Web面接システムは無料で使える?
近年では直接面接を行うのではなく、オンライン上でコミュニケーションを取るWeb面接が普及しています。
Web面接と聞くと特殊なシステムや知識が必要になるイメージがあるためハードルが高いと感じやすいです。しかし、Web面接を行うシステムに無料で利用できるものがあり、利用しやすくなっています。
このような無料のWeb面接システムは面接を効率化し、求職者も応募しやすくなるため人気が高いです。自社の採用活動を改善するときはWeb面接システムを有効活用すると良いでしょう。また、無料のシステムには注意点もあるため、特徴をよく把握しなければなりません。
ここからは、無料で使えるWeb面接システムについて説明していきます。
機能が限られるが無料で使える
無料で利用できるWeb面接システムは有料のシステムと比較すると機能に制限があります。ですが、Web面接に特化したシステムであれば無料版でも機能が充実しているものもあり有効です。
通話アプリなどを活用することでWeb面接を行うこともできます。しかし、無料で利用できるものの録画機能やスケジュール機能などがないものが大半です。
無料で使えるWeb面接システム
先程の説明のように、Web面接システムの中には無料で使えるものもあります。では、具体的にどのようなシステムがあるのでしょうか。ここからは無料で使えるWeb面接システムを紹介していきます。
《どこでもSHOWBY》のPOINT
- 【簡単接続】ワンタイムIDやエントランスから指定するだけでOK
- 【プラス機能でカスタマイズ】各種機能を使いたいときにプラス1
- 【初期費用も月額費用も無し!】
どこでもSHOWBYは株式会社かんざしが提供するクラウド型Web商談ツールです。アプリケーションの【事前インストールが不要】で、対応デバイスや用途が広く、
【商談】の他に学習塾の【質問対応】や【オンライン診療】、不動産の【IT重説】や【コンサル】、
【社内の内線連絡】など様々な活用ができます。
価格 |
無料(有料プランあり) |
無料トライアル |
〇(90日間) |
アカウント登録 |
不要 |
アプリインストール |
不要 |
主な機能 |
チャット、名刺交換、ノート、アンケート、ログ機能 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
appear.in
「appear.in」はTelenor社が提供している高品質なコミュニケーションを取ることができる無料のWeb面接システムです。全ての規模に対応し、システムは海外企業が提供しています。そのため製品サイトは全て英語表記となり注意が必要です。
- ■画質と音質が非常に良い
- ■画面共有、チャット機能など機能が充実している
- ■応募者側はアカウントを作る必要がない
- ■発行されたURLにアクセスするだけで簡単に参加可能
Skype
「Skype」はマイクロソフト社が提供している認知度が高く、使いやすいことで有名なWeb面接システムです。全ての規模に対応しており、ITに詳しくない人でも使ったことがある人も多いため、応募者にも案内しやすいでしょう。
- ■スマートフォンやタブレットでも面接可能
- ■テキストによるチャット機能あり
- ■複数人での接続が可能
- ■企業側、応募者両方のアカウントが必要
Googleハングアウト
「Googleハングアウト」はGoogle社が提供しているGoogleアカウントで利用できるWeb面接システムです。全ての規模に対応しており、今ではGmailを使っている人も多いため、応募者に案内しやすくスムーズにWeb面接を行えます。
- ■スマートフォンやタブレットでも面接可能
- ■画面共有、チャット機能など機能あり
- ■複数人での接続が可能
- ■企業側、応募者両方のアカウントが必要
BioGraph
「BioGraph」は株式会社マージナルが提供している無料のWeb面接システムです。全ての規模に対応しており、機能制限はあるものの、Web面接に特化しているため無料版でも充実したWeb面接を行うことができます。
- ■画質、音質、機能のバランスが良い
- ■オンライン面接のスケジュール管理機能つき
- ■アカウントは企業側だけが必要
- ■発行されたURLにアクセスするだけで簡単に参加可能
無料で使えるWeb面接システムのデメリット
ここまで紹介してきたように、無料で利用できるWeb面接システムはいくつかあります。このようなシステムを活用することで、コストを抑えて選考を効率化することが可能です。
しかし、無料で利用できる代わりに、デメリットや注意点が存在します。では、Web面接システムにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
ここからは、無料で利用できるWeb面接システムのデメリットや注意点を説明していきます。
セキュリティ面の不安がある
無料のWeb面接システムではセキュリティ対策を行えるリソースがないため、安全面に不安があります。セキュリティレベルが低いWeb面接システムを使うと、面接の内容を盗聴される可能性も否めません。
Web面接では音声・映像データのやりとりになるため、通信を暗号化することが重要です。暗号化することで盗聴されても内容が分からないように対策できるでしょう。
また、セキュリティレベルが低いと自社のアカウント情報が漏れる可能性もゼロではありません。このようにWeb面接では個人情報を扱うため情報漏えい対策は必須です。セキュリティ面に不安があるようであれば、堅牢な有料のシステムを使うと良いでしょう。
通信障害の可能性
無料で利用できるWeb面接システムでは通信回線が不安定な場合があります。先程のセキュリティ面と同様に、安定した通信を行うためのリソースがないため通信障害が発生しやすいです。
Web面接ではコミュニケーションを円滑に行わないと適切な選考ができません。通信が不安定であったり通信障害が発生すると、ストレスを感じるだけでなく選考に支障が出てしまいます。
有料のWeb面接システムであれば、通信データの容量を軽くすることで安定した通信の実現が可能です。
Web面接システムの導入で利便性を高めましょう
いかがでしたでしょうか。今回は無料のWeb面接システムについて紹介していきました。
無料でWeb面接を行うことができれば、自社の採用活動に大きく貢献します。無料のWeb面接システムにはデメリットがあることも忘れてはなりません。ストレスなくWeb面接を行いたいのであれば、有料のシステムがおすすめです。
自社に合ったWeb面接システムを導入し、採用活動の利便性を高めましょう。