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ピッキングリストとは?作成方法、業務の効率化を図る工夫もご紹介

ピッキングリストとは?作成方法、業務の効率化を図る工夫もご紹介

ピッキングリストとはどのような書類なのでしょうか。商品を倉庫から集めるだけなら、納品書を用いれば良いのではないかと考えている人も多いでしょう。

この記事ではピッキングリストの概要や必要性、作成方法、作業を効率化する方法を紹介します。倉庫内作業の生産性を高める参考にしてください。

目次

    ピッキングリストとは?

    ピッキングリストの概要を見ていきましょう。

    ピッキング作業を行う際の指示書

    ピッキングリストとは、ピッキングすべき商品の商品コードや保管場所、数量などが記載された指示書です。基本的には、ピッキング作業員は紙で出力されたピッキングリストを見ながら、商品を集めて回ります。そして、商品の摘み取りが終わるごとに、ピッキングリストに横線を書き込んで確認を行います。

    最短ルートで商品を揃えられる

    ピッキングリストを使わなくても、納品書があればピッキングは不可能ではありません。納品書とは、「これらの商品を納品しました」という旨を受け取り側に通知する書類です。納品すべき商品が記載されているため、この書類を見ながらピッキングをすることも可能です。

    ただし、納品書にはあくまで納品すべき商品が記載されているだけで、ピッキングを効率化するための工夫はまったく施されていません。倉庫の規模が小さい場合や作業員が熟練している場合は良いでしょうが、そうでなければピッキングの効率は低くなります。

    一方、ピッキングリストはピッキングの効率を高めるために使われる書類です。たとえば、リストに記載されている商品は保管場所の順番どおりに並んでいます。つまり、同じ場所を往復することなく、最短ルートで商品を集められるということです。

    ピッキングリストを作成する方法

    続いて、ピッキングリストの作成方法を見ていきましょう。

    エクセルを活用する

    ピッキングリストはエクセルで作成できます。枠を設定し、ロケーション番号順に商品を列挙しましょう。そして出荷先ごとに必要数量を入力し、合計値が自動で算出されるように関数を設定します。

    ロケーション商品名出荷先X出荷先Y出荷先Z合計出庫量
    0001商品A4
    0002商品B
    0003商品C

    出庫量が1以上のところはセルの背景に色が付くように設定するなど、工夫をするとさらに見やすいピッキングリストができます。また、インターネット上で無料のテンプレートなども公開されているため、それらを活用しても良いでしょう。

    ただし、エクセルでの作成は手間がかかります。そこで有効なのが次節で紹介する在庫管理システムです。

    在庫管理システムを活用する

    在庫管理システムは、倉庫などの在庫を管理するITツールです。これにピッキングリストの出力機能が備わっていることがあります。

    あらかじめピッキングリストの雛型ができているため、エクセルのように見栄えを整えたり関数を設定したりする必要はありません。必要なデータを入力したら、あとは出力ボタンをクリックするだけでピッキングリストを作成できます。システム上で商品の名称や商品コード、ロケーションが紐づけられているため、それらを1つずつ手作業で入力する必要もありません。

    さらに、シングルピッキングやトータルピッキングなど、ピッキング形態に合わせたリストを作成できます。どのようなピッキングをするにしても、在庫管理システムはその作業を効率化してくれるでしょう。

    ピッキングリストにより効率化を図る方法

    従来は、ピッキングリストは紙で出力し、作業員はそれを目で確認しながらピッキングを行っていました。しかし、これではリストの読み間違いなどによってミスが生じ、生産性に支障をきたします。

    そこで、最近では情報がバーコード化されたピッキングリストが広く用いられています。一般的に、ハンディターミナルでリストのバーコードを読み取ってから作業を行います。

    これは、作業員が誤って指示とは異なる商品をピッキングしそうになっても、エラー音などで知らせてくれる仕組みです。また、ハンディターミナルでは片手が塞がってしまうため、代わりに指や腕に装着するウェアラブルデバイスを用いることもあります。

    ピッキングリストを作成して業務の効率化を!

    ピッキングリストはピッキング作業を行う際の指示書です。納品書とは違い、最短ルートで商品を集められるよう工夫が施されています。エクセルでも作成可能ですが、在庫管理システムを用いるとスムーズに用意できます。また、最近ではバーコード化されたピッキングリストが用いられることも多いです。

    以上を踏まえてピッキングリストを作成し、業務を効率化しましょう。

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