クラウドデスクトップとは
専用URLからログインするだけでリモートアクセスを実行するシステムです。ブラウザベースで実行され、使用中はローカルのPC環境から完全に分離した環境で接続先PCを操作できます。「ブラウザがしっかり動く程度」のスペックさえあれば問題なくサクサク動作するため、個人のPC環境にほとんど左右されない快適なテレワークを簡単に実現することが可能です。
クラウドデスクトップの強み
【ブラウザベースでインストールの必要ナシ】
完全ブラウザベースのシステムで、ソフトのインストールや、事前の設定などが一切不要です。専用のURLからログインするだけで、リモートアクセスがスタートします。
【従業員の稼働状況が管理できる】
管理者権限を設定することで、従業員全員の状況をチェックすることが可能です。テレワークにおいて管理が難しい、勤務状況の「見える化」や、過重労働の抑制などに役に立ちます。
【ローカル環境へのデータのダウンロードを禁止】
クラウドデスクトップを使用したリモートアクセスは、完全にローカルから分離した環境で動作しています。そのため、接続元PCと接続先PCでデータのやりとりをすることはなく、あくまで「通常の勤務と同様に、接続先PCだけを動かしている」状況になっています。通信そのものも暗号化されており、情報漏洩のリスクもありません。
【世界最高レベルの安定サーバ・AWSを採用】
接続用のサーバには、アマゾンが提供する「AWS」を採用しています。AWSは世界最高レベルの安定性を誇るサーバーであり、安定した稼働率を実現しています。
【低スペックPCでハイスペックPCを操作】
クラウドデスクトップは、あくまで「ブラウザを通じて、接続先のPCを接続元PCのモニタで表示させている」環境を作り出しています。そのため、「ブラウザがサクサク動く」程度の低いスペックのPCでも、オフィスのハイスペックなパソコンを全く問題なく快適に動作することができます。
【誰でも簡単な3ステップで利用開始】
運用スタートに必要なのは、申し込み、IDパスワードの発行、ログインのたったの3ステップ。難しい設定やソフトのインストールは必要なく、ただ指定のURLを開きログインして使用開始するだけです。
クラウドデスクトップで解決する課題
【パソコンに詳しくない社員がテレワークに苦戦する】
パソコンに詳しくない社員にテレワークをさせたい場合、VPNの設定や専用のシステムの動作など、若干複雑な操作が必要になりがちです。しかしこのクラウドデスクトップは、指定のURLにアクセスし、ID・パスワードを入力する簡単操作だけでリモートアクセスをスタートできます。さらに、接続後の環境はいつも使っているパソコンと全く同じになります。社員の知識量に関係なく、円滑なテレワークをすることが可能です。
【テレワークにおける情報漏洩のリスクをカット】
クラウドデスクトップはローカルから完全に分離した環境でリモートアクセスを実行するため、ローカル環境にデータが残ることは一切ありません。テレワークにおけるデータの持ち出し、そこから起き得る情報漏洩のリスクを全面的になくすことが可能です。