資料請求リスト
0

シングルサインオン導入前の不安を確認項目に変える|連携対応・認証表示・接続制限・設定維持

シングルサインオン導入前の不安を確認項目に変える|連携対応・認証表示・接続制限・設定維持

シングルサインオンの検討で残りやすい不安は、資料を読むだけでは判断できない項目に集中します。連携対応の速さや認証の表示が示す範囲は、条件を尋ねる質問に言い換えれば比較材料になります。この記事では代表的な4つの論点を取り上げ、確認の進め方と質問の作り方を解説します。

\ 先月は3,000人以上の方が資料請求しました /
目次

    シングルサインオンの不安を質問へ言い換える

    シングルサインオンとは、一度の認証で複数のサービスへログインできるようにする仕組みです。判断に必要な情報を集めるには、不安を具体的な質問へ変換する作業が有効です。

    公開情報と直接確認を仕分ける

    必要な情報は、公開されている資料から読み取れるものと、提供会社へ確認しないと分からないものに分かれます。まず自社の不安を書き出し、どちらに該当するかを仕分けると、確認の手間を抑えられます。

    公開情報から確認できるのは、対応する連携方式、連携実績のあるサービスの一覧、仕様書が公開されている接続手段、認証の取得状況などです。一方、新しいサービスへの対応時期、サポートで対応できる範囲、自社の構成での動作は直接確認が必要です。仕分けた結果を質問リストにまとめ、複数社へ同じ内容で照会しましょう。

    関連記事 シングルサインオンで解決できる課題と導入メリットを解説!

    回答を記録して比較する

    提供会社からの回答は、口頭ではなく文書で受け取ると後から確認できます。対応の可否だけでなく、どの機能で対応するのか、追加費用が発生するのか、設定作業はどちらが行うのかまで記録しておきましょう。

    回答を一覧にまとめると、社内で稟議を進める際の資料としても使えます。回答が得られなかった項目は、その事実も記録に残します。すべての疑問に回答が得られるとは限らないため、判断に必要な項目とあれば望ましい項目を分けて優先順位をつけておくと、比較が滞りません。

    連携対応の速さをどう見るか

    新しく契約したサービスへの連携が間に合わないのではないかという不安は、多くの検討で挙がります。ただし、提供元の所在地と対応の速さを直接結びつけることは適切ではありません。

    対応の速さを左右する要素を確認する

    連携への対応は、採用している方式、連携設定の作成方法、対応済みサービスを追加する体制によって変わります。これらは製品や提供会社の開発体制によって異なり、提供元がどの国かという属性だけで判断できるものではありません。

    確認したいのは、標準的な方式に対応していれば利用者側で設定を作成できるか、対応済みサービスの一覧がどの頻度で更新されるか、一覧にないサービスへの対応を依頼できるかという点です。自社で設定を作成できる仕組みがあれば、一覧への追加を待たずに利用を始められる場合があります。設定の難易度と支援の有無もあわせて確認しましょう。

    要望を伝える経路を確認する

    使いたいサービスが対応していない場合に、要望を伝える窓口が用意されているかも確認項目です。要望の受け付け方法と、検討状況を知る手段があるかを聞いておきましょう。

    あわせて、対応時期についての回答が得られるかも確認します。時期が示されない場合は、その間の運用をどうするかを検討する必要があります。個別のログインを残す、代替のサービスを検討するといった選択肢を整理しておくと、判断が滞りません。日本語でのサポートや資料の提供状況も、別途確認しておくとよいでしょう。

    関連記事 シングルサインオンの選び方とは?4つのステップで簡単理解!

    認証の表示と実際の管理範囲

    資料に情報セキュリティ関連の認証が記載されている場合、その表示が何を示すのかを確認しておくと判断を誤りにくくなります。

    認証が対象とする範囲を確認する

    情報セキュリティマネジメントに関する認証は、組織の管理体制について第三者が審査したことを示すものです。提供会社が取得している場合、その会社の運営体制が一定の基準を満たしていることを示しますが、サービスの機能を直接示すものではありません。

    確認したいのは、認証の対象が提供会社なのか特定のサービスなのか、取得時期と有効期限はいつか、審査の範囲に自社が利用する部分が含まれるかという点です。あわせて、データを保管する場所や、外部の事業者へ委託している範囲についても確認しておきましょう。自社の規程で保管場所に条件がある場合は、選定条件に加えてください。

