全面切り替えプロジェクトから約2か月で導入へ
意思決定のプロセスとして、まずはマネーフォワード クラウド請求書とマネーフォワード クラウド会計Plusの導入を決めました。
ツール選定のポイントは2つありました。1つはどこまで自動にできるか、我々の工数がどれだけ削減できるかです。もう1つはIPOを目指す上で内部統制に耐えうるかどうかです。
クラウド請求書は事業部側からの要望もあり先に導入しました。同じ要件で請求書が作成できるサービスはありますが、マネーフォワードはコストパフォーマンスが良かったです。他社の製品だと制約が多すぎて、もう少しフレキシブルに組み換えをしたいと思っていたので請求書だけ導入するという選択ができたのも良かったです。 マネーフォワード クラウド会計Plusを選んだ理由は、究極はコーポレート業務全体をクラウドにしていきたいと思っていたからです。上場対応においてマネーフォワードは後発だと思いますが、幅広い商品ラインナップを揃えているのでワンストップでできるのではないかなと思いました。給与計算・勤怠管理などその他のツールをクラウドで導入していましたが、それぞれで不平不満もあり、変えるなら一緒に変えようということになりました。
ツールを変更する際、マネーフォワードは知名度や導入実績があるので、監査法人から特段大きな指摘もありませんでした。
これまでは付箋をつけた分厚いファイルをドンッとお渡ししていましたが、今は同じ環境にアカウントを発行しているのでいつでも見ていただける状態です。
請求書発行がメールで完結、ペーパーレスが効率化につながった
これまで給与明細は印刷したものを配っていたので、web明細になりとても楽になりました。請求書発行も、印刷して封入して切って貼ってコピーを保存して…というのを月次決算をやりながら1人でやっていました。今は基本的には印刷はせずにメールで完結しています。今まで全部郵送していたのですが、PDFだけでいいと言ってくださる取引先もあり、切手を買いに行くための30分や貼る時間がなくなりました。導入までは実際に触ってみないとわからないという状況だったので、そういったところは大変だったかなと思います。チャットサポートがどのサービスにもあるので、質問するとすぐに返信がありました。気軽に質問できてその場で解決できるので、チャットサポートはかなり使っています。とくに経費のワークフロー設定でわからなかった時も画像を添付して返信してもらえたので良かったです。