独自開発のオンプレETLをReckonerに移行しデータ連携エラーがゼロに。データ連携処理にかかっていた時間を約40%削減
全ての点において大きく改善していますが、導入して特に感動したのは2点です。
1つめは、連携時間が大幅に圧縮できた点です。これにより、多くの従業員が業務を開始する時点で、データ連携処理は全て完了できているようになりました。結果、常に最新のデータをもとに議論・ビジネス判断ができるようになりました。
2つめは、Reckonerを稼働してからずっと、エラーがゼロ件であるという点です。以前のシステムでは、週に数回のエラーが発生し、エラーのリカバリーのために2~3時間を都度費やしていたため、月平均で15時間、年180時間程度の大幅な工数削減を実現できました。
上記2点以外にも、「エンジニアでなくても操作できるUIがある」「自分たちで処理変更を即座に行える(都度の開発依頼が不要でコミュニケーションコスト低減)」「Slackで手軽いサポート依頼できる」「コスト圧縮」といった点も大きなメリットとして感じております。
なお、これまでSalesfoceへのデータ連携においてエラーが1件もないため、バックアップ用のGoogleスプレッドシートは、幸いなことにまだ一度も使用しておりません。
スピード感/柔軟性重視のデータ連携にReckonerが最適
Reckonerはどのような組織や課題に最適でしょうか
2点あります。
1つめは、「新規のデータ連携や項目追加のたびに、システム開発会社に依頼せずに済ませたい企業」です。Reckonerは、データ連携や項目追加などの新規処理の追加や項目追加などを、UI上の操作で実現できます。このため、旧来型のシステムのように「変更があるたびに、システム開発会社に問い合わせて、見積もりを出してもらい、予算を確保し、発注する」必要がありません。
2つめは、「スピード感と柔軟性重視でデータ連携を行いたい企業」です。例えば、「一度決めたデータ連携先ならびデータ項目のみを取得する」のではなく、「状況に応じて柔軟にデータ連携先や項目を変更する」ようなケースです。