倉庫管理システム(WMS)とは
WMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)とは、材料や製品が倉庫に入庫してから出庫するまでを管理できるシステムです。不良在庫の削減や適切なロケーション管理、納品書の作成などを行え、倉庫管理業務における課題の解決につながります。
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倉庫管理システム(WMS)の機能一覧
倉庫管理システムがもつ基本的な機能を一覧で紹介します。
- ■入荷管理機能
- ■在庫管理機能
- ■出荷管理機能
- ■棚卸し管理機能
- ■帳票・ラベル発行機能
倉庫管理業務についてさらに知りたい、効率化したいという方は以下の記事をご覧ください。
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基幹システム(ERP)との違い
倉庫管理システムと似ているものに、在庫管理システムや基幹システム(ERP)、TMS(配送管理システム)が挙げられます。いずれも物流現場で利用されるシステムですが、簡単にまとめると次の特徴があります。
- 在庫管理システム:在庫の入荷から出荷までの情報を管理するシステム
- ERP(基幹システム):社内システムの情報を一元管理して、可視化するシステム
- TMS(配送管理システム):出荷から配送完了までの情報を管理するシステム
以下では、それぞれのシステムと倉庫管理システムの違いについて詳しく解説しましょう。
倉庫管理システムと在庫管理システムの違いは「管理の対象」
混同しやすい倉庫管理システムと在庫管理システムですが、管理の対象が異なります。倉庫管理システムが管理する対象は、倉庫業務で、在庫管理システムが管理する対象は在庫自体です。
在庫を管理するフローの途中で、倉庫内での在庫管理が行われます。そのため、在庫管理業務の中に倉庫管理も含まれます。また、倉庫管理業務には倉庫内の人員・設備の管理が含まれる点も違いの一つです。
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倉庫管理システムとERPの違いは「管理の範囲」
倉庫管理システムとERPは管理を行う範囲が異なります。倉庫管理システムは倉庫内業務の情報管理です。一方、ERPは会計や販売管理などの基幹システムを統合して経営情報を可視化できるシステムです。
ERPでは在庫管理の機能に限られ、倉庫管理を行うには機能が不足しています。そのため、現場に即した機能がある倉庫管理システムを導入する企業が増えています。
倉庫管理システムとTMSの違いは「管理のフェーズ」
倉庫管理システムとTMS(配送管理システム)で異なるのは、管理を行うフェーズです。倉庫管理システムは入庫から出庫までを管理するのに対して、配送管理システムは出庫から配送までを管理します。つまり、在庫管理の次のフェーズを担当します。
倉庫管理システムとTMSの違いについてさらに知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
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そのほか、倉庫制御システム(WCS)や倉庫運用管理システム(WES)との違いなども知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
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倉庫管理システム(WMS)を導入するメリット・デメリット
倉庫管理システムの導入で、以下のメリットがあります。
- 1.作業の自動化・標準化
- 一部の作業を自動化できるため、人的ミスを減らせます。複雑な業務を削減し、誰でも作業を行えるようになります。
- 2.リアルタイムで情報の可視化
- 現場とデータのタイムラグがなくなり、リアルタイムな情報を見られるようになります。また、今まで見えていなかった作業量などの情報を可視化するため、業務の課題改善に活用できます。
- 3.コストの削減
- 人的ミスによる不利益や作業に必要な人件費、不良在庫にかかるコストを削減できます。WMSの導入には費用を必要としますが、無駄なコストの削減や生産性の向上が見込めるため、高い費用対効果を出せるでしょう。
対してデメリットは、導入に向けてのシステム設定や運用に向けた社員教育などの、時間と労力、さらに初期コストがかかる点です。また、社内のどのような課題を解決するために導入したのか明確にする必要があります。導入後に必要な機能が未搭載だったことに気付いたり、システムが定着しなかったりする可能性も考えられるためです。
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倉庫管理システム(WMS)の選定ポイント
