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ヒートマップツール10選を比較!選び方やメリットも解説

ヒートマップツール10選を比較!選び方やメリットも解説

ヒートマップツールには数多くの製品があるため、比較・検討に悩んでいる方も多いでしょう。自社が抱える課題を解決するためには、どのような観点から製品を選べばよいのでしょうか。

この記事では、おすすめヒートマップツールや製品選びのポイント、導入のメリット・デメリットを紹介します。最適なツールを見つける参考にしてください。

この記事は2024年10月時点の情報に基づいて編集しています。
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目次

    ヒートマップツールとは

    一般的なアクセス解析ツールでは、数値化できる情報しかわかりません。直帰率や滞在時間はわかっても、ユーザーがWebページ上のどこに注目したか、どこを見て離脱したかといった詳細は把握不可能です。

    一方、ヒートマップツールは数値化できない情報を視覚化します。ユーザーが注目していた部分や、クリックした箇所を色分けして示すことで、ユーザー動向の直感的な把握を実現します。

    ECサイトでは、実店舗と異なり目で見て顧客の行動を把握できません。そこでヒートマップツールを用いれば、顧客の心理的な動きを追跡し、サイトの改善点を発見できます。

    ヒートマップの種類

    一口にヒートマップといっても、表示する内容によって5種類に大別されます。それぞれに特徴があり、組み合わせることでユーザーの心理状態をより詳細に把握できます。

    クリックヒートマップ

    ユーザーがクリックした箇所を示すヒートマップです。一般的に、多くクリックされるところは赤く、あまりクリックされないところは青く表示されます。製品によっては、誤操作によるクリックを識別できることもあります。

    スクロールヒートマップ

    スクロールによって閲覧された箇所を示すヒートマップです。一般的に、多く閲覧される部分は赤く、あまり閲覧されないところは青く表示されます。ページ上のコンテンツを、ユーザーがどこまで見ているのかわかります。逆にいえば、どこで離脱されたかを把握するのにも役立つ機能です。

    アテンションヒートマップ

    ユーザーの画面に表示されていた時間が長い部分を示すヒートマップです。一般的に、多く表示される部分は赤く、あまり表示されないところは青く示されます。コンテンツのうち、ユーザーが熟読している部分や、読み飛ばしている部分を把握するのに役立ちます。

    マウスグラフィ

    マウスポインターが通過した箇所を視覚的に示す機能です。ユーザーの視線の動きとマウスポインターの動きは近いといわれているため、ユーザーの視線を知るのに役立ちます。マウスポインターを追う特性上、パソコンに対しては使えますが、スマートフォンやタブレットには利用できません。

    タッチアクションヒートマップ

    スマートフォンやタブレットで、ユーザーがどのように画面を操作したかを示す機能です。マウスグラフィとは反対に、パソコンでは使えません。タッチやスワイプのほか、縮小(ピンチイン)・拡大(ピンチアウト)などを視覚化します。ユーザーが関心を示している対象だけでなく、視認性に問題がある個所を把握するのに役立ちます。

    ヒートマップツールのメリット

    ヒートマップツールのメリットは、特定のページにおけるユーザー行動を視覚的に把握できることです。表示されたデータに基づいてサイトを編集することで、客観的な改善施策が実現します。では、このメリットについて詳しく見てみましょう。

    直感的にユーザー行動を把握できる

    ヒートマップツールは、ユーザーの行動を色分け表示します。一般的に、赤い部分はユーザーの注目度が高く、青い部分は注目度が低いことを意味します。

    この機能は、使う人を選びません。多くのアクセス解析ツールは専門的な知識を要求しますが、ヒートマップツールならば初心者でも直感的に把握できます。デザイナーやコンテンツホルダーなど、アクセス解析が専門外の人と連携をとるのも容易です。

    デザインを客観的に評価できる

    同じコンテンツであっても、掲載する位置によってユーザーからの注目度は大きく左右されます。収益につながる重要なコンテンツは、できるだけ目に留まりやすいところへ設置したいものです。

