株式会社関通ってどんな会社？
株式会社関通は創業から40期を超える歴史をもつ、東証グロース市場上場の総合物流企業です。「お客様第一主義」「我が社の成長と安定に全力をつくし」「全員の物と心の向上に努力する」「『出来る』を『出来た』」という４つの理念のもと、全国21拠点の物流センターを運営し、物流代行・EC向け物流支援・冷凍冷蔵物流・受注管理業務代行・倉庫賃貸など、幅広い物流サービスを展開しています。
また、自社の物流現場で培ったノウハウを生かし、業務の最適化を支援するITオートメーション事業にも注力。例えば、倉庫管理現場で生じた課題を解決するために開発された社内ツールを製品化し、チェックリストシステム『アニー』として提供。現場のニーズを徹底的に分析し、本当に必要な機能に絞ることで、低コストでありながら、使いやすさと機能性を両立。この合理的な設計思想は、関通の強みの一つです。
さらに、「学べる倉庫見学会」と題するイベントを開催し、業界の常識にとらわれない革新的な倉庫管理の手法を公開し、WMSの概念を進化させる取り組みも積極的に行っています。こうした業界支援の取り組みを通じて、関通は物流業務の効率化やIT活用を推進し、業界をリードする存在として成長を続けています。
- ■会社概要
- 会社名：株式会社関通
- 設立日：1986年４月
- 所在地：兵庫県尼崎市西向島町111-4
- 資本金：７億88百万円（2025年３月時点）
クラウドトーマスとは？を知りたい方は以下の記事をチェック
クラウドトーマス
- 【改善実績1000社以上】40年の物流ノウハウで物流改善を実現
- 【連携強化】基幹システム対応・一部システムとのAPI連携が可能
- 【90%以上のユーザーが利用】物流プロが行う本気の導入サポート
ITトレンドが見る「クラウドトーマス」
クラウドトーマスは、株式会社関通が自社の物流ノウハウを詰め込んで開発したWMS（倉庫管理システム）です。ここでは、ITトレンド編集部の目線から、４つの特長を紹介します。
物流会社が作った、物流会社のためのシステム
クラウドトーマス最大の特長は、自社で物流サービスを幅広く展開する株式会社関通が開発したWMSである点です。物流現場のニーズを熟知した会社が、自社の課題を解決するために作り上げたシステムだからこそ、現場で本当に必要な機能と使いやすさを備えています。
また、物流業務における属人化を防ぎ、誰でも簡単に作業できる仕組みが整っています。作業画面上で在庫の正しい位置を示したり、スキャンミスをリアルタイムで通知したりする機能を備えています。スポットのアルバイトや派遣スタッフでも即戦力として業務に参加しやすくなり、現場を熟知した開発会社ならではの工夫が随所に活かされています。
BtoBとBtoC、あらゆる業種業態で活躍
クラウドトーマスは、業界を問わず幅広い企業で活用されています。関通社が公開する導入実績の内訳を見ると、卸売・小売業、製造業、EC、運輸業など、多岐にわたる業種で採用されています。アパレル、食品、化粧品などの商品管理が複雑な業界での導入実績も豊富です。
また、BtoB・BtoCのどちらの物流現場でも導入が進んでおり、利用比率はBtoBが約50%、BtoCが約40%を占めています。業態や商品特性に応じた保管・出荷方法、ロット管理、在庫管理など、それぞれの要件に柔軟に対応できるシステムです。
SIMカード採用でネットワーク構築コストを軽減
クラウドトーマスは、すでにWi-Fi環境がある場合はそのまま利用でき、ない場合もSIMカードを搭載した端末で通信を行うため、新たにWi-Fi環境を構築する必要がありません。
広い倉庫ではネットワーク整備に多額の費用や手間がかかることが多いため、環境に合わせた柔軟な運用が可能な点は、導入時のハードルを大きく下げるでしょう。
両手を塞がないハンズフリー端末で作業効率化
倉庫作業では、ハンディターミナルやタブレットを片手で持ちながらの作業が一般的です。そのため、商品のピッキングや検品の際は片手での作業を強いられ、作業効率の低下や商品落下のリスクが生じます。
クラウドトーマスでは、腕に巻いて使うハンズフリー端末を採用しているため、両手を自由に使って荷物を扱え、スムーズな作業が可能です。特に、重い荷物を動かしたり、複数の細かい商品を連続で処理したりする必要がある場面では、効果を発揮します。
細かな作業負担の軽減まで考慮された設計は、物流会社ならではの視点が活かされているといえます。
アナログな倉庫管理から脱却したい企業におすすめ！
クラウドトーマスは、システム化が進んでいない倉庫管理を効率化したい企業に最適なソリューションです。手作業や紙ベースの運用、エクセルでの在庫管理に限界を感じている企業にとっても、スムーズにデジタル化を進められます。
導入前の現場調査からシステム設定、運用開始後のフォローまで、しっかりサポート。倉庫のレイアウトやロケーション管理の最適化も含め、業務全体の効率化を後押しします。ITシステムの導入に不安がある企業でもスムーズに運用できるため、初めて倉庫管理システムを導入する企業にも安心の選択肢です。
まとめ
クラウドトーマスは物流会社が開発した、実用性の高い倉庫管理システム（WMS）です。現場のノウハウを活かした機能設計と導入のしやすさが、多くの企業に選ばれています。
倉庫管理のデジタル化や業務の最適化を検討している企業は、まずは資料請求をして詳しい情報をご確認ください。クラウドトーマスが、倉庫業務をより効率的かつ精度の高いものへと導く一助となるでしょう。