システムを導入する際には、以下の選定ポイントを確認しましょう。
- ●必要な要件と機能を洗い出す
- ●提供形態を確認する
- ●対象規模/業種や業界を確認する
- ●価格が適切か判断する
- ●システムの連携性を見る
- ●使いやすさやサポートを確認する
以下で詳しく解説します。
必要な要件と機能を洗い出す
まずは、倉庫管理システムの導入で解決したい課題をまとめて、必要な機能・スペックなどの要件を洗い出しましょう。どんな課題を解決したいのか、どのように活用するのかを明確にすることで、必要な機能を絞れます。
- 【要件例】
-
- リアルタイムに情報を知りたい→データ共有・グループ利用
- 効率よく倉庫内の在庫・製品を回収したい→ピッキング機能
- 在庫・製品の位置情報を把握したい→ロケーション管理
- 入荷や出荷、棚卸を楽にした→ハンディ活用・バーコード読み取り機能
- 海外拠点と同じシステムを利用したい→グローバル活用
提供形態を確認する
倉庫管理システムの提供形態には、クラウド型・オンプレミス型・パッケージ型の3種類があります。価格や導入までの工程、カスタマイズ性などが異なるので、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
クラウド型
クラウド型倉庫管理システム(WMS)は、自社でサーバの運用を行う必要がなく、比較的コストを抑えて導入できます。価格は月数万円~数十万円以下のものが主流です。月々の費用は発生しますが、企業規模が小さい場合でも簡単に導入できるでしょう。
オンプレミス型
オンプレミス型倉庫管理システム(WMS)は、自社内にサーバを構築するため、サーバの運用・保守が必要です。しかし、要件にあわせたカスタマイズやセキュリティ要件での運用が可能になるので、自社システムと連携させたい要望がある場合は便利です。予算は数百万円ほど見ておくとよいでしょう。
パッケージ型
パッケージ型倉庫管理システム(WMS)は、カスタマイズをほとんど行わずに導入ができます。機能や仕様にこだわりがなく、短期導入を行いたい企業におすすめの提供形態です。価格はシステムや内容によって大きく異なりますが、数百万円のものが多い傾向にあります。
対象規模や業種、業界を確認する
製品によっては、対象規模が決まっているものや特定の業種に特化した倉庫管理システムがあります。不要な機能により無駄なコストがかかったり、反対に機能やデータ容量が不足したりする場合もあります。自社の規模に即した製品を選びましょう。
また、業種特有の業務を行っている場合、汎用的なシステムでは対応できないかもしれません。特定業種に特化した製品や実績のある製品を検討しましょう
システムの連携性を見る
倉庫管理システムは単独で導入することも多く、データを活用するためには他システムとの連携性も重視しなければなりません。特に在庫管理システムや販売管理システムと連携できるか確認が必要です。
使いやすさ・サポートを確認する
倉庫管理システムの導入によって作業の標準化ができるとはいえ、システムに不慣れな人にとっては操作が難しく感じるでしょう。スムーズに導入・利用ができるよう、遠隔での操作対応や問題が起きた場合などに関するサポート体制が整っているか確認しましょう。
なお、できるだけ早く倉庫管理システム(WMS)を導入したい、比較検討を効率的に行いたいという方には、一括資料請求がおすすめです。気になった製品の価格や特徴を見比べられる「比較表」も無料で作成できるので、ぜひお役立てください。
【比較表】倉庫管理システム(WMS)の一覧
ITトレンド編集部がおすすめするWMSを特徴や対象規模、参考価格などがひと目でわかるように比較表にまとめました。まずは自社に合うシステムを選定してみてください。
クラウド型倉庫管理システム
製品名 |
特徴 |
対象従業員規模 |
提供形態 |
参考価格 |
クラウドトーマス |
物流会社が開発した現場に即したシステム |
すべての規模に対応 |
クラウド / その他 / ハードウェア / SaaS / ASP / サービス |
75,000円~ |
ONEsLOGIクラウド/倉庫管理 |
導入前のコンサルから導入後の初期設定まで一貫したサポート体制 |
10名以上 |
クラウド |
100,000円~ |
W-KEEPER |
拡張性が高く、多拠点での運用や対応業種が豊富 |
50名以上 |
SaaS / ASP |
月80,000円~ 初期費用500,000円~ |
LIFE-Vision |
ドラッグストアやホームセンター、ディスカウントストア向け |
すべての規模に対応 |
クラウド / パッケージソフト / ASP |
ー |
SLIMS |
物流改善のコンサル経験を活かしてあらゆる業種に対応 |
250名以上 |
オンプレミス / クラウド |
クラウド:月140,000円~ |
Super-Vision |
量販店向け |
すべての規模に対応 |
クラウド / パッケージソフト / ASP |
