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パスフレーズとは?パスワードとの違い・作り方のポイントを紹介!

2023年01月17日 最終更新

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パスフレーズとは?パスワードとの違い・作り方のポイントを紹介!

情報資産を守るためセキュリティ強化に取り組む企業は多いですが、パスワードよりもセキュリティ性の高い「パスフレーズ」と呼ばれる技術をご存知でしょうか。

パスフレーズとは、10文字以上の単語(フレーズ)を組み合わせて作られたパスワードの一種です。

この記事ではパスフレーズの概要やパスワードとの違いを解説します。あわせて、パスフレーズの作り方と生成のポイントも紹介しますので参考にしてください。

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目次

    パスフレーズとは

    パスフレーズとは、本人認証で用いるパスワードの一種です。通常のパスワードが8文字前後のところ、パスフレーズは10文字以上の単語を組み合わせた文字列で構成されているため、セキュリティが強固になります。

    パスフレーズにはどのような特徴があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

    フレーズで構成されたパスワードのこと

    パスフレーズは使用される文字列が長く、通常のパスワードよりもセキュリティが高いです。いくつかの単語を組み合わせた文章になるため「パスフレーズ」と呼ばれます。

    総当たり攻撃の対策になる

    通常のパスワードは、不正にパスワードを暴く「総当たり攻撃」の対象になりやすいです。コンピュータを使って片っ端から試すため、使用される文字種や文字数が少ないと突破されやすくなります。さらに、最近はコンピュータの性能が向上し、攻撃が成功する条件が揃っているといえるでしょう。

    しかし、総当たり攻撃は文字列が増えるほど突破されにくくなります。つまり、数種類の単語を組み合わせるパスフレーズは、総当り攻撃対策として有効なのです。

    パスワードとの違い

    ここまでパスフレーズの特徴を見てきましたが、パスワードとの違いは何でしょうか。2つの違いを紹介します。

    文字数が多い

    パスワードは通常8~10文字程度が上限であり、それ以上は入力できません。

    一方で、パスフレーズは数十文字くらいまで設定できます。パスワードよりも文字数は多いですが、意味のあるフレーズを基にパスフレーズを生成するため記憶に残りやすいです。

    加えて、セキュリティ強度が向上します。文字列が増えるにつれパスワード解析に時間がかかるため、パスフレーズが長ければ長いほど安全性が高いといえます。

    スペースを含められる

    アルファベットの大文字・小文字や数字、記号のみを用いる通常のパスワードと違い、パスフレーズではスペースの利用が認められています。

    これは、フレーズが複数の単語とスペースで構成されていることに起因します。文字列のみの場合と比べ、スペースを含めるとセキュリティ強化につながります。

    ただ、スペースの利用は任意であり、パスフレーズ生成の要件ではありません。

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    パスフレーズを生成する際のポイント

    パスフレーズはどんな点に気を付けて生成すれば良いのでしょうか。ここではパスフレーズの作り方と、その際に気をつけたい2つのポイントを見ていきましょう。

    ポイント1.予想されやすいフレーズは避ける

    パスフレーズを生成する際、好きな曲や本などの1フレーズをそのまま引用したり、少し修正して使ったりしがちです。しかし、このようなフレーズは予想されやすく、第三者に割り出される可能性が高くなります。

    世界的に有名な楽曲や映画のフレーズは、攻撃者のパスフレーズ推測プログラムに登録されています。そのようなフレーズに変更を加えたパターンもあらかじめ登録し、日々攻撃を試みているのです。

    また、言葉や単語をそのまま利用すると、本人の好みが反映されやすく単語の選択が偏りがちです。たとえば、固有名詞を並べた「JapanTokyo」や「thank you very much」を基にした「thankyouverymuch」などはランダム性がなく、割り出されやすくなるでしょう。

    ポイント2.7つの単語を組み合わせる

    推測が難しいパスフレーズも、コンピュータの発達により、簡単に割り出されてしまう可能性が高くなっています。そこで「Diceware(ダイスウェア)」と呼ばれるサイコロを利用した方法を使えば、セキュリティ性の高いパスフレーズを生成できます。

    必要なものは、5つのサイコロと一般公開されている「ダイスウェア単語一覧」です。ダイスウェアのやり方は以下のとおりです。

    1. 1.5つのサイコロを同時に振り、出た目を5桁の数字としてメモします。
    2. 2.5桁の数字と一致する番号の単語を一覧から探します。
    3. 3.同じことを7回繰り返すとパスフレーズが完成します。

    個人でランダムなパスフレーズを作ろうとすると、既存の単語の組み合わせや、あるフレーズの小文字を大文字に変えるなど、一定のパターンに従って生成しがちです。この手法なら、パスフレーズが割り出されるリスクは低くなるでしょう。

    1日に1兆回の処理が可能なコンピュータでパスワードクラックを試みる場合、5フレーズで構成されるパスフレーズは半年で攻撃が成功するといわれています。

    6フレーズになるとパスフレーズの割り出しに3500年以上、7フレーズになると2700万年かかる計算となり、リスクが大幅に減ります。

    パスフレーズを使って安全性を高めよう!

    パスフレーズとはフレーズを基にして生成したパスワードのことです。パスワードよりも多くの文字列で構成されるため、総当たり攻撃の対策になります。

    パスフレーズは10文字以上で構成され、スペースの使用が可能です。パスフレーズを生成するときのポイントは以下の2つです。

    • ■推測されやすいフレーズの利用を避ける
    • ■Dicewareの手法を利用した7つのフレーズを生成する

    パスフレーズの特徴を理解し、本人認証の安全性を高めましょう。

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