快速サーチャーGXとは
帳票類を一元管理し、Webブラウザでの閲覧を可能にするシステムです。全社的な情報共有はもちろん、社外公開にも対応しています。取引先企業との連携などに役立てられます。
また、快速サーチャーGXはその名のとおり検索速度が速いのが特徴です。高速検索エンジンにより、Webブラウザ上で目的の帳票を速やかに見つけ出します。
快速サーチャーGXでできること
快速サーチャーGXの機能を詳しく見ていきましょう。
◇帳票取り込み
紙の文書をスキャンして作成したPDFファイルや、オープン系・ホスト系システムから出力されたデータなど、多様な形式のデータを取り込めます。
◇定義エディタ
PDFファイルを見ながら抽出定義を作成・編集可能。システムに取り込むPDFファイルのレイアウトや検索項目を定義できます。
◇キー入力
紙の文書をスキャンしたデータに対し、伝票ナンバーや契約日といった検索キーを付与できます。これにより、電子化文書の検索性が向上します。
◇帳票閲覧
快速サーチャーGXは専用プログラムをインストールする必要はありません。ブラウザのみで閲覧や検索が完結するため、場所を選ばず利用できます。
◇閲覧ビューア
印刷される見た目のままシステム上で確認できる「ページ形式表示」と、任意のデータを抽出してリスト化した「レコード形式表示」に対応しています。
◇高速検索
快速サーチャーGXは検索速度に優れ、ストレスなく帳票を探せます。
◇帳票のメール配信
帳票の登録と同時に、取引先へ自動で通知メールを配信します。
◇マルチテナント機能
1つのシステム上に、管理情報と帳票データベースを複数設定できます。そのため、企業や組織ごとに個別のシステムを導入する必要はありません。
◇電子帳簿保存法への対応
快速サーチャーGXは、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証制度」によって認定された製品です。法律で定められた要件を満たして文書を電子保存できます。
快速サーチャーGXで解決できる課題
快速サーチャーGXを利用すると、どのような課題を解決できるのでしょうか。
【子会社とのやり取りを削減したい】
子会社と帳票類をやり取りするために、紙に印刷している企業も少なくありません。これでは印刷のコストがかかるうえ、保管場所も確保する必要があります。
一方、快速サーチャーGXならば全社的に帳簿の管理を電子化可能。Web上で閲覧が完結するため、地理的に離れた拠点同士でも円滑な情報共有が実現します。
【取引先への資料配布を効率化したい】
取引先へ資料などを提供する場合、これまでは分厚い紙の書類やCD-ROMなどの媒体を配布するのが一般的でした。しかし、配送コストがかかるのはもちろん、配布した情報がどれほど役に立っているのか、提供した側からは把握できません。
しかし、快速サーチャーGXならば社外とも情報を共有できます。さらに、共有した情報がどのように利用されているのかを把握可能。情報共有を効率化できるとともに、さらに良質なサービスの提供を目指せます。