AkamaiEAAとは
AkamaiEAAは、許可されたデバイスだけが社内のアプリケーションにアクセスできるような環境を構築するリモートアクセスサービスです。一般的にリモートアクセスソリューションとしてはVPNが利用されますが、これに比べて導入のハードルが低く、利便性が高いのが特徴です。インターネットに接続しさえすれば利用可能なため、契約社員など流動的な人材が多い環境でも柔軟に利用できます。
AkamaiEAAの強み
【既存VPNと併用可能】
すでにVPNを導入していて、その運用やコストに課題を感じている企業も多いでしょう。そのようなケースでもAkamaiEAAは導入可能です。VPNと併用できるため、ユーザーの急増などに伴って新たにリモートアクセス環境を整えなければならない際、必要な分だけAkamaiEAAで補うことができます。既存の環境に依存しない分、柔軟な環境構築が可能です。
【スピーディな導入】
上述したように、AkamaiEAAは既存の環境の影響を受けません。ネットワークやシステムを構築する必要のないサービスです。ポータルからの簡単な設定で運用可能で、わずか数分で利用を始められます。
【柔軟な権限設定】
アプリケーションへのアクセスを柔軟にコントロールできます。VPNよりも細かな設定が可能で、正社員・派遣社員・アルバイトなど利用者に合わせて効果的な管理を実現できます。
【テレワークの円滑化】
テレワークでセキュアな環境を整えようとすると利便性が損なわれることがありますが、AkamaiEAAなら心配は不要です。社内でアプリケーションを操作するのと変わらない操作性を実現します。ログインも、AkamaiEAAポータルへ一度ログインすれば良いため、何度もログインする手間はかかりません。
AkamaiEAAでできること
【シングルサインオン】
今やITツールはあらゆるビジネスに不可欠のものであり、社内で複数のアプリケーションが使われるようになりました。しかし、それぞれ個別にログインしなければならないのは社員にとって大きな負担です。パスワードの管理だけでも大変で、その負担がパスワード漏洩などのセキュリティ問題につながることもあります。しかし、AkamaiEAAなら心配は要りません。シングルサインオン機能を備えており、一度のログインでオンプレミス、クラウド問わず複数のアプリケーションへ同時にアクセスできます。
【多要素認証】
一度のログインで済むのが手軽といっても、それでセキュリティ性が損なわれたのではいけません。そこで、AkamaiEAAは多要素認証に対応。ワンタイムパスワードやSMSなどを利用した複数の要素を用いることにより、正規のユーザーを識別します。
【統合ID基盤との認証連携】
LDAPやActive Directoryなど、ユーザーを管理する仕組みをすでに導入している場合、AkamaiEAAと既存の認証データベースを連携可能です。今までの構成を変更することなく新しいアクセスコントロール環境を構築できます。