ConnctPlusGTとは
『ConnectPlusGT』は、「SAP ERP」「SAP S/4HANA」と、社内外にあるシステムの
データフローを集中管理することで、ドラッグ&ドロップのみのノンプログラミングで、
煩雑な転送ジョブ等の記述にも対応することができる「SAP ERP」「SAP S/4HANA」専用EAIです。
ERPと接続させたいシステム側へ置くSAPアダプタの「ConnectPlusEt」と違い、
社内外システムとの連携フローをセンターで管理するツールが「ConnectPlusGT」です。
ConnctPlusGTの強み
★SAP標準のインターフェース接続によりアドオン開発不要
〔BAPI/IDoc〕のSAP標準インターフェース接続や、
SAPクエリ、S/4HANAのCDS Viewを介した〔RFC〕テーブル読み出し機能等により、
SAPシステムへのアドオン開発をせずに、データ連携を実現することができます。
★SAPと外部システムを豊富な連携アダプタでリアルタイム・双方向に連携
例として「Excel」を使用しフロント画面で「SAP ERP」「SAP S/4HANA」へデータ入力をする場合には、
標準で搭載されているBAPIアダプタを利用し、「Excel」と「SAP ERP」「SAP S/4HANA」双方向での連携や、
「SAP ERP」「SAP S/4HANA」へのデータ入力確認を「Excel」上で実施することで、
リアルタイムで整合性のあるデータ連携が可能になります。
★ジョブフローをノンプログラミングのGUI操作で実現
GUI操作のドラッグ&ドロップでシステム間のデータフローが設定でき、
データマージや転送途中の条件分岐等、ノンプログラミングで実装可能です。
転送ジョブ実行方法は、標準で実行トリガを5種類搭載しています。
・ファイル検知
・スケジュール
・Webサービス
・HTTP
・データベーストリガ
ConnctPlusGTでできること
◆帳票出力・納品書の日本語化
本社が海外にある企業の日本支社では、海外から送信した「SAP ERP」の出荷伝票データと、
レガシーシステムである日本語変換DBとのマッチングで、帳票を日本語化して帳票システムから出力しています。
◆帳票・EIAJ納品書出力
「SAP ERP」出荷伝票登録画面からデータエントリ後、帳票システムへリアルタイムにデータを引き渡し、
即時納品書を印刷することができます。
◆倉庫管理(WMS)出荷実績収集
「SAP ERP」出荷伝票登録画面からデータエントリ後、WMSへ出荷指示データとしてデータを引き渡します。
無線でWMSと接続したハンディスキャナにより、バーコードスキャン(出庫エントリ)を実施し、
WMSから「SAP ERP」へデータを送信することで、「SAP ERP」より出庫確認が可能です。