「Roanna」とは
Roannaは今までのチャットボットとは違い、自然言語理解AI「NSU(Natural Sentence Understanding)」の技術により、人によって変わる様々な表現や意味を理解し、正確な回答を導きます。また情報蓄積を行いAIが自動でよくある質問を集計することで、自動回答率をあげるだけでなく、社内のDXも進めていきます。DXを進めることによって社内環境を整えることにも繋がると予想できます。
「Roanna」でできること
◇ファジー理解テクノロジー
自然言語理解AIの機能により、人それぞれ、場面によって変わる言い回しからも真意を読み取り、正しい回答をすることができます。Roannaは技術的にも難易度の高い機能を有しており、日本語のチャットボットのプラットフォームとしても独特な位置付けを持っています。
◇「シナリオレス」データ構築
AIを使ったチャットボットでは予めシナリオの作成・構築が必要ですが、導入時には多大な労力が必要となるため、導入したい企業にとっては大きなネックになっています。一方、Roannaではこのシナリオ構築が不要です。そのため、導入までの時間も一般的なチャットボットより短期間で簡単に導入・運用することが可能です。
◇データ可視化
Roannaは自然言語理解AIの機能により、単語では違う意味に見える文章でも、同じ意味の質問をしているということを理解できるため、たとえ言い回しが違っていても同じ質問であるとカウントします。これらの蓄積した質問や回答の状況は分析して数値化、可視化することができ、ダウンロードすることも可能です。出力したデータは業務効率化や会社経営に活かすことができます。
◇ナレッジマネジメント
Roannaは自然言語理解AIの機能を利用して、社内ナレッジの蓄積・整理・共有・活用・取りまとめを担うことができます。
「Roanna」によって解決できる課題
【自動回答率を上げてDX化を推進】
Roannaを利用することによって、従業員などが質問に対して1つ1つ回答していく場合と比較して約3倍の自動回答を行うことが可能です。それによって今まで質問の回答に使っていた時間を他の業務に割くことができるので、コア業務に集中できる時間が増え、業務効率化に繋がるでしょう。導入開始から6か月~1年程度で自動回答率は約70%という高い水準まで上げることができ、これまでまとめることが難しかった業務ナレッジの一元管理を行うことができるようになります。
【ワークフローが整理できる】
Roannaは質問について、一つの画面で管理ができるので、未回答の質問があった場合でもスムーズに回答担当者に連絡することができます。これによって確認事項のワークフローが整理されスムーズに問題を解決するフローが構築できます。
【ユーザーインサイトを活用できる】
対面では残らないやり取りを、AIならばどのような質問があったのかモニタリングして履歴をデータ化することができます。可視化された履歴データは質問内容などを分析して経営資産として活用することができるようになります。これらのデータに基づいてPDCAを回すことで顧客満足度の向上や、社内エンゲージメント向上、業務効率化などが期待できます。