    ヒートマップツールを使えば、ユーザーがどこに注目しているのか評価できます。「この辺りなら見てもらいやすいかな」という勘ではなく、データを用いて客観的に判断できるのです。理にかなったデザインを作り、収益を最大化するのに役立ちます。

    有効なコンテンツがわかる

    アクセス解析ツールを活用すれば、よく読まれているページを特定できます。しかし、ページ内にあるどのコンテンツが注目されているのかはわかりません。

    そこでヒートマップツールの出番です。ページ内にあるコンテンツのうち、どれがユーザーの注意を惹いているのか視覚的に把握できます。意外なコンテンツが注目されていたことが判明し、新たにユーザーニーズを掴めることもあります。より良いコンテンツ作りに役立つでしょう。

    ヒートマップツールのデメリット

    ヒートマップツールは自社のサイトを改善するうえで有益なツールです。しかし、これだけですべての課題が解決するわけではありません。ヒートマップツールだけではカバーできない範囲があることも知っておきましょう。

    1ページ単位の分析になる

    ヒートマップツールでは、特定のWebページにおけるユーザー行動を詳細に把握できます。ランディングページやトップページなど、重要なページの改善に役立ちます。

    ところが、俯瞰的にサイト全体を改善するには不向きです。ユーザーが自社サイトへたどり着いた導線や、内部リンクをたどった回遊状況は分析できません。あくまで1ページ単位で分析するツールであることを念頭に置きましょう。

    ほかのツールを併用する必要がある

    ヒートマップツールでわからないことを分析するには、ほかのツールと併用する必要があります。

    例えば、アクセス解析ツールと併用すればサイト全体におけるユーザーの行動を数値から把握できます。また、A/Bテストなどの検証ツールも有効です。ヒートマップを参考に立案した複数の施策のうち、どれがもっとも効果的なのか客観的に調べられます。

    ヒートマップツールの選定ポイント

    ヒートマップツールはどこに着眼して比較すればよいのでしょうか。価格やサポートが気になる人も多いかもしれません。確かに価格は重要な要素です。ヒートマップツールには無料版から数十万円を要する有料版まで幅広く存在します。自社の予算や、導入によって得られる利益を踏まえて検討することが大切です。

    また、サポートも充実しているに越したことはありません。特に海外製品を導入する際は、日本語でのサポートが得られるかどうか、よく確認する必要があります。しかし、価格・サポート以外にも、ヒートマップツールならではの比較・選定ポイントが存在します。ここでは代表的な着眼点を4つ見ていきましょう。

    ヒートマップの種類

    先述のとおり、一口にヒートマップといってもいくつかの種類に分けられます。そして、得られる情報もマップごとに異なります。自社が知りたい情報にあわせて、適切なヒートマップ機能を備えたツールを選ばなければなりません。

    例えば、離脱率が高いことに悩んでいるのなら、その原因を特定できるヒートマップが有効です。離脱された箇所を示すスクロールヒートマップが役立つでしょう。また、タッチアクションヒートマップを利用すれば、モバイルユーザーにとって読みづらい箇所が分かります。ユーザビリティの観点から、改善すべき点が明らかになるかもしれません。

    ヒートマップツールを使うことで、具体的にどのような課題を解決したいのでしょうか。事前に目的を明らかにすれば、スムーズに製品を比較・検討できるでしょう。

    分析ページ数とデータ保持期間

    分析可能なページ数やデータ保持期間は、製品・料金プランによって異なります。分析ページ数が多く、保持期間が長いほど高額になりがちです。

    無料ツールや無料プランでは、分析ページ数・保持期間ともに厳しい上限が設けられています。特に、分析できるPV数やURL数などが制限されていることが多いでしょう。ツールの料金が高額になるにつれて上限が引き上げられ、大規模に運用できます。

    最初は小規模な運用を想定していても、やがて本格的な運用を始めるときが来るかもしれません。プランをグレードアップする際に困らないよう、上位プランにおける各種上限値と金額をよく比較して製品を選定しましょう。

