デジタルサイネージとは
デジタルサイネージとは、ディスプレイやスクリーンなどの電子機器を使用して、情報や広告を表示するシステムのことです。一般的には、液晶ディスプレイ・LEDパネル・プロジェクターなどを用い、広告や案内、空間演出などに活用されます。
デジタルサイネージの種類
デジタルサイネージは、スタンドアロン型とネットワーク型の2つに大別されます。それぞれの特徴は以下のとおりです。
- ■スタンドアロン型
- USBメモリー・SDカードなどの記録媒体をディスプレイ本体に差し込んでコンテンツを表示します。ネットワークを介さないため、通信環境に左右されず運用できる点が長所です。比較的誰にでも扱いやすい反面、コンテンツを更新する際には手動で差し替えが必要となる点は短所といえます。
- ■ネットワーク型
- インターネットを通じてサーバ上にコンテンツをアップロードして表示します。遠隔地で複数のデジタルサイネージを一元管理でき、コンテンツの更新が容易な点が長所です。スタンドアロン型に比べて導入・運用コストが割高な点が短所といえます。
デジタルサイネージのメリット
続いて、デジタルサイネージのメリットを解説します。
ターゲットに応じて柔軟に情報発信できる
従来の紙の広告や看板とは異なり、時間帯に応じてディスプレイに表示する広告を変えられます。また、場所やターゲット層にあわせたコンテンツの出し分けもしやすく、より効果的なマーケティングが可能です。
視覚的インパクトで注目を集めやすい
動画やアニメーションを活用した動的なコンテンツは、静止したポスターよりも人目を引きやすく、メッセージを効果的に伝えられます。また、明るいディスプレイは暗い場所でも視認性が高いのもメリットです。
多拠点配信や差し替えの手間を効率化できる
クラウド型のデジタルサイネージであれば、インターネットを通じてコンテンツをすぐに更新できます。複数の店舗やオフィスへ同じコンテンツを一斉に配信するのも容易です。また、紙の広告や看板と比べ、印刷や配布の手間・コストが省けます。
デジタルサイネージソフトの導入を検討している方は以下の記事でおすすめ製品を紹介しています。ぜひご覧ください。
デジタルサイネージの主な活用シーン
デジタルサイネージの活用例を以下にまとめました。
- ■商業施設
- 商品プロモーションやキャンペーンの表示、店舗案内
- ■交通機関
- 運行情報や駅の構内案内、広告表示
- ■オフィス
- 社内告知やスケジュール表示、営業成果の共有
- ■イベント会場
- 会場案内や空間演出、広告表示
- ■宿泊施設
- サービス・設備案内、多言語表示対応
- ■飲食店
- メニュー表示、キャンペーン案内
デジタルサイネージの導入手順
デジタルサイネージの導入手順は次のとおりです。
- ■目的を設定
- デジタルサイネージを導入して、どのような目的を果たしたいのかを設定しないといけません。導入の全体的な流れに加え、表示する内容もこの段階で決めた方がよいでしょう。
- ■機器の選択
- デジタルサイネージで使用するディスプレイは、機器によって機能やサイズが異なります。ターゲットや設置場所に最適な機器を選定しましょう。デジタルサイネージの種類によっては、ネットワーク環境の整備に向けて動きます。
- ■コンテンツ制作
- ディスプレイに表示予定のコンテンツを制作しないといけません。例えば、宣伝商品が化粧品なら女性好みの内容にすべきです。ターゲットの興味を惹けるようなコンテンツを作成しましょう。
- ■運用
- 最後に、デジタルサイネージを設置場所に導入します。導入して終わりではなく、目的を果たすための運用を継続的に行わないといけません。
まとめ
デジタルサイネージは、従来の広告や看板に比べてタイムリーかつインパクトのある訴求が可能です。昨今では、AIカメラやセンサーとの連携も行われるようになっており、活用の場がますます広がっています。
デジタルサイネージの特徴やメリットを知り、ぜひ導入を検討してみてください。