    自社の要件と照らして確認する

    認証の有無だけでなく、自社が求める管理項目に対応できるかを確認することが大切です。監査で示される要求事項がある場合は、その項目を一覧にして提示すると回答を得やすくなります。

    例えば、アクセス権限の一覧を出力できるか、承認の手順を組み込めるか、ログを一定期間保存できるかといった項目が該当します。サービスの機能だけで要件が完結することは少なく、社内の運用ルールと組み合わせて満たす形が一般的です。どの項目を機能で対応し、どの項目を運用で補うかを整理しておきましょう。

    ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料を取り寄せて機能や特徴をさまざまな製品で比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でシングルサインオンの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。

    シングルサインオン(SSO) の製品を調べて比較 /
    製品をまとめて資料請求! 資料請求フォームはこちら

    接続手段の制限を事前に確認する

    自社の仕組みや他のシステムと組み合わせたい場合、接続手段の仕様が導入の可否を左右します。

    操作できる範囲と実行回数の上限

    APIとは、外部のプログラムからシステムを操作したり情報を取得したりするための接続手段です。提供されていても、操作できる範囲が参照に限られる場合や、一部の項目にしか対応していない場合があります。まず仕様書が公開されているかを確認しましょう。

    あわせて確認したいのが、一定時間あたりの実行回数の上限です。多数の利用者情報を一括で更新する処理を想定している場合、上限に達する可能性があります。自社で行いたい処理の内容と件数、頻度を伝え、上限に収まるかを確認してください。超過した場合の動作や、時間をおいて再実行する仕組みを組み込めるかもあわせて聞いておきましょう。

    仕様変更への対応方針

    接続手段の仕様は、サービスの更新にともなって変わる場合があります。自社で作成した仕組みや、連携先との設定が動作しなくなる可能性があるため、変更の予告がどのように行われるかを確認しておきましょう。

    確認したいのは、旧仕様がいつまで利用できるか、変更の告知はどの手段で行われるか、動作確認に使える環境が提供されているかという点です。告知の受け取り先を個人ではなく部門の窓口に設定し、複数人が確認できる状態にしておくと、対応の漏れを防げます。開発を担当する部門や委託先があれば、確認の段階から同席してもらいましょう。

    関連記事 シングルサインオンにおける3つの機能とは?わかりやすく解説!

    独自のログイン条件と更新時の扱い

    自社の方針にあわせて認証の条件を設定した場合、その内容が更新後も維持されるかは重要な確認項目です。

    更新時に設定がどう扱われるかを確認する

    サービスの更新によって、設定項目の構成が変わる場合があります。項目が統合されたり、新しい既定値が適用されたりすると、以前の設定が意図どおりに引き継がれない可能性があります。原因は提供側の仕様変更だけでなく、自社の設定が標準的でない方法で組まれている場合にも生じます。

    確認したいのは、更新前に設定内容を出力して保存できるか、更新後に元の状態へ戻せるか、変更点の一覧が事前に案内されるかという点です。あわせて、検証用の環境で先に確認できるかも聞いておきましょう。更新の適用時期を自社で選べる場合は、業務への影響が小さい時期に実施する計画を立てられます。

    設定の作り込みを整理する

    条件を細かく設定するほど、更新時に確認すべき項目も増えます。標準の機能で対応できる部分は標準のまま使い、独自の条件は必要な範囲にとどめると、維持の負担を抑えられます。

    導入時に、どの設定がなぜ必要なのかを記録として残しておくと、更新後の確認がしやすくなります。設定の一覧に、対象者、条件の内容、設定した理由、担当者を記載しておきましょう。担当者が変わっても内容を追える状態にしておくことで、更新のたびに調査からやり直す事態を避けられます。

    関連記事 シングルサインオンの導入事例とは?モデルケースで解説!

