楽読(らくよみ)備品管理システムとは
RFIDタグとハンディリーダーを活用して業務の最適化と人的コストを削減する備品管理システムです。
今までは、目視で備品の管理表をチェックしてパソコンに結果入力したり、汎用的に利用されているバーコードやQRコードでの運用では、タグを1枚ずつスキャンしなければならないので膨大な時間が掛かっていました。
このシステムでは、個々の備品にRFIDタグを取り付けることで、電波の届く範囲であれば、複数のRFIDタグを一度にスキャンして情報を読み取ることができ、重なった荷物や見えない箱の中など離れた場所からでも読取りが可能です。また、電波の強弱で探したい備品の場所を探索することも可能です。
システム導入することで、棚卸の時間を短縮し、転記ミスなどの発生を抑制し、正確な棚卸を実現可能です。
楽読(らくよみ)備品管理システムで解決できること
こんなお悩みありませんか?
・目視による検品ミスや転記ミスが多い…
・検品結果のシステムへの入力に時間がかかる…
・誤出庫の多発で実在庫と数が合わない…
・バーコードで1品ずつ検品に時間がかかる…
そのお悩みは『楽読(らくよみ)備品管理システム』が解決!
■ハンディリーダーをかざすだけで読み取る
UHF帯RFIDタグは、数メートル離れた距離でも複数のRFIDタグを同時に一括で読み取り可能で、管理備品を識別することができます。
読み取ったデータはパソコンに転送することで実施状況と結果が反映されるので、転記ミスや入力ミスが発生することはなく、入力作業の手間を省くことが可能です。
■取り出さなくても読み取り可能
箱に入っている備品や重なっている書類なども、箱やファイルから取り出さなくても読取り可能です。
但し、電波の特性から水・金属・ゴムといった電波を遮断したり、電波干渉する場所では、金属対応や耐水対応・積層タグなどの特殊タグでの対応となります。
楽読(らくよみ)備品管理システムでできること
■多種多様な備品管理に対応
RFIDタグを貼り付け可能な備品であれば管理することが可能です。
タグの種類も様々なものに対応できるタグがありますので、管理される備品によってご提案させて頂きます。
■電波探索(オプション)
RFIDタグを活用し、該当する備品を電波の強弱によって探索することが可能です。
探索される備品を指定し、該当する備品に近づくとレーダーが反応し、ハンディリーダーの音とスマートフォンの画面表示で場所を探索できます。
該当備品に近づくとハンディリーダーの音が大きくなり、レーダーが画面上の円の中心に集まります。
オフィスの棚や倉庫内にある積み重なったダンボールに入った管理備品を探索するのに便利な機能です。
■基幹システム連携(オプション)
棚卸結果はcsv出力できますので、既存の基幹システムへの取込みやプログラム連携対応も可能です。
出力形式や連携の方法は、別途お打合せさせて頂きます。
【『楽読(らくよみ)備品管理システム』の利用方法】
1.管理されている備品管理一覧を『楽読(らくよみ)備品管理システム』へcsv取込みします。
2.パソコンで『楽読(らくよみ)備品管理システム』を起動し、棚卸するロケーション名などの条件を選択し「新規棚卸開始」をクリックし、棚卸する一覧を作成します。
3.Android端末でアプリを起動し、ハンディリーダーと接続後に「マスタ取込」をタップしてパソコンで作成された棚卸一覧を取込みます。
4.「読取」をタップすると棚卸一覧が表示され、「開始」することでハンディリーダーで備品を読取ります。
5.読取終了後に「読取停止」し、読み取ったデータをパソコンに転送し、パソコンの「棚卸結果取込」をクリックすると実施状況と結果が反映され棚卸完了です。
6.棚卸データはCSVで出力できます。また、CSVなのでデータ編集も可能です。