    マルチデバイスへの対応

    昨今のWebサイトはレスポンシブデザインで構築されるケースが増えています。レスポンシブデザインとは、ユーザーが利用しているデバイスにあわせて、ページの表示を自動で最適化するデザインのことです。

    ヒートマップツールを選ぶ際は、レスポンシブデザインに対応した製品の選定をおすすめします。パソコンからのみデータを取得しても、モバイルユーザーの動向は把握できません。両者ともに分析対象とすることで、より高度な最適化を図れるでしょう。

    ほかのツールとの連携

    ヒートマップツールは数値化できない情報を視覚化できる強みをもちます。しかし、これだけではサイトのすべてを知ることはできません。直帰率や滞在時間のような数値データと組み合わせることで、はじめて見えてくるものもあります。

    そこで求められるのがほかのツールとの連携です。Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールと連携すれば、より広い視野で自社サイトにおけるユーザーの動向を把握できます。

    また、CMSツールとの連携機能も重宝します。データを分析した後は、分析内容をサイトの改善に役立てる必要があるからです。サイトを編集するCMSと連携すれば、分析と改善のサイクルを効率化できるでしょう。

    ヒートマップツールのおすすめ製品を比較

    ヒートマップツールを使えばユーザーの動向を可視化できます。しかし、具体的に何をどう可視化できるかは製品によってさまざまです。選ぶ製品によってできることが変わり、ひいてはサイト運営そのものが左右されるかもしれません。慎重に比較し、自社に適したものを選定しましょう。

    SiteLead(サイトリード)

    株式会社N1テクノロジーズ
    《SiteLead(サイトリード)》のPOINT
    1. 大企業から個人事業主まで多種多様な業界で利用可能な低コスト
    2. Webサイトの改善が初めての方にも分かりやすいシンプルな操作性
    3. 初めての方でも安心して導入いただける充実した無料サポート

    株式会社N1テクノロジーズ提供の「SiteLead(サイトリード)」は、初心者でも簡単にWebサイトの改善ができるヒートマップ分析と離脱防止機能を搭載したサービスです。3つのヒートマップ機能でサイトの興味や離脱箇所を把握。離脱防止ポップアップやオーバーレイで効果的な改善が可能です。

    User Heat

    株式会社ユーザーローカル
    《User Heat》のPOINT
    1. パソコン・スマートフォン版のサイトに対応
    2. 熟読エリア分析でよく見られている部分を把握
    3. 離脱エリア分析でユーザーの離脱要因を発見・改善

    株式会社ユーザーローカルが提供する「User Heat」は、無料で5種類のヒートマップ機能が搭載されています。PCとスマートフォン両方に対応し、手軽に分析を開始可能。熟読エリアや離脱エリアなどの多角的な分析ができ、訪問者の行動を可視化。これにより、効果的なコンテンツ配置や離脱要因の特定が行えます。

    User Insight

    株式会社ユーザーローカル
    《User Insight》のPOINT
    1. PowerPoint形式のレポートをAIが自動生成
    2. 多種類のヒートマップでユーザー心理を多角的に把握
    3. 国内1,000社以上での豊富な導入実績

    株式会社ユーザーローカルが提供する「User Insight」は、日本国内で1,000社以上に導入されてきた、総合的なWebサイト改善・分析ツールです。検索ワードや競合サイトといった流入段階の分析から、サイト上の行動を可視化するヒートマップ、AIによる課題抽出とレポートまでカバーされています。ヒートマップ機能では、クリックや離脱など幅広い観点からユーザー動向を分析できます。また、オンボーディングから活用までフォローが充実しているのも特徴です。

    CONTENT ANALYTICS

    株式会社 UNCOVER TRUTH
    《CONTENT ANALYTICS》のPOINT
    1. ランキング形式でコンテンツごとの貢献度を可視化
    2. 任意のアクションをゴールに設定して分析
    3. クロスドメインのサイトに対応