    導入条件を確かめたいシングルサインオン

    連携できるサービスの追加方法や、認証の表示が示す範囲は事前に確認しておきたい条件です。回答を比べたい製品を集めました。

    Okta Workforce Identity

    Okta Japan株式会社
    《Okta Workforce Identity》のPOINT
    1. フィッシングに強い認証フローでログインをより簡単・安全にする
    2. ADやLDAP等と統合。全てのIDを単一コントロールプレーンから管理
    3. ユーザーのアクセスを1か所で管理しアクティビティを適切に把握

    Okta Japan株式会社が提供する「Okta Workforce Identity」は、従業員が業務で使うサービスへのアクセスを管理するサービスです。標準的な連携方式に対応し、多くのクラウドサービスとの接続を想定した作りになっています。一覧にないサービスを自社で設定できるかという点も、確認しておきたい条件です。

    OpenCanvas IDaaS

    株式会社NTTデータ
    《OpenCanvas IDaaS》のPOINT
    1. コンサルティングを含む導入支援
    2. ID統合・ID連携に向けた多様なご要望に柔軟に対応
    3. NTTグループの資産を活かした価格競争力ある料金体系

    株式会社NTTデータが提供する「OpenCanvas IDaaS」は、利用者の認証とアカウント管理をクラウドで提供するサービスです。シングルサインオンを含む認証の仕組みを一つの基盤で扱えます。国内の事業者が提供しており、契約や管理体制に関する条件を日本語で確認できます。

    CloudGate UNO

    株式会社インターナショナルシステムリサーチ
    《CloudGate UNO》のPOINT
    1. 認証機能とアクセス条件機能を組み合わせた柔軟なアクセス制限
    2. ゼロトラストモデルのシングルサインオンでユーザーの利便性向上
    3. ユーザーの活動状況などを一元管理することで管理コストの削減

    株式会社インターナショナルシステムリサーチが提供する「CloudGate UNO」は、クラウドサービスへのログインをまとめるシングルサインオンのサービスです。接続元や端末の条件を組み合わせた制御に対応します。自社の規程で求める管理項目を一覧にして、対応可否を確認しましょう。

    Secure Access by Duo (シスコシステムズ合同会社)

    《Secure Access by Duo》のPOINT
    1. 多彩な認証方法が魅力!なりすましなどを未然に防ぐことが可能
    2. 複数のアプリケーションへ一回の認証でスムーズにログインが可能
    3. 徹底した安全管理!ユーザーの端末の安全性を検証する機能を搭載

    シングルサインオンに関するFAQ

    シングルサインオンの導入条件について、よく寄せられる質問と回答をまとめました。

    Q1: 提供元の国によって連携対応の速さは変わりますか?
    対応の速さは採用している方式や設定の作成方法、体制によって決まります。標準的な方式に対応していれば自社で設定を作成できる場合もあるため、その可否を確認しましょう。
    Q2: 認証を取得しているサービスなら安心といえますか?
    認証は組織の管理体制について審査されたことを示すもので、機能の範囲を示すものではありません。自社が求める管理項目を一覧にして、対応可否を別途確認してください。
    Q3: 利用者情報を一括で更新する処理は行えますか?
    接続手段の仕様と実行回数の上限によって変わります。想定する件数と頻度を伝えたうえで、上限に収まるかと超過時の動作を確認しておきましょう。
    Q4: 更新で設定が変わってしまうことはありますか?
    項目の構成が変わると、以前の設定が意図どおりに引き継がれない可能性があります。更新前に設定を出力して保存できるか、検証環境で先に確認できるかを聞いておくと安心です。

    まとめ

    シングルサインオンの導入条件に関する不安は、確認できる質問へ言い換えることで判断材料に変えられます。連携対応は方式と設定の作成方法、認証の表示は対象範囲と有効期限、接続手段は操作範囲と実行回数の上限、設定の維持は更新時の扱いがそれぞれ焦点です。質問リストを用意したうえで、複数の製品資料を取り寄せて比較検討を進めてください。

    \ 先月は3,000人以上の方が資料請求しました /
    新NISAに関する実態調査アンケート

    アンケート回答者の中から毎月抽選で10名様に

    Amazonギフトカード1,000円分が当たる!

    電球

    ITトレンドMoneyみんなのおサイフ事情では

    「新NISAに関する実態調査」をしております。

    ぜひご協力ください。

    it-trend moneyロゴ
    新nisaアンケートロゴ
    \匿名OK!カンタン2分で完了/アンケートに答える
    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「シングルサインオン導入前の不安を確認項目に変える|連携対応・認証表示・接続制限・設定維持」というテーマについて解説しています。シングルサインオン(SSO)の製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
    このページの内容をシェアする
    facebookに投稿する
    Xでtweetする
    このエントリーをはてなブックマークに追加する
    pocketで後で読む
    認知度、利用経験率No.1のITトレンド シングルサインオン(SSO)上半期ランキング
    ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
    シングルサインオン(SSO)の製品をまとめて資料請求