Socia給与システムとは
Socia給与システムは、すべての雇用形態に対応し、グループ子会社の異なる給与体系も扱える、柔軟で自在な計算式設定と集計機能があります。
それによって、複雑な給与体系を持つ組織グループの給与計算を省力化して業務効率の向上を実現します。
さらに、給与に関する各種のデータ管理機能やWebでの給与明細の閲覧など、業務効率UPに寄与する多彩な機能が実装されています。
Socia給与システムの強み
1.アルバイト、正社員、役員などすべての雇用形態に対応
内容の異なる給与体系を複数設定できます。体系ごとに、計算の項目やロジック、締め日などを設定するので、項目の修正や給与規定の改定にも即応できます。
設定内容は履歴管理されるので、後日の検証が可能です。子会社にも標準機能で対応できます。
2.管理資料や集計資料を自在に作成
法定調査の印字、磁気媒体での出力が可能です。さらに管理項目のデータ出力や、項目や期間を任意に指定して管理資料を作成できます。
また、退職金の計算処理や、会計システムへの仕訳処理、生・損保データをなどを一括管理できるサブシステム群も用意されています。
3.Webで給与明細などの閲覧が可能
Webで給与明細書、源泉徴収票、報酬月額変更通知書などを閲覧できます。
4.PC・スマホから年末調整の申告書を提出できる
従業員も管理者も、紙ベースの煩雑な作業が不要になります。
Socia給与システムでできること
●拠点ごとにセキュアな環境で計算処理できる
事業部ごとに参照権限を設定でき、利用できる機能の範囲も設定できます。
●組織を人件費仕訳の体系でも管理可能
所属や拠点とは別に、給与仕訳用の専用組織も利用できます。
●従業員向けにWebで明細書などを公開できる
過去2年分の給与明細、源泉徴収票、月額変更通知書などを閲覧できます。
●複数の子会社や事業所、グループに対応可能
雇用形態や賃金体系が違う子会社やグループの給与計算ができます。
●期間や項目を任意に指定して集計できる
任意に指定した項目、期間で、月間推移や所属別などさまざまな切り口で集計ができます。
【導入事例】
●複雑な勤務体系のドライバーの時間外勤務をスピーディーに把握できるようになった
(総合物流企業 従業員 4,500人)
時間外労働の上限規制が全企業に施行される2020年に対応するためにSocia給与システムを導入しました。ドライバーの勤務体系は日勤、夜勤、日またぎと複雑なので、従来のシステムではスピーディーにかつ正確に対応することができないと考えたからです。
また以前のシステムで法改正に対応するように機能を追加すると1.5~2倍の運用コストがかかるのも導入の理由でした。
導入後は、Socia就業申請システムによって、時間外勤務が上限に近づいている従業員を明確に把握できるようになり、管理者に早めにアラートを送信できるなどのメリットを感じています。
●Sociaを活用したアウトソーシングで課題を解決
(製造業 従業員 860人)
「働き方改革」などで法務的な課題も加わり人事・労務の業務が複雑化し、社内リソースが限界に近づいていました。当時はコア業務への集中も重要な課題であり、それを実現するためには定型的な業務のアウトソース化が不可欠だと考えてSociaクラウドの導入を決めました。導入前は人事、勤怠、給与のシステムを個別に運用していましたが、データの受け渡しが不可欠なので、手間がかかるうえにミスが生じやすく、アウトソーシングするには1つのシステムで完結するツールが必須だったからです。
導入によってアウトソーシングが可能になり、業務量は一挙に1/3になり、年末調整の残業も不要になりました。