LCMサービスの4つのメリット
LCMサービスを利用することで、次のメリットが期待できます。
- ●メイン業務への集中
- ●最新技術の利用
- ●IT投資コストの適正化
- ●セキュリティの強化
では、それぞれのメリットについて見ていきましょう。
1.メイン業務への集中
競争が激しくなる中、限られた人材を可能な限り本業に集中させなければなりません。IT機器のライフサイクル全般をサービスとしてアウトソーシングすることで、運用管理業務を大幅に軽減し、人材の有効活用が可能となります。
2.最新技術の利用
IT技術は日進月歩の進化を続けており、日々新しい技術が生まれると同時に陳腐化もしています。
LCMサービスを導入することで、現在の機器が古くなった場合、気軽に下取りしてもらうことができます。また、専門家のサポートを受けて最新技術を取り入れることができます。
3.IT投資コストの適正化
LCMサービスを導入することで、IT投資の見える化が可能となります。月々の支出を平準化するなど、コストの適正化と予算計画の立案を支援します。
4.セキュリティの強化
IT機器は一般のオフィス機器とは異なり、セキュリティ面での基準が求められます。ずさんな管理は情報漏えいや外部からの攻撃の原因となり、社会的信用を失いかねません。
LCMサービスを導入することで、リスクの把握や適切な対策が可能になります。
【独自調査】導入者の声から分かるLCMサービスのメリットとデメリット
ITトレンドに寄せられたLCMサービスのレビューを見ると、IT機器の調達や設定、運用、保守、廃棄までをまとめて任せられる点や、サポート品質を評価する声が見られました。レビュー件数は限られるものの、社内のIT資産管理にかかる負担を減らし、専門事業者の支援を受けながら運用を標準化したい企業で活用されている傾向がうかがえます。ここでは、導入者のレビューをもとに、LCMサービスのメリットとデメリットを整理します。
LCMサービスのメリット
導入者の声から見えるメリットは、IT機器のライフサイクル管理を外部に任せることで、社内担当者の負担を減らせる点です。パソコンやIT機器の調達、キッティング、故障対応、保守、廃棄時のデータ消去までを一括して管理できれば、属人的な対応を減らしやすくなります。また、拠点が多い企業でも管理方法を統一しやすく、セキュリティリスクやシャドーITの抑制にもつながります。
LCMサービスのデメリット
一方で、レビューからは、委託範囲や費用対効果を事前に見極める必要があることも読み取れます。自社で対応できる業務まで外部委託すると、かえってコストが増える可能性があります。また、社内のIT資産情報が整理されていない状態では、導入初期に棚卸や台帳整備の負担が発生しやすくなります。導入前には、対象機器、拠点数、保守対応範囲、廃棄時のセキュリティ対応を明確にしましょう。
※ITトレンドに投稿された【LCMサービス】のユーザーレビュー3件(2026年6月時点)が対象
LCMサービスはなぜ必要?
IT機器は企業の資産であり、「モノ」として台帳管理されていなければなりません。一方で、たとえばパソコンは外部に漏えいしてはならない機密情報を含むため、一般的な「モノ」としての資産管理を超える、セキュリティ面も含めた高度な運用管理が求められます。
どの種類のアプリケーションがインストールされ、使用者は誰であるかを管理し、廃棄にもハードディスクの初期化などの技術が必要です。このような管理工数の増加を背景にLCMサービスが提供されるようになっています。
LCMサービスの活用事例
LCMサービス導入をイメージしやすくするために、モデルケースを使って考えてみましょう。
旅行代理店のパソコン一括管理
全国に販売拠点をかまえる旅行代理店のケースを考えてみましょう。パソコンの導入台数が増え、社員とパソコンの異動、部門ごとの独自の購入、私物スマートフォンなどのシャドーITなどが横行し、把握が困難となっていました。
そこで、LCMサービスを導入し、パソコンの種類を統一。管理方法も標準化し、ヘルプデスクも依頼することになりました。一括調達によるボリュームディスカウントでコスト削減にも成功しています。
精密機器製造事業者の運用アウトソーシング
2つの工場と全国の主要都市に拠点を持つ精密機器製造事業者のケースを考えてみます。この会社ではERPの刷新に伴い、パソコン管理のアウトソーシングを決定しました。
それまでは保守契約を結んでいないパソコンの故障が度々発生し、運用担当者が全国を飛び回っている状況でした。アウトソーシング事業者は全国に拠点を持ち、故障にすばやく対応。パソコンの調達・セットアップ、保守管理の作業も安心してまかせることができました。
LCMサービスに関するFAQ
LCMサービスの導入を検討する際によくある疑問をまとめました。自社のIT資産運用の効率化に役立つか判断する参考にしてください。
- ■Q1:LCMサービスとは何ですか?
- LCMサービスとは、IT機器の調達・設定・運用・保守・廃棄までのライフサイクル全般をまとめて外部に委託できるサービスです。運用管理業務を軽減し、限られた人材を本業に集中させられます。最新技術の導入支援やIT投資コストの適正化、セキュリティ強化にもつながります。
- ■Q2:LCMサービスを導入するデメリットや注意点はありますか?
- 委託範囲や費用対効果を事前に見極める必要があります。自社で対応できる業務まで外部に委託すると、かえってコストが増える場合があります。導入前に対象機器や拠点数、保守対応の範囲、廃棄時のセキュリティ対応を明確にしておくことが重要です。
- ■Q3:どのような企業がLCMサービスを活用していますか?
- 拠点が多くパソコンの管理が煩雑になっている企業や、故障対応に運用担当者の負担が集中している企業で活用されています。管理方法を標準化してシャドーITを抑制したり、一括調達でコストを削減したりした事例があります。複数拠点のIT資産を統一的に運用したい企業に向いています。
LCMサービスを利用して、IT資産運用の効率化を!
LCMサービスを利用してIT製品の運用をアウトソースすることで、IT資産運用の効率化を図れます。メイン業務に集中したい方、最新の技術を取り入れたい方は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
以下の記事では、LCMサービスの選定ポイントについてより詳しく解説しています。自社に最適なLCMサービスの選び方を知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。


