフローチャート作成ツールです。フリープランでも、5,000以上のテンプレートを使用できます。100以上のアプリや Zoom・Slack・Google Drive・Sketchなどとの連携も可能です。オンライン上でフローチャートを作成するため、チーム内外との情報共有もしやすいでしょう。ボードを使用して情報を一元管理するため、作業の効率化にもつながります。スイムレーン図テンプレートやUML図テンプレートもあり、多用途での活用を望む方にもおすすめです。
Cacoo
株式会社ヌーラボが提供しているオンライン作図ツール「Cacoo」は、世界中で300万人が利用しており、誰でも操作しやすいシンプルさが魅力です。作成中のデータはすべてオンライン上で簡単に共有でき、一元管理も可能。テンプレートの種類も豊富で、フローチャート以外にワイヤーフレーム・AWS構成図・組織図にも対応しています。また、ビデオ通話やコメント機能、外部サービス連携などの機能も利用できます。料金は一人あたり月額660円からで30日間の無料トライアルも提供されています。
ITトレンドでは、共同編集や情報共有を支援するコラボレーションツールを多数比較・掲載しています。たった1回の入力(約60秒)で複数製品の資料をまとめて請求できるため、各社へ個別に問い合わせる必要はありません。フローチャートの共有やレビューを含め、チームでの作業を効率化したい方は、関連する製品の機能や特徴を比較してみてください。
フローチャート作成ツールに関するFAQ
フローチャート作成ツールの導入を検討する際によくある疑問について回答します。
フローチャート作成ツールは無料で利用できますか?
無料プランを提供しているツールもあります。基本的な図形の配置やフローチャート作成、共有などを無料で試せますが、編集可能なボード数や共同編集者数、保存容量、エクスポート形式などに制限が設けられている場合があります。業務で継続的に利用する場合は、有料プランとの機能差も確認しましょう。
ExcelやPowerPointでもフローチャートを作成できますか?
ExcelやPowerPointでも、図形や矢印を組みあわせてフローチャートを作成できます。ただし、図形の追加や位置調整、線の接続、レイアウト変更に手間がかかる場合があります。頻繁にフローを更新する場合や、複数人で共同編集する場合は、専用ツールのほうが効率的です。
フローチャート作成ツールとオンラインホワイトボードの違いは何ですか?
フローチャート作成ツールは、図形やコネクターを使った業務フロー、システム構成図などの作成を主な目的としています。一方、オンラインホワイトボードは、付箋や手書き、投票、タイマーなどを使ったアイデア出しや会議にも活用できます。ただし、両方の機能を備えた製品も多く、明確に区別できない場合があります。
AI機能では何ができますか?
AI機能を搭載したツールでは、入力した文章や指示をもとに、フローチャートやマインドマップを自動生成できます。作成した図の内容を整理したり、レイアウトを調整したり、改善案を提示したりする製品もあります。対応言語や生成精度、利用回数は製品や料金プランによって異なります。
フローチャート作成ツールはスマートフォンでも使えますか?
スマートフォンやタブレットから閲覧・編集できる製品もあります。ただし、画面が小さい端末では、複雑なフローチャートの作成や細かなレイアウト調整がしにくい場合があります。外出先では確認やコメントを行い、本格的な編集はパソコンで行うなど、用途に応じて使い分けるとよいでしょう。
まとめ
フローチャート作成ツールを活用すれば、業務やシステム、情報の流れを視覚化し、複雑なプロセスをわかりやすく整理できます。テンプレートや自動レイアウトを利用して作図時間を短縮できるほか、共同編集やコメント機能によって、チーム内外での確認や修正も進めやすくなります。
製品を選ぶ際は、テンプレートの種類、作図や共同編集のしやすさ、外部ツールとの連携、無料プランの利用範囲などを比較しましょう。自社で作成したい図や利用人数、共有方法を整理したうえで、複数の製品を比較し、業務に適したツールを選んでください。



