セキュアリモートアクセス2とは
インターネット経由でユーザー企業様の拠点やソフトバンクが持つデータセンターへ接続できるサービスです。機器はベンダー側で運用されるため、ユーザー企業は機器の運用・構築をする必要がありません。各種設定は、SmartVPN Webから即座に行えます。
セキュアリモートアクセス2の強み
【優れた拡張性・柔軟性】
機器の設置や運用はソフトバンク側のデータセンターで行いながら、まるでユーザー企業様の拠点で運用しているかのような、柔軟性に富んだ構成と設定を行えます。規模を問わず、ユーザー企業様の環境に適した体制を用意できます。
【複数の構成から選択可能】
単一構成・冗長構成・負荷分散構成から選ぶことができます。冗長構成であれば障害が生じた際に予備へ切り替えられます。東京と大阪にある拠点の両方に契約することで利用可能です。負荷分散構成なら、普段からトラフィックを分散することで各サーバへの負担を軽減できます。
【同時接続数の最大値に合わせて機器を選べる】
同時に接続される最大数に合わせて機器を選択することで、最大のアクセスが生じた際にも安定的な運用を実現できます。
【セキュリティ・ネットワーク機器の設置に対応】
他のネットワーク機器やセキュリティ機器を機器の背後へ設置できます。必要に応じて柔軟な環境構築が可能です。
【スプリットトンネル機能に対応】
VPN通信では情報を保護できますが、時にはVPNをオフにしたほうが効果的な場合もあります。スプリットトンネル機能を使えば、一部の通信のみにVPNを適用し、それ以外には適用しないことで、臨機応変な通信を実現します。
セキュアリモートアクセス2でできること
【iPhoneやiPadから接続可能】
iOSやAndroidデバイスにVPNのソフトをインストールし、情報を登録すると、インターネットを介してサーバへアクセスできるようになります。グループウェア連携やイントラネットへのアクセスが可能になり、社内外を問わず社内システムを使ってメールやタスク管理ができます。
さらに、iPhoneとiPadでは以下の付加機能が使えます。
◇VPNオンデマンド
1度のタップによりVPN接続を行う機能です。社内サーバに保存されているコンテンツを、iPadやiPhoneで利用できます。
◇ローミング
ネットワーク接続に変更が生じた際も、VPN接続を維持する機能です。変更のたびにVPNを接続しなおす必要はありません。
【認証サービスとの連携】
一般的なID・パスワードによる認証に加え、パソコン・iPhone・iPad・Androidデバイス内のクライアント証明書を用いた端末認証、マトリクス認証を用いたワンタイムパスワード認証などを利用できます。
【SmartVPN Web上で設定】
さまざまな設定をユーザー自身で行えます。アクセスリストやプールアドレスなど、社内の環境変化に応じて瞬時に設定を変えられます。トラフィックやセッションの状況を確認し、リソース追加を検討するのにも役立ちます。