ー |
LMS |
複数拠点のデータを集約して物流進捗管理や在庫統合管理を行う |
100名以上 |
オンプレミス / クラウド |
ー |
Medical-Vision |
医療・医薬品業界に特化 |
すべての規模に対応 |
クラウド / パッケージソフト / ASP |
ー |
COOOLa(クーラ) |
AIとの連動により、人員配置の最適化が実現 |
すべての規模に対応 |
クラウド |
50,000円~ |
クラウドWMS ロジザードZERO |
稼働数No.1、BtoB・EC向け |
すべての規模に対応 |
クラウド / パッケージソフト / SaaS / ASP / サービス |
60,000円 ~ |
LOGI-Cube STORAGE |
在庫管理に加え、保管料・荷役料の計算も可能 |
すべての規模に対応 |
クラウド / オンプレミス |
ー |
TS-BASE |
受発注・物流・配送までを一元管理 |
すべての規模に対応 |
SaaS |
月額30,000円 ~ |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
オンプレミス型倉庫管理システム
製品名 |
特徴 |
対象従業員規模 |
提供形態 |
参考価格 |
ONEsLOGI/物流センター管理システム |
クラウド版よりも大規模な企業向け |
100名以上 |
オンプレミス / パッケージソフト |
ー |
LMS-GLOBAL |
輸出入に関する情報を一元管理 |
500名以上 |
オンプレミス / SaaS |
ー |
AMI(G2) |
オムニチャネル・マルチ言語に対応 |
すべてての規模に対応 |
オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP / サービス |
ー |
QuickLocation |
マルチベンダー・マルチデバイス対応 |
すべての規模に対応 |
オンプレミス / パッケージソフト / その他 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
パッケージ型倉庫管理システム
製品名 |
特徴 |
対象従業員規模 |
提供形態 |
参考価格 |
W-KEEPER |
セット管理や加工品管理などができ、業界問わずに使える |
50名以上5,000名未満 |
パッケージソフト / オンプレミス |
5,000,000円 |
ZIZAIA(ジザイア) WMS |
パッケージの変更を自由自在に |
100名以上 |
パッケージソフト / オンプレミス |
5,000,000円~ |
Connected Linc |
入出荷データやマスタデータを可視化して改善に活かせる |
すべての規模に対応 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / ASP |
クラウド(Basic):月29,500円~ 初期費用200,000円 |
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クラウド型倉庫管理システム比較
まずは短期間で導入でき、管理が簡単なクラウド型の倉庫管理システムを紹介します。導入費用を抑えてシステムを導入したい企業におすすめです。
《クラウドトーマス》のPOINT
- クラウド型だから在庫、出荷、入荷データの一元管理が可能
- 様々な基幹システム対応・一部システムとのAPI連携が可能
- 導入前、導入後の支援サービスが充実
2021年ITトレンド資料請求ランキング「倉庫管理システム(WMS)」第1位
「クラウドトーマス」は、物流会社として30年の実績をもつ株式会社関通が開発した倉庫管理システムです。ハンズフリーで使える機器など、現場のニーズに応えるシステムを提供します。
物流ロボットとの連携実績も豊富で、APIにより基幹システムなどとも連携が可能です。さらにサポートも手厚く、導入後も現場にスタッフが訪問して、操作方法などを教えてくれます。
《ONEsLOGIクラウド/倉庫管理》のPOINT
- 【専門性】現場改善ノウハウの蓄積と現場視線での開発が強みです
- 【経済性】本格的な入出庫・在庫管理システムが月額10万円から
- 【迅速性】システム導入は最短14日 スピーディーに利用開始
2021年ITトレンド資料請求ランキング「倉庫管理システム(WMS)」第2位
日立物流ソフトウェア株式会社の「ONEsLOGIクラウド/倉庫管理」は、導入前から運用開始後まで一貫したサポートが受けられる倉庫管理システムです。お試し運用で使用感を確認でき、最短14日で導入が完了します。料金プランは定額制と出荷明細数に応じた従量課金制の2種類を用意しています。
荷主や営業スタッフもWebから在庫情報を閲覧でき、ECサイトやBtoC・多拠点での運用にも対応できるなど、3PL分野での豊富な実績とノウハウを活かした機能も特徴的です。
