ITトレンドがおすすめする製品・サービス
- ■AIを使う作業別
- 口コミ返信文の作成:EPRESS MEO、STOREPAD、aumo Biz、MEOマスター
- 投稿文・最新情報の作成:EPRESS MEO
- 口コミの分析:STOREPAD、ミマモルン‐Mimamorn
- ■複数店舗の運用別
- 複数店舗の一括管理:MEOアナリティクス、STOREPAD、ミマモルン‐Mimamorn、MEOマスター
MEOツールのAIの活用方法:担える作業
MEOツールに搭載されるAIは、主に「書く」作業と「読む」作業を支えます。口コミへの返信や投稿文の作成、多数の口コミの分析など、店舗の担当者が時間をとられやすい作業が対象です。
口コミへの返信文の下書き
MEOツールのAIでよく使われるのが、口コミへの返信文の下書き作成です。口コミの内容を読み取り、お礼や改善の意思を伝える文面の案を示します。製品によっては、複数の案から選んだり、丁寧な口調や親しみやすい口調を選んだりできるものもあります。
返信をゼロから考えるより、案を手直しするほうが作業時間を短くできます。口コミが毎日のように届く店舗では、返信が後回しになる状態を減らす効果が期待できます。
投稿文や最新情報の作成
Googleビジネスプロフィールには、キャンペーンや新メニュー、営業時間の変更などを知らせる投稿機能があります。MEOツールのAIを使うと、伝えたい内容を箇条書きで入力するだけで、投稿文の案を作れる場合があります。
投稿を続けることは店舗情報を新しく保つうえで大切ですが、文章を考える時間がとれずに止まってしまうこともあります。AIで下書きを用意できれば、担当者は内容の確認と写真の選定に集中できます。
口コミの傾向分析と要約
口コミが数百件を超えると、すべてに目を通して傾向をつかむのは難しくなります。AIで口コミを「接客」「価格」「待ち時間」などの話題ごとに分類したり、よい評価と悪い評価の要点を要約したりする機能もあります。
分析結果を見れば、来店客がどこに満足し、どこに不満を感じているかを把握しやすくなります。店舗運営の改善に生かすには、分類の結果を定期的に店長や本部と共有する仕組みも用意しておきましょう。
AIで口コミ返信を作るときの注意点
AIの返信案は便利ですが、そのまま投稿すると店舗の信頼を損なうおそれもあります。返信は来店客だけでなく、これから来店を検討する人も読んでいるためです。注意したい3つの点を紹介します。
口コミの内容に沿った返信か確認する
AIの返信案は、口コミの細かな内容を読み違えたり、どの口コミにも使えるような定型的な文面になったりする場合があります。同じような返信が並ぶと、機械的に対応している印象を与えかねません。
投稿前に、口コミで触れられた料理名やサービス内容に返信が対応しているかを確認しましょう。事実と異なる約束や、店舗で実施していないサービスが書かれていないかも見直します。人が一文を書き足すだけでも、返信の印象は変わります。来店への感謝や次回の案内など、店舗ならではの言葉を添えるとよいでしょう。
低評価の口コミには人が対応する
不満やクレームを含む低評価の口コミは、AIの返信案をそのまま使わず、人が内容を確認して対応することが大切です。事実関係の確認が必要な場合や、謝罪の範囲を慎重に決める必要がある場合があるためです。
AIの案は文面のたたき台として使い、店長や本部の担当者が事実を確かめてから返信しましょう。トラブルにつながりそうな口コミは、社内の対応ルールにしたがって相談先を決めておくと、担当者ひとりが抱え込まずに済みます。
返信に個人情報を書き込まない
口コミへの返信は誰でも閲覧できます。AIが口コミ内の情報をもとに文面を作る際、投稿者の来店日時や注文内容など、本人を特定できる情報を返信に含めてしまう可能性があります。
返信に個人を特定できる情報が入っていないかを確認してから投稿しましょう。また、AI機能に口コミや顧客情報を入力する場合、そのデータがどのように扱われるかを提供元に確認しておくことも大切です。
MEOツールのAI活用で守りたいルール
AIで口コミや投稿の作業を効率化できても、地図サービスのポリシーや国内の法令に反する使い方は避けなければなりません。MEOツールのAIを使う際に押さえておきたいルールを整理します。
Googleの口コミに関するポリシー
