RMSとは
ロボットやマテハンを導入するには、倉庫管理システム(WMS)や生産管理システムなどの業務システムへ制御機能を実装する必要があるため、初期のコストや導入期間を大幅に要します。
それを解決するシステムがWES(倉庫運用管理システム:Warehouse Execution System)です。
セイノー情報サービスは、物流ロボットと業務システムとの連携部分であるWESを共通部品「RMS(Robots Management System)」化し、WMSとセットで提供しています。 RMSは多種多様なロボット・マテハンを制御するための共通機能が備わっており、コストの抑制と現場への早期導入を実現します。
主な特徴、機能
1. 集中管理と最適コントロール
多種多様なロボット・マテハン・デバイスを集中管理・コントロールし、業務全体の生産性向上を実現します。
・各種業務システム(WMS等)とつなぐ
→業務要求をさまざまなロボットやデバイスへ変換
・多種多様なロボット・マテハン・デバイスとつなぐ
→ロボット単位の専用システムの乱立を抑制
2.柔軟且つスピーディに対応
変化の激しい物流現場では、運用方法に合わせて使用するロボットも柔軟に選択する必要があります。
中間に共通インタフェースを備えることで、スピーディな導入と早期の導入効果を実現します。
・さまざまなロボットとの接続インタフェースを装備
・それぞれの業務に適した複数のロボットの選択が可能
・ロボットは初期投資を抑えたレンタルやサブスクリプション形態での利用も可能(一部製品)
3.ロボットの選定から業務設計までサポート
400社のWMS導入実績で培った業務設計ノウハウをもとに、業務に適したロボットやマテハンの選定と
業務設計や導入前後の効果算定をトータルでサポートします。
・業務に適したなロボットや台数をご提案
・導入前後には3Dシミュレーションツールを活用し定期的に改善
導入効果
・現場の省人化、省力化を推進
現場の自動化により、作業の品質向上と効率化を実現
業務シーンに合ったロボットを選択することで業務全体の生産性の向上を実現
・業務システム側の改修コストを抑制
多種多様なロボットやマテハン、デバイスと業務システムとをシームレスに連携
管理システム乱立とインタフェース開発のコストを抑制
・変化に素早く対応し早期に導入効果を享受
繁忙期や売上拡大など、物量に応じた設備増強が必要な際にも投資を抑え早期導入を実現