《W-KEEPER》のPOINT
- 倉庫管理システムを短納期・低価格で利用したい企業に最適です。
- ハンディターミナルの入出荷検品もご利用いただけます。
- 荷主数、、拠点数には制限がありません。
2021年ITトレンド資料請求ランキング「倉庫管理システム(WMS)」第3位
三谷コンピュータ株式会社が提供するクラウド版「W-KEEPER」は、拡張性が高い倉庫管理システムです。インターネットに接続できる環境ならどこでも使えるので、多拠点での運用に対応できます。無線ハンディやWeb受発注などのオプション機能をカスタマイズして、あらゆる業種に適用できる点も魅力です。
また、システムは短納期ですぐ導入できるうえ、1か月だけの利用も可能です。オプション機能の追加や停止はいつでもできて、コストを最小限に抑えられます。
《LIFE-Vision》のPOINT
- ロット管理により、入出庫の段階でロットの逆転などの防止が可能
- フリーロケーション管理により、倉庫に応じて自由な設計が可能
- 4種類の汎用的な在庫引当ロジックを標準装備
2021年ITトレンド資料請求ランキング「倉庫管理システム(WMS)」第4位
株式会社東計電算が提供する「LIFE-Vision」は、ドラッグストアやホームセンター、ディスカウントストア向けの倉庫管理システムです。
ロット管理機能が充実しており、出荷期限が過ぎないように管理できます。フリーロケーションでの管理、カテゴリーや部門別での納品にも対応しているので、日用品や雑貨を扱う倉庫に最適です。
《SLIMS》のPOINT
- 物流のスペシャリストが貴社の課題を解決
- ロボット・AIなど最新テクノロジーに対応
- 導入実績は大手企業を中心に400社以上
2021年ITトレンド資料請求ランキング「倉庫管理システム(WMS)」第5位
「SLIMS」は、豊富な物流改善のコンサル経験をもつ株式会社セイノー情報サービスが提供する倉庫管理システムです。複数倉庫の一元管理や賞味期限管理・品番と色とサイズの管理・フリーロケーション管理など、あらゆる業種に適用できる機能を搭載しています。
そのほか、さまざまなピッキング方法に対応し、好きなメーカーのハンディターミナルを使えます。APIオプションの利用で他システムとの連携も可能です。
《Super-Vision》のPOINT
- 効率的かつ最小限のコストで 量販店、荷主のWMS構築を実現
- クラウド型のシステムサービス
株式会社東計電算が提供する「Super-Vision」は、量販店向けの倉庫管理システムです。「衣・食・住」の物流に対応しており、特に鮮度管理や3温度管理など「食」の物流に注力しています。
オプションでTC(通過型物流)システムを連携させて、荷主と店舗の物流データを管理できます。
《LMS》のPOINT
- 拠点間の最適な物流プランニングと在庫・実績情報を可視化
- 物流コストの自動計算とKPI管理でサービスレベルを向上
- 機能拡張により輸出入管理とロジスティクスPSI管理も可能
株式会社セイノー情報サービスの「LMS」は、複数拠点のデータを集約して物流進捗管理や在庫統合管理を行います。
輸配送計画や請求書発行管理、物流KPI管理などの機能も搭載し、物流全体を最適化します。さらに、PSI管理を行う「LMS-PSI」や、輸出入管理をする「LMS-GLOBAL」と連携し、グローバルSCMへの展開も可能です。
《Medical-Vision》のPOINT
- 商品毎の使用期限・有効期限管理が可能
- 各種帳票の自動発行機能搭載
- 様々な情報を抽出し、各種加工が可能
株式会社東計電算の「Medical-Vision」は、医療品や医薬品の管理に特化したクラウド物流システムです。
ロット管理を行い、使用期限や有効期限が切れた商品は引当対象外になるので出荷を防げます。また、帳票の自動発行機能により、事前に荷主からの入庫予定を把握できるので先の予定にあわせて柔軟な対応が実現するでしょう。オプションでEDIシステムや検品システム、専用伝票発行システムとの連携が可能です。
《COOOLa(クーラ)》のPOINT
- WMSベンダーとしては、国内最大規模の総勢743名の開発人数です。
- お客様の個別要望に対応するイージーオーダー型のWMSです。
- 経営者が選ぶ倉庫管理システム部門において3冠を達成しました。
株式会社ブライセン提供の倉庫管理システム「COOOLa(クーラ)」は、作業の進捗状況を可視化し、生産性の向上に大きく貢献します。
AIとの連動で未来の出荷量を予測し、必要な人員を提案するなど、人員配置の最適化を実現する機能が備わっています。また、納品書や振込用紙など従来別々になっていた書類を一括で管理できるため、作業ミスの大幅削減が期待できるでしょう。
製品・サービスのPOINT
- 【365日電話サポート】打ち合わせ~導入 同じ担当者で安心
- 【ロット・消費期限管理あり】様々な商材管理に対応
- 【稼働数・関心度ランキングNo.1】自動連携 強化中!