    株式会社 UNCOVER TRUTHが提供する「CONTENT ANALYTICS」は、ページ内のコンテンツを要素単位で詳細に分析します。view数に対するCV到達率を各コンテンツごとにスコアリングし、CV数やCV率を同一レポートで確認可能。従来のアクセス解析ツールに比べて簡単にコンテンツの評価が可能で、データドリブンな施策を容易に行えるのが特徴です。

    ミエルカヒートマップ

    株式会社FaberCompany
    《ミエルカヒートマップ》のPOINT
    1. 設定サポートや導入前のレクチャーなどサポートが充実
    2. 接客に役立つポップアップをノンコーディングで
    3. キャプチャ自動取得でサイト改修前後を比較

    株式会社Faber Companyが提供する「ミエルカヒートマップ」は、導入企業累計2,600社の実績をもちます。アテンション・スクロール・クリックヒートマップ機能を搭載しているツールです。3種類のヒートマップを重ねて表示することで、ユーザーの心理を高精度に分析できます。A/Bテスト機能も搭載し、同一ページの異なる期間におけるヒートマップを比較可能です。利用規模に応じて複数のプランが用意され、無駄なく利用できます。

    Ptengine

    株式会社Ptmindが提供する「Ptengine」は、世界中で20万以上の利用者をもち、90%以上の利用満足度を誇ります。単なるサイト分析にとどまらず、改善までワンストップで支援する製品です。ヒートマップなどの分析機能でユーザーの動向を明らかにし、A/Bテストやレポート機能によって具体的な改善施策の成功をサポートします。有料プランならヒートマップページ数が無制限なうえ、もっとも高額なプランなら保持期間もカスタマイズできます。

    Mouseflow

    株式会社APOLLO11が提供する「Mouseflow」は、世界中で210,000社以上の企業で利用されているツールです。ヒートマップに加え、セッションリプレイとフォーム最適化機能を搭載しています。セッションリプレイ機能を使えば、ページ上におけるユーザー1人ひとりの動きを明確にできます。ヒートマップと組み合わせることで、ユーザーの深層心理を把握可能です。また、フォーム最適化機能では、フォーム入力中にユーザーが離脱した要因を探り、改善を図れます。

    SiTest

    株式会社グラッドキューブが提供する「SiTest」は、ヒートマップ・A/Bテスト・EFO機能を備えたランディングページ改善ツールです。ヒートマップ機能は、スクロール・クリック・タッチアクションヒートマップとマウスグラフィに対応しています。顧客を属性に応じてグループ化したセグメントごとに、ヒートマップを分析することも可能です。無料トライアルでも分析対象ページ数は無制限なうえ、有料プランでは解析・改善プランを自由に設計できます。

    Contentsquare

    Contentsquare社が提供する「Contentsquare」は、オールインワンのサイト改善ツールです。ヒートマップやカスタマージャーニー分析・モバイル分析・エラー分析といった多彩な分析機能を搭載しています。ヒートマップ機能はページ上のコンテンツ単位で情報を収集できます。クリックやスクロールなど複数の情報を集約し、画像やアイコンごとに、収益性やコンバージョン状況を把握することが可能です。

    Appsee

    株式会社インターアローズが提供する「Appsee」は、iOS・Androidのモバイルアプリを対象とした解析ツールです。タッチヒートマップに加え、ビデオレコーディングやクラッシュレポートによりアプリの利用状況を明らかにします。Google AnalyticsやAdobe Marketing Cloudといった外部製品との連携も可能です。動作が軽快なため、Appseeの導入によりアプリの使いやすさが損なわれる心配はありません。

    まとめ

    ヒートマップツールを活用すると、Webページ上におけるユーザー行動をつぶさに把握できます。製品を比較・選定する際は以下の点に留意しましょう。

    • ●ヒートマップの種類
    • ●分析ページ数と保持期間
    • ●マルチデバイスへの対応
    • ●ほかのツールとの連携

    数値化できない動向を視覚化することで、データドリブンなサイト運営が実現します。この機会に、本格的な導入を検討してはいかがでしょうか。

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