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PDMのメリット・デメリットとは?導入時のポイントも紹介!

2023年03月02日 最終更新

PDMシステムの製品一覧
PDMのメリット・デメリットとは?導入時のポイントも紹介!

従来ではできなかった部署間での情報共有が可能になる「PDM」。製品情報管理に悩んでいる企業の問題解決に役立ちますが、「導入するとほかにどんなメリットがあるのだろう?」と疑問に思っている方も多いでしょう。

この記事では、PDMのメリット・デメリットを紹介し、活用事例を用いてわかりやすく説明します。

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ここが良い!PDMの6つのメリット

PDMとは、製品の設計情報を一元管理して共有するためのシステムであり、以下のようなメリットがあります。

  • ●開発期間の短縮
  • ●設計データの再利用
  • ●バージョン管理が可能
  • ●グローバル化への対応
  • ●認証取得の効率化
  • ●内部統制の支援

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

1.開発期間の短縮

PDMを導入すれば製品情報を共有できるので、開発期間の短縮とミスの削減を期待できます。

市場シェアを拡大して利益を得るために製品を早急に市場へ投入することは重要です。納期の短縮は企業にとって大きな魅力であるといえるでしょう。

2.設計データの再利用

既存製品や部品の再利用をするためには、製品の設計データの管理・検索ができなければなりません。PDMはこれを可能にします。開発リードタイムを短縮すると同時に、開発コスト削減も期待できるでしょう。

3.バージョン管理が可能

PDMを導入すれば、バージョン管理が可能になります。

製品の開発は関連企業も含めた共同作業です。多くの人が介在する文書の管理では、バージョン管理が課題となります。 具体的には、最新のバージョンがわからなくなったり、誤って最新バージョンを上書きしてしまうかもしれません。

PDMはこれらの問題を解決できます。

4.グローバル化への対応

PDMは常に最新の情報にセキュアにアクセスできるので、グローバル化に伴って発生する時間や距離のハードルを埋められます。

昨今では、日本国内で設計して製造を海外で行うパターンが見られます。海外企業とのデータ共有においてメールでは限界がありますしセキュリティにも不安があるでしょう。

5.認証取得の効率化

日本では、製品の流通円滑化を目的として製品の品質を統一するための認証制度が設けられています。PDMがあれば製品データを容易に検索・活用できるので、認証取得に必要な書類を簡単に作成できます。ISO認定などの取得には、ドキュメント化と追跡可能な管理が不可欠です。

6.内部統制の支援

PDMを導入すれば、製品の不具合が発生した際に原因をすばやく究明し、説明責任を果たせます。内部統制が整備されていないと原因究明もできず、社会的な信頼を失うでしょう。

考慮すべきPDMの2つのデメリット

PDMには様々なメリットがある一方で、デメリットもあります。PDMの導入を検討する際は下記のような点を考慮しましょう。

1.社員の教育コストがかかる

PDMの導入には、社員の教育コストがかかります。PDMは複数の業務プロセスを一元管理できるシステムですが、仕様や使い勝手が複雑になりがちです。

システムへの理解度が足りないと導入の恩恵を得にくく、経営上の損害が発生する可能性もあります。よって、本格的に導入する前に社員のPDMに対する理解度を高める必要があります。

2.投資対効果がわかりにくい

投資対効果がわかりにくいというデメリットもあります。

PDMは全ての製品ライフサイクルにおける製品情報を一元管理するものであり、管理の対象範囲が広いので定量的な目標を設定しにくいです。

また、社員がシステムに慣れてから効果が出てくるという特性上、製品導入の効果を明確にするのは困難でしょう。

以下の記事では、PDMの導入に失敗してしまった例を紹介し、どのような点に注意すれば導入に成功するのかを詳しく説明しています。なんとしてもシステム導入に失敗したくないという方は、見てみてはいかがでしょうか。

関連記事 PDM導入でよくある失敗例を紹介!失敗防止と成功するポイントとは?

PDMの導入を成功させるには?

以上のように、PDMの導入にはメリットとデメリットがあります。では、どうすればデメリットをなくすことができるのでしょうか。ここでは、PDM導入時のポイントについて説明します。

長期的な計画を立てる

PDMは、時間をかけて計画的に導入しましょう。自社のシステムに合わないPDMを導入すると現場が混乱します。

また、PDMは単一の部署やチームのみが恩恵を受けられるシステムではなく、全体的なワークフローを管理するものです。そのため、全社的なプロジェクトだという点を意識し、導入課題を明確にした上でトップダウンで進めましょう。

進捗管理をシンプルにする

PDMシステムの費用対効果を検証するために、進捗管理をシンプルにして、製品のステータスを細かく確認しましょう。

また、自社の製品情報管理における課題やシステムの導入目的を明確にし、課題を実際にどの程度解決できているのかをPDCAサイクルを利用して確認しましょう。

効率的な製品情報管理にはPDMの導入検討を!

PDMは各業務工程を一元管理するシステムで、業務プロセスの共有も可能です。これにより、生産性の向上が期待できます。しかし、システムの導入には時間とコストがかかるため、どの程度業務を効率化できるかを把握する必要があります。

以下の記事では、PDMシステムの製品の特長を紹介し、比較しています。「実際にどんなPDMシステムがあるのだろう?」と疑問に思っている方、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

関連記事 【2025年版】人気PDM7製品を比較!選定ポイントや導入時のコツも解説
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