ロジザード株式会社が提供する「クラウドWMS ロジザードZERO」は、稼働数NO.1・クラウドWMSトップシェアを誇る倉庫管理システムです。アパレル・ホビー・化粧品など、さまざまな商材管理に対応します。
365日のサポート体制を20年継続しており、ノウハウの蓄積や支援の実績があるため、安心して導入・運用できるでしょう。また拡張性が高いので、物流が増えてもリプレイスせずに対応できます。
《LOGI-Cube STORAGE》のPOINT
- 他のLOGI-Cube製品を用いることで相乗効果が図れる
- 入出庫のデータがリアルタイムで取得可能
- ボタン1つでリストや報告書の作成が可能
株式会社コモンコムが提供する「LOGI-Cube STORAGE」は、入出庫管理・
在庫の即時把握・保管料計算を行うシステムです。クラウド環境下でのカスタマイズに対応できる点もポイントです。
入出庫伝票やピッキングリストを簡単に作成できるほか、受寄物残高報告書の発行にも対応します。また「LOGI-Cube EXPRESS 日計表管理システム」との連携で、荷主に対して運送料と保管料を合算した請求書を発行できます。在庫管理の業務効率向上に加え、請求書作成の正確性を高めるのにも有効でしょう。
《TS-BASE 受発注》のPOINT
- パッケージ利用からカスタマイズ実施まで幅広く対応!
- 年間で1,000万円のコスト削減に成功!
- 倉庫管理システムも搭載。TS-BASE 受発注一つですべて完結!
「TS-BASE」は竹田印刷株式会社が提供する受発注プラットフォームで、受発注・物流・配送までを一元管理できます。
注文者・利用者向けの注⽂サイトに加え、多拠点物流センターにも対応できる倉庫管理機能を搭載。さらに注文者利用や出荷状況・在庫確認、経費処理などができる管理者向けシステムも備えているため、複数のシステムを使用する必要がありません。年間で1,000万円ものコスト削減を実現した導入事例もあります。
クラウドの製品についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
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watch_later 2021.04.14
クラウド型WMS(倉庫管理システム)徹底比較!導入事例も紹介
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オンプレミス型倉庫管理システム比較
自社のセキュリティ要件にあわせられ、カスタマイズも自由に行えるオンプレミス型WMSをご紹介します。
製品・サービスのPOINT
- 【専門性】 日立物流グループの高度なノウハウで「課題を解決」
- 【多様性】 600社の実績と通販対応のWMSで「業務を最適化」
- 【拡張性】 継続的最新技術取り込みで「お客さまの競争力強化」
日立物流ソフトウェア株式会社が提供する「ONEsLOGI/物流センター管理システム」には、長年物流業に携わってきた実績とノウハウが活かされています。BtoB向け機能を標準装備しており、拡張機能の利用でBtoC向けやECサイト向けの機能も利用できます。
さまざまなロケーション、ピッキング方法に対応しており、在庫分析ツールやピッキングカートなどと連携が可能です。
《LMS-GLOBAL》のPOINT
- 「ハブ機能」で情報を一元管理
- 「在庫の可視化」で全行程を通しての在庫管理を実現
- 「ステータス管理」で問い合わせのリアルタイム化を実現
「LMS-GLOBAL」は株式会社セイノー情報サービスが提供しており、輸出入に関する情報を一元管理するサービスです。輸入国側と輸出国側の在庫状況を把握できるので、海外倉庫の在庫を可視化します。加えて、輸送中の製品であってもリアルタイムでステータスを把握できるでしょう。
またハブ機能を使用すれば、販売管理システムや同社の倉庫管理システム「SLIMS」と連携してデータを集約できます。
《AMI(G2)》のPOINT
- オム二チャネル対応で柔軟性のある構造
- グローバルオペレーションによる業務改善支援
- クラウド・オンプレミス対応、多様なプラットフォーム
株式会社NetSDLが提供する「AMI(G2)」は、オムニチャネル・マルチ言語に対応した倉庫管理システムです。ECサイトや百貨店、量販店など、あらゆる販売ルートに適用できるインターフェースで、直感的な操作が可能です。
ピッキングやロケーション管理などの基本機能のほかにも、EXCEL/CSVとの連携や簡易なレポーティング機能を利用できます。
《QuickLocation》のPOINT
- ≪作業効率≫煩雑な作業を省き、作業効率向上!
