「百貨店品質」をEC物流へ。荷主が画面を見る必要すらない「究極の自動化」に挑戦
株式会社三越伊勢丹ビジネス・サポート(IMBS)様は、4温度帯対応や各種流通加工に対応したEC物流サービス、ギフトに特化した物流サービスを提供しています。以前使っていた自社開発のWMSは固定ロケーションでしか管理できず、SKUの多いアパレル商材では保管効率が悪化。荷主が増えるたびにデータ取り込み作業が発生するなど、オンプレミスならではの制約も抱えていました。そこでクラウド型WMS「AirLogi(エアロジ)」を導入し、フリーロケーション管理や高機能なハンディアプリで倉庫業務を効率化。現在はOMS機能を備えた「コマースロボ」とAirLogiを一体で活用し、受注管理から倉庫業務までを一気通貫で自動化する提案を行っています。出荷に不備や保留があったときだけメールで通知する仕組みなどを整え、荷主様が日常的にシステムを監視する必要のない「究極の自動化」を目指しています。
この事例のポイント
01
フリーロケーションで多SKUを効率管理
02
受注から倉庫業務まで一気通貫で自動化
03
例外時のみ通知し、監視業務をゼロに
導入企業プロフィール
導入前の課題
導入を決めた理由
導入後の効果
※導入から6ヶ月の成果倉庫の効率化から、受注〜出荷までの「おまかせ自動化」へ進化
活用している主な機能・工夫点
コマースロボのOMS・RPAとAirLogiのWMS機能を一体で活用
複雑な自動化設定をすべて代行し、荷主に「何もしない時間」を

「百貨店品質」のEC物流を自動化で実現
固定ロケーションの自社WMSが限界に
当時の課題は、EC物流特有のスピード感と柔軟性でした。自社開発のWMSは固定ロケーション管理しかできず、特にSKUが非常に多いアパレル商材では保管効率が悪く、管理が限界に達していました。また、新しい荷主様が増えるたびに弊社側でWMSへのデータ取り込み作業が発生し、人件費も時間もかかるなど、オンプレミスの制約も課題でした。こうした背景から、クラウド型WMSへの移行を検討し始めました。
決め手は柔軟性、ハンディ、コスト
選定の必須条件は「フリーロケーション機能」「配送会社とのEDI連携」「一体型帳票の印刷」、そして「低コスト」であることでした。Web広告でAirLogiを知って問い合わせたのがきっかけです。最終的な決め手は、データ入出力の柔軟性の高さ、ハンディアプリが高機能で高速に動作すること、そしてコスト感でした。一般的なハンディターミナルの半額ほどでレンタルでき、荷主様の物量に応じた従量課金制も魅力でした。比較したWMSの中で、ユーザーインターフェースが直感的だったことも重要なポイントです。
目指すのは荷主が何もしない自動化
AirLogiで倉庫の効率化という課題は解決できましたが、OMS機能を持つ「コマースロボ」の登場が我々の戦略を大きく変えました。今はコマースロボとAirLogiの一体型利用で、受注管理から倉庫業務までを一気通貫で自動化する提案がメインです。我々が目指すのは、荷主様が日常的にシステム画面を監視する必要すらない状態です。出荷に不備や保留があった時だけメールで通知が届くように設定し、RPA機能を使った最適な設定もすべて代行します。だからこそ荷主様は、商品開発やマーケティングといったコア業務に集中できるのです。
大切なのは自社オペレーションとの相性
WMSやOMSを選ぶ上で最も重要だと感じるのは、自社のオペレーションとの「相性」です。機能の多さだけでなく、直感的に使いやすいか、かゆい所に手が届くかを、ぜひトライアルで確かめてみてください。毎日使うツールだからこそ、ストレスなく操作できることが大きな生産性の向上につながります。また、コマースロボティクスさんはサポートが充実しているので、初めての導入でも安心だと思います。信頼できるパートナーと共に、自社の成長に合わせてシステムを進化させていく視点が成功の鍵だと考えています。
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EC物流への新規参入でもWMSを使いこなし、検品作業の効率が140%以上に向上
エフ・ジェイロジ株式会社
福岡地所グループのエフ・ジェイロジ株式会社様は、九州を拠点に物流業務の受託を行う3PL事業者です。グループにとってEC物流はまったく新しい領域で、立ち上げにあたっては物流コンサル会社などから助言を受けながら準備を進めてきました。その中で、他の物流会社の倉庫でAirLogi(エアロジ)が稼働している様子を見学したことをきっかけに、2021年に導入を決定。バッチ処理を活用して同じ注文グループごとに作業をまとめられるようになったことで、検品作業は1時間あたり約120件から約170件へと向上し、140%以上の効率化を実現しました。現在は月間35社の荷主、月10万件の出荷に対応。CSVデータの変換や取込設定の変更といった機能を自社で使いこなすことで荷主への提案の幅も広がり、紹介案件の増加にもつながっています。
自社WMSとAirLogiの併用で、販売チャネル拡大に対応。外部連携の拡充で受注処理を効率化
株式会社リーヴオン
株式会社リーヴオン様は、東京・埼玉・大阪に加えて海外にも拠点を持ち、月間110社の荷主、月10万〜12万件の出荷に対応する物流事業者です。冷凍・冷蔵を含む各温度帯や海外発送にも対応し、「問題解決型物流会社」を掲げています。以前は、他社に見積もりを依頼したWMS開発費が2,000万〜4,000万円と高額だったことから、自社でWMSを開発して運用していました。しかし荷主の販売チャネルが広がるにつれ、その都度自社WMSを改修するにはリソースが不足。そこで2021年に、toC出荷に強いクラウドWMS「AirLogi(エアロジ)」を導入し、自社WMSで運用する荷主と、拡張性のあるAirLogiで運用する荷主とを切り分ける体制に移行しました。AirLogiの豊富な外部連携先を生かすことで、多チャネル化する荷主の受注処理を効率化しています。

