ITトレンド厳選!ファイル暗号化ソフト
おすすめのファイル暗号化ソフトを、比較紹介します。
製品名 | 対象従業員規模 | 提供形態 | 参考価格 | レビュー評価 | |
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DataClasys | すべての規模に対応 | パッケージソフト | DataClasys基本導入パック 2,000,000円~ | ★★★★★ ★★★★★ |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
富士通株式会社が提供する「FENCE-Pro」は、フォルダでの暗号化だけでなく、ドライブ単位での暗号化や復号化が可能なツールです。ファイルを保存する際に、自動的に暗号化できるほか、暗号鍵を複数設定可能です。またオフライン時にも、データ暗号化や復号できます。さらにセキュリティ対策として、パスワードの入力回数制限や時限消去する機能も搭載しており、端末の盗難や紛失時の情報漏えいを防ぎます。
DataClasys
- アプリを問わずに暗号化!
- 操作は変わらず漏洩防止! マクロやリンクもそのまま利用可能
- 機密区分による柔軟な権限管理!
株式会社DataClasysが提供する「DataClasys」はマルチメディア系ソフト、CADソフトなどに対応しており、さまざまなファイルを暗号化できます。暗号化されたファイルの閲覧や印刷、コピーなどの操作を、ユーザーごとに細かく制限できる点が魅力です。社外や取引先でもファイルを暗号化したままの状態で利用できます。また、独自に開発されたシステムなので、ニーズに合わせてバージョンアップが可能です。
以下の記事では、無料ファイル暗号化ソフトを比較紹介しています。フリーソフトながらも、さまざまな暗号化機能を搭載しており、暗号ソフトを無料で活用したい方は、参考にしてください。
ファイル暗号化ソフトの選定ポイント
ファイル暗号化ソフトを選定する際は、以下の点に気をつけましょう。
ミスが起こりにくい設計か
ファイル暗号化ツールにおける操作ミスは、情報流出に直結します。一方で、多くのユーザーが利用するため、操作が複雑だと操作ミスが生じやすいでしょう。
したがって、操作が簡単でミスが生じにくい設計のソフトを選ぶことが大切です。基本的な機能がわかりやすく、一度覚えれば迷わず操作できるものが望ましいでしょう。また、操作性は見ただけではわかりません。ファイル暗号化ソフト導入の際には、無料トライアルを活用するなどして一度試してみましょう。
実績とサポートがあるか
暗号化ソフトはその役割上、機密情報を扱うことも多いです。そのため、セキュリティに信頼のおけるベンダーの製品でなければなりません。その信頼性を判断する材料となるのが、実績とサポートです。
- ■実績のチェックポイント
- 製品が国内や海外でどれほど導入され、どのような評価を受けているのか調べましょう。具体的な導入事例があれば大いに参考になるはずです。
- ■サポートのチェックポイント
- 導入後も適切な対応が得られるかどうかがカギになります。ほかの企業からの評価や導入前のコンサルティング内容などから判断しましょう。
自社に合ったファイル暗号化ソフトで機密情報を守りましょう
一口にファイル暗号化ソフトといっても、さまざまな製品があります。暗号化の仕組みが異なるものもあれば、そもそも暗号化以外の方法でデータ保護を実現しているものもあります。それらの製品の中から自社に合ったものを選ぶには、以下の点に注意しましょう。
- ■ミスが起こりにくい設計か
- ■実績とサポートがあるか
以上のことに留意し、適切なファイル暗号化ソフトを選定しましょう。