Googleは、実際の体験にもとづかない偽の口コミや、割引などの見返りと引き換えに口コミの投稿や修正を依頼する行為をポリシーで禁止しています。違反と判断されると、一定期間新しい口コミを受け付けられなくなったり、プロフィールに警告が表示されたりする場合があります。
AIで口コミの文面を作って投稿するような使い方は、このポリシーに反するおそれがあります。AIは店舗側の返信や情報発信に活用し、実体験に基づかない口コミの生成・投稿には使用しないようにしましょう。
ステルスマーケティング規制への対応
消費者庁は、令和5年10月1日から、広告であることを隠した表示を景品表示法の不当表示として規制しています。いわゆるステルスマーケティング規制です。事業者が第三者に依頼して投稿させた口コミも、内容によっては規制の対象になり得ます。
来店客に口コミの投稿を呼びかける文面をAIで作る場合も、見返りを示したり、投稿内容を指定したりしていないかを確認しましょう。判断に迷う場合は、消費者庁の公表資料を確認したうえで、法務担当者や専門家に相談することをおすすめします。
店舗情報の正確さを人が確かめる
AIで作った投稿文に、営業時間や価格、キャンペーン期間などの誤りが含まれる可能性もあります。地図検索から来店する人は、表示された情報を見て行動するため、誤った情報は来店後の不満につながるおそれがあります。
数字や日付を含む投稿は、公開前に担当者が元の情報と照らし合わせて確認しましょう。確認の手順を決め、担当者が替わっても同じ確認ができるようにしておくと、ミスを防ぎやすくなります。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料請求して、さまざまな製品の機能や特徴を比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でMEOツールの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品の比較検討を進めましょう。
AI搭載MEOツールにおけるAI運用のコツ|多店舗の場合
店舗数が多い企業では、AIの効果が出やすい一方で、店舗ごとに返信の質がばらつく課題もあります。本部と店舗の役割を決めて運用することが大切です。
返信の口調とルールを本部で統一する
多店舗運営では、店舗ごとに返信の口調や書き方が異なると、ブランドの印象がそろわなくなります。MEOツールのAIで返信案を作る場合も、使う口調や避ける表現、署名の書き方などを本部でルールとして決めておきましょう。
製品によっては、返信のテンプレートや口調の設定を全店舗で共有できるものもあります。ルールを文書にまとめておけば、新しく配属された店舗スタッフも同じ基準で返信できます。
本部と店舗の承認フローを決める
AIの返信案を店舗スタッフがそのまま投稿できる状態だと、内容の確認が行き届かないおそれがあります。高評価の口コミは店舗で返信し、低評価の口コミは本部の承認を経て返信するなど、口コミの内容で承認の流れを分ける方法があります。
承認待ちの口コミが滞ると、返信が遅れて逆効果になる場合もあります。承認者を複数置き、返信までの目安の期間を決めておくと、運用が止まりにくくなります。
AI搭載のMEOツールを比較するポイントと試用での見極め方
AI機能の使い勝手は、自店の口コミや投稿で試してみないとわからない部分があります。導入前の試用期間やデモを活用し、実際の業務で使えるかを確かめましょう。
自店の口コミで返信案を作ってみる
試用期間では、過去に届いた自店の口コミをいくつか選び、AIの返信案を作ってみるのがおすすめです。高評価の口コミだけでなく、具体的な不満が書かれた口コミでも試すと、AIの得意な場面と苦手な場面が見えてきます。
あわせて、返信案を修正する手間がどの程度かかるか、口調の調整がどこまでできるかも確認しましょう。現場の担当者に操作してもらい、感想を聞いておくと、導入後の定着度を見込みやすくなります。
作業時間と返信率で効果を測る
AI機能の効果は、口コミへの返信率や返信までの日数、投稿の頻度、作業にかかった時間などで測ることができます。導入前の数値を記録しておき、導入後と比べると、効果を客観的に判断できます。
検索順位や来店数は、AI機能だけでなく季節や競合店の動き、店舗情報の充実度などにも左右されます。AIの効果を検索順位だけで判断せず、作業の効率化を中心に評価すると、導入の判断を誤りにくくなります。評価の結果は数か月ごとに見直し、使い方の改善につなげましょう。