- ≪業務品質≫ヒューマンエラー削減で業務品質向上!
- ≪作業スペース≫ロケーション管理で省スペースを実現!
ニュートラル株式会社が提供している「QuickLocation」は、コスト削減と業務効率化を実現するパッケージシステムです。マルチデバイス対応で、既存システムやハンディターミナルとの連携にも対応します。現場の声を反映した使いやすいUIのため、操作の簡便性に加え、入力ミス軽減も期待できるでしょう。
棚卸・ピッキング・入出庫・ロケーション管理などの標準機能のほかに、業務や環境に応じたカスタマイズも可能です。
パッケージ型倉庫管理システム
続いて、PCにソフトウェアをインストールするだけで利用可能な倉庫管理システムを紹介します。
《W-KEEPER》のPOINT
- 複数の拠点や多様な商品への対応ができる倉庫管理システムです。
- 汎用I/Fオプションで基幹システムとの連携も簡単構築!
- 荷主数、拠点数に制限がありません。
三谷コンピュータ株式会社が提供する「W-KEEPER」は、業界を問わずに使えるパッケージ倉庫管理システムです。物流現場に必要な棚卸機能や補充機能に加え、セット管理や加工品管理などが行えます。
さらに、ロット管理やSKU管理、期限管理もでき、帳票はAccessを利用しているため簡単に編集が可能です。
《ZIZAIA(ジザイア) WMS》のPOINT
- お客様の個別要件に柔軟対応
- 追加費用を抑制する企業ライセンス方式
- 小売業・製造業を中心にさまざまな業種・業態に対応
株式会社インフォセンスが提供するパッケージ型倉庫管理システム「ZIZAIA(ジザイア) WMS」は、業務を変えずに導入できるのが強みです。従来のパッケージではできなかった可変型のフレームワークによって、低コストかつ短納期で導入ができます。
さまざまな業種や業態で導入でき、ハンディやタブレット端末など各種デバイスにも対応しています。また、ライセンス方式であるため追加料金も発生しません。
《Connected Linc》のPOINT
- データ連携で手間を削減
- トレーサビリティで日々のデータを有効活用
- 見える化の実現で作業進捗の把握やKPIに再利用が可能
「Connected Linc」は株式会社コネクテッドが提供しており、入出荷データやマスタデータを可視化して改善に活かせるパッケージソフトウェアです。
オーダーピッキング・トータルピッキング・マルチピッキングに対応します。ロケーション指示機能により入庫場所はハンディ画面に表示されるので、探す手間がなくなり人的ミスを減らせるでしょう。
システムを導入して、倉庫管理業務を効率化しよう!
倉庫管理業務は手作業でも可能なように思えますが、製品数や種類が増えるごとにその煩雑さは増します。気づかないうちに無駄な作業やミスが増え、利益や会社の信用に影響を与える可能性もあります。
倉庫管理システムの導入で、作業が効率化されるだけではなく、標準化やコスト削減など多くのメリットを享受できるでしょう。費用対効果を最大化させるために、さまざまな製品を比較して最適な倉庫管理システムを導入しましょう。