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オンライン商談システムの市場規模・動向【2026年版】

2026年10月20日 最終更新

オンライン商談システムの市場規模・動向【2026年版】

オンライン商談システムの市場の様子を、ITトレンドに掲載されている11製品と外部の市場データから分析しました。どんな製品が並び、市場がどう動いているかを紹介します。

目次

    オンライン商談システムの市場規模は?

    オンライン商談システムは、電話やブラウザを使って、離れた顧客と商談するための製品です。調査会社のITRが2022年1月に発表した調査によると、国内のオンライン商談システム市場は2020年度に26億円で、前年度から倍増しました。同社は2020〜2025年度のCAGR(年平均成長率)を19.0%と予測し、BtoBはマイナス20.3%、BtoCは66.5%としていました。いずれも2022年時点の予測です。

    出典:ITRプレスリリース(2022年1月13日)

    ITトレンドには、オンライン商談システムとして11製品が掲載され、提供企業も10社です。いまはITトレンドから資料請求できる製品はなく、11製品すべてが情報のみの掲載です。オンライン商談システムの仕組みや導入のポイントについては、オンライン商談システムとは?仕組みと導入のポイントをわかりやすく解説をご覧ください。

    ここからは、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、オンライン商談システムの動きを見ていきます。

    ITトレンドに掲載されている主なオンライン商談システム

    まずは、ITトレンドに掲載されているオンライン商談システムを紹介します。掲載されている製品の顔ぶれは、どんな使い方の製品があるかを知る手がかりです。

    ITトレンドのデータで見ると、2026年10月時点のオンライン商談システムは営業担当者が顧客と商談するための製品が11製品中5製品を占めます。ITトレンドから資料請求できる製品はまだなく、比べる材料は各社の製品ページが中心です。来店客への接客やサポート、展示会など、使う場面ごとに製品が分かれる点が特徴です。

    次の図は、掲載されている製品のうち主な10製品を、製品ページの掲載内容をもとに用途で分けたものです。その下の表では、ITトレンドから資料請求できるかどうかもあわせて示しています。

    オンライン商談システムの用途別の製品マップ
    製品名提供企業資料請求製品の特徴
    ベルフェイスベルフェイス株式会社情報のみ掲載電話で話しながら、伝えた番号を入力してもらうだけで商談に接続できる。
    ビデオトークNTTドコモビジネスX株式会社情報のみ掲載アプリやアカウント不要で、URLをタップしてもらうだけでビデオ通話を開始。
    ROOMS株式会社Bloom Act情報のみ掲載BtoC向け。スタッフの自動アサインや電子契約、顧客の感情分析に対応。
    V-CUBE セールスプラス株式会社ブイキューブ情報のみ掲載電話営業から、そのまま商談へ移れる。ダッシュボードやSalesforce連携も。
    B-Room株式会社Bloom Act情報のみ掲載URL共有とワンタイムパスワードの2通りで接続できる。コンシェルジュサービスも。
    オンライン接客 TapCallギンガシステム株式会社情報のみ掲載QRコードやホームページのリンクから、ビデオ通話で接客やサポートを受け付け。
    ChatMeet木村情報技術株式会社情報のみ掲載Zoomでの商談、有人チャット、AIチャットボットで、Webサイトから商談をつくる。
    MeeFaMeeFa株式会社情報のみ掲載商材や営業スタイルに応じて画面をカスタマイズでき、商談音声も分析できる。
    ColorFruit株式会社NTTデータ情報のみ掲載銀行取引向けの商談支援。ビデオ会議や資料授受で、商談から契約まで完結。
    そのまま展示会/ショールームSoVeC株式会社情報のみ掲載プライベートショーや商談会をバーチャル空間で開催できる。英語表示にも対応。

    ※「製品の特徴」は、ITトレンドの製品ページの掲載内容をもとにまとめています。
    ※「情報のみ掲載」の製品は、ITトレンドから資料請求できません。

    [分析]2026年のオンライン商談システム市場の3つの傾向

    ここでは、ITトレンドに掲載されている11製品の製品ページとレビュー件数から、市場の傾向を整理します。

    1.営業の商談向けが中心、電話からの移行を掲げる製品も

    掲載11製品のうち5製品は、営業担当者が顧客と商談するための製品です。ベルフェイスとV-CUBE セールスプラスは、電話で話しながらそのまま商談に移れることを掲げています。ColorFruitは、銀行取引の商談から契約までをツール内で完結できます。電話営業の延長で、訪問せずに商談を進める使い方が中心といえそうです。

    2.接客やサポート、展示会など、使う場面が広がる

    ビデオトークとTapCallは、URLやQRコードから顧客がすぐにビデオ通話を始められる製品です。ROOMSはBtoC向けで、スタッフの自動アサインや感情分析を備えます。このほか、Webサイトの訪問者やバーチャル展示会から、商談の機会をつくる製品もあります。営業の商談だけでなく、来店客や問い合わせへの対応にも使い道が広がっていることがうかがえます。

    3.レビューはベルフェイスに集中、資料請求できる製品はない

    掲載11製品のレビューは637件で、そのうち628件がベルフェイスに集まっています。ほかの製品は0〜5件にとどまり、口コミで比べられるのは一部の製品だけです。いまはITトレンドから資料請求できる製品もなく、製品ページや各社への問い合わせで比べる段階です。

    どれを選ぶべき?目的別のおすすめ

    ■電話営業から、そのままオンライン商談に移りたい企業
    ベルフェイス / V-CUBE セールスプラス
    ■来店客や問い合わせ客に、ビデオ通話で接客・サポートしたい企業
    ビデオトーク / オンライン接客 TapCall / ROOMS
    ■Webサイトの訪問者や展示会から、商談の機会を増やしたい企業
    ChatMeet / そのまま展示会/ショールーム

    同じオンライン商談でも、営業担当者が使う製品と、顧客の接客に使う製品とでは機能の重点が違います。使う場面で候補が変わるため、商談の相手が企業か個人か、どこから商談が始まるかを先に決めておくと比べやすくなります。

    掲載製品をどう活かす?比較するときの注意点

    • ●情報のみ掲載の製品はITトレンドから資料請求できないため、各社に直接問い合わせる必要がある
    • ●レビューの多くがベルフェイスに集まり、ほかの製品は口コミが少ない
    • ●営業の商談向けと、接客・サポート向けの製品が同じカテゴリに並ぶため、自社の用途に合うかを確かめる

    掲載製品の顔ぶれは、どんな種類の製品があるかを知る手がかりとして役立ちます。最終的には、商談の相手や始め方、使っているSFA・CRMとの連携に合うかを軸に比較することが大切です。

    自社に合うオンライン商談システムを比較検討しよう

    この記事では、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、オンライン商談システムの市場の様子を紹介しました。気になる製品は製品ページで掲載内容を確かめ、各社に問い合わせたうえで比較してみてください。

    以下の記事では、オンライン商談システムを比較し、おすすめや選び方も紹介しています。あわせてご覧ください。

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