AI機能搭載のMEOツール一覧
この記事で紹介するMEOツールのうち、AI機能を確認できる製品を一覧にまとめました。AIが担う範囲や機能の違いを比較してください。
| 製品名 | 特徴 |
|---|---|
| EPRESS MEO | AIによる投稿・口コミ返信のサポートに対応。順位計測や分析も可能 |
| STOREPAD | 複数媒体の店舗情報を一括更新。AIでの口コミ分析と返信の自動化に対応 |
| aumo Biz | Googleマップの口コミにAIが24時間365日自動で返信する |
| ミマモルン‐Mimamorn | AI解析で低評価の原因を可視化し、複数店舗の口コミを一元管理 |
| MEOマスター | AIで口コミ返信を効率化。複数店舗の一括管理や投稿にも対応 |
AI機能搭載のMEOツールの紹介
ここでは、AI機能を備えたMEOツールを紹介します。AIが担う範囲と、対応する業務や機能を確認し、自社の課題にあう製品を選びましょう。
EPRESS MEO
- Googleビジネスプロフィールの最適化(内部対策)
- 外部媒体との連携・サイテーション強化
- 分析・運用支援(MEOツール)
株式会社アイフラッグが提供する「EPRESS MEO」は、Googleビジネスプロフィールの最適化から外部媒体との連携、分析までを支援するMEOサービスです。投稿管理や予約投稿、口コミ管理、口コミへの自動返信のほか、AIによる投稿・口コミ返信のサポートを備えています。参考価格は11,000円~です。AIを使った文章作成を、運用支援とあわせて任せたい企業の候補です。
STOREPAD
- さまざまな店舗集客サイトを一元管理、集客機会を最大化
- AIで口コミ分析・返信自動化し 顧客満足度を向上
- 店舗集客のスペシャリストによる充実したサポート体制
イクシアス株式会社が提供する「STOREPAD」は、地図アプリやSNSなど複数の媒体に載せる店舗情報とクチコミを一括で管理できる、店舗情報の発信・分析プラットフォームです。AIによる口コミ分析と返信の自動化に対応しているほか、店舗情報の一括更新、1画面でのクチコミ返信、MEO順位の分析にも対応し、運用代行を含むサポートも用意されています。多店舗でAIも使いたい場合の選択肢です。
aumo Biz (アウモ株式会社)
- Googleマップの口コミにAIが自動返信
- Instagram投稿をGoogleマップ連携で工数削減
- 予約手数料無料、GBP連携で集客向上
ミマモルン‐Mimamorn (株式会社エフェクチュアル)
- AIで口コミ分析し、低評価の原因を可視化
- LINEで口コミ依頼を一括送信
- 口コミ比較で成長ポイント確認
MEOマスター (イノベートパートナーズ株式会社)
- AIで口コミ返信効率化、テンプレートも利用可能。
- 複数店舗の一括管理・投稿・写真アップロードに対応。
- パフォーマンス分析レポートのCSVエクスポートが可能。
AI機能以外の目的で選ぶMEOツール
AI機能以外の観点でMEOツールを選びたい場合に検討できる製品を紹介します。AIの有無は資料で確認してください。
| 製品名 | 特徴 |
|---|---|
| MEOアナリティクス | 複数店舗のGoogleビジネスプロフィールを一括管理し、口コミも管理できる |
MEOアナリティクス
- 複数店舗の一元管理で情報の管理や運用にかかる作業工数を削減
- 情報の比較がしやすくなる、インサイト情報の一元表示
- 顧客とのコミュニケーションを活性化できる『クチコミ管理』
オルグロー株式会社が提供する「MEOアナリティクス」は、複数店舗のGoogleビジネスプロフィールをまとめて管理できるMEO一括管理ツールです。インサイト情報の一元表示、投稿の予約・自動投稿、情報の一括変更と改ざん防止、返信漏れを防ぐ口コミ管理に対応しています。必要な情報を自動でレポートにする機能もあります。多店舗の運用を本部でそろえたい場合の候補です。
まとめ
MEOツールのAIは、口コミへの返信文や投稿文の下書き、口コミの分析を効率化する機能です。一方で、返信内容の確認や低評価への対応は人が担い、Googleの口コミポリシーやステルスマーケティング規制を守る必要があります。多店舗では口調のルールと承認フローを決めておきましょう。MEOツールの資料請求を活用し、AI機能の範囲や運用のしやすさを比べてください。

