DataSpider Cloudとは
ノンプログラミングでの連携を特徴とするクラウド型データ連携サービスです。専門的な知識がなくても自由にデータ連携処理のフローを作成できます。
企業内のデータベースはもちろん、ファイルやシステム、各種クラウドサービスを連携させることで、業務の効率化やデータの活用性向上を目指します。
DataSpider Cloudの強み
DataSpider Cloudには以下の強みがあります。
◇Saleforce連携の経験が豊富
DataSpider CloudはSaleforceとの連携を10年以上にわたって提供してきたサービスです。数千件という膨大な経験に裏付けられたノウハウに基づき、機能性に優れたSaleforceアダプタを提供しています。
◇メジャーなクラウドサービスと多数連携
DataSpider Cloud自体がクラウドサービスという特徴を活かし、さまざまなクラウドサービスと連携できるようになっています。代表例は次のとおりです。
・Salesforce
・kintone
・AWS
・Microsoft Dynamics 365
・Microsoft Azure
・Google
◇オンプレミスと連携
「Thunderbus」というサービスを使うことで、クラウドサービスと社内オンプレミスシステムをHTTPSでセキュアに接続できます。VPNが必要ないうえ、ネットワークにも強いのが特徴です。
◇ノンプログラミングによる連携フロー作成
連携処理のフローを作成するのにプログラミングは必要ありません。マウスを中心とした操作により直感的にフローを構築できます。さらに、チーム開発機能も搭載。視認性が高く、複数人での構築作業を容易にします。
◇純日本製ならではの高度なデータ変換
日本語は他の言語と違い、ひらがなやカタカナ、漢字といった複数の文字を用いるほか、和暦や西暦と言った使い分けがあり、高度なデータ変換が求められます。そこで、DataSpider Cloudは継続的なバージョンアップによりデータ変換の精度をブラッシュアップ。きめ細かい機能により万全なデータ変換を実現します。
DataSpider Cloudで解決できる課題
DataSpider Cloudを使うと、具体的にどのような課題を解決できるのでしょうか。Saleforceとの連携を中心に、解決できる課題を紹介します。
【Saleforce上で顧客情報を一元的に管理したい】
Saleforce上でもドキュメントを保存できますが、これには容量の制限があります。そこで、DataSpider Cloudを使って定期的にAWSの安価なオンラインストレージへデータを移せば、Saleforce上でのファイル容量を低く抑えられます。
【Saleforce上で顧客情報を管理したいが、クラウド上に個人情報をアップすることに抵抗がある】
社内規定などで、クラウド環境に個人情報をアップロードできないことがあるでしょう。しかし、これではSaleforce上で顧客情報を一元管理できず不便です。そこで、必要に応じて社内システムから一時的に個人情報を取得できるようにすることで、Saleforce上に個人情報を保存することなくデータの活用性を高められます。
【SaleforceからExcelへのデータ転記をやめたい】
Saleforce上に見積書などの情報を登録しつつ、別途エクセルで出力しているケースもあるでしょう。この場合、データの転記作業が業務の効率を低下させます。そこでDataSpider Cloudを使えば、Excelにデータをマッピングして見積書を作成できます。