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ピッキングシステムの選び方は?倉庫管理の効率化について解説

ピッキングシステムの選び方は?倉庫管理の効率化について解説

物流倉庫現場で行われている、商品や荷物を取り出すピッキング作業の効率化を図るためには「ピッキングシステム」が有効です。ピッキング作業を効率化できれば、人件費の削減や生産性の向上などが見込めます。

この記事では、ピッキングシステムの種類や選び方について解説しています。自社に適した製品選びの参考にしてください。各社製品の一括資料請求も可能なため、ぜひご利用ください。

自社の規模にあったピッキングシステムか

まず、自社の事業規模を照らしあわせてみましょう。倉庫のフロア数や拠点数など、事業規模によって選ぶべきピッキングシステムの種類が変わってきます。

1フロアの場合

フロア数が1つの場合は、スタンド・アローン型をおすすめします。倉庫が1フロアだけであれば、扱うデータ量が少なく、他のフロアの在庫を気にする必要もありません。そのため、安価で導入しやすいスタンド・アローン型が費用対効果に優れています。

複数フロアの場合

フロア数が複数の場合は、クライアント・サーバ型をおすすめします。商品のデータ量が1フロアに比べて多くなるため、スタンド・アローン型よりも多くのデータに対応できるクライアント・サーバ型が適しています。

複数拠点の場合

倉庫が多拠点にある場合には、Web型をおすすめします。多拠点になると、他の拠点の在庫数なども把握できるようにしておく必要があるため、多拠点と連携可能なWeb型が便利です。

取り扱う商品にあったピッキングシステムか

取り扱う商品によってもピッキングシステムの選び方は変わります。

高額商品・ピンキング頻度が低い商品の場合

多少高価な商品で、ピッキングの頻度が低い商品を扱う場合は、ハンディターミナル方式や音声方式のピッキングシステムなどが便利です。ハンディターミナル方式はリアルタイムで在庫情報を確認できるため、出荷頻度が低い商品の過剰在庫により保管スペースを圧迫してしまう、欠品していて高額商品の販売機会を損失してしまうなどのリスクを減らせます。また、音声方式のピッキングシステムは、ピッキングすべき商品を、頭につけているヘッドセットを通して教えてくれるピッキングシステムです。ハンズフリーでの作業が可能なため、システム操作中に誤って商品を落としてしまうなどの作業ミスを軽減できます。

ピッキング頻度が高い商品の場合

日用品など、ピッキングの頻度が高い商品の場合はデジタルピッキングシステムがおすすめです。デジタルピッキングシステムは、商品を保管する棚に表示計(表示器)が付いており、表示計がランプなどで、ピッキングすべき商品を教えてくれます。商品のピッキングの際に、どの商品を取り出せばよいか毎回考える必要がなく、作業完了情報も一目でわかるため正確かつスピーディーに作業が行えます。

なお、以下の記事ではデジタルピッキングシステムについて詳しく解説しているため、あわせて参考にして下さい。

関連記事 デジタルピッキングシステムとは?概要やメリットも詳しく紹介!

冷凍が必要な場合

冷凍食品などを取り扱う場合、冷凍庫に対応したピッキングシステムを導入する必要があります。通常のハンディでは、冷凍庫などで作動しない恐れがあるので、食品工場向けのなかでも冷凍庫に対応した商品を選びましょう。

医療品を扱う場合

医薬品を扱う場合は、より正確かつ高品質な物流サービスが求められます。そのため、ヒューマンエラーの発生を防げるデジタルピッキングシステムがおすすめです。デジタルピッキングシステムでは、商品の保管場所や量などをすべてシステムが管理しているので、従来の方法に比べて人為的ミスを削減できます。

その他のサポート機能は充実しているか

自社に最適なピッキングシステムを導入するためには、事業規模や取り扱っている商品にマッチしているかだけでなく、サポート機能が充実しているかどうかも重要な選定ポイントです。

ここでは、作業効率を高める2つのサポート機能を紹介します。

マルチピッキング対応
マルチピッキング対応のピッキングシステムは、複数店舗で必要な商品をまとめて取り出した後に、商品を仕分けるシステムです。店舗数が多く、同じ倉庫から複数店舗に出荷したい場合は、マルチピッキングに対応しているピッキングシステムが便利です。
フォークリフト対応
物流現場において、フォークリフトなどを用いてピッキングをしたい場合は、フォークリフトに対応しているピッキングシステムか、音声方式のピッキングシステムを用いるとよいでしょう。音声方式の場合、ハンズフリーで作業できるので、フォークリフトの操作がしやすくなります。また、フォークリフト対応のピッキングシステムは、車のカーナビのような画面をフォークリフトにつけることで、ピッキングすべき商品を確認します。

自社に必要なシステムを導入しよう

ピッキングシステムを導入する際には、自社の事業規模や取り扱っている商品にマッチするか、サポート機能が充実しているかなどのポインㇳを考慮したうえで十分に比較・検討を行い、自社に最適な製品を導入しましょう。

なお、ピッキング作業だけでなく、倉庫業務全体の効率化を図りたい場合には倉庫管理システムの導入もおすすめです。倉庫管理システムには、ロケーション管理機能や入荷管理機能、出荷管理機能などが搭載されており、倉庫で行われる業務のマネジメントを幅広くカバーできます。

以下の記事では、倉庫管理システムのメリットや注意点、おすすめの製品などを紹介しています。気になる方はあわせて参考にしてください。

関連記事 倉庫管理システム(WMS)15製品を比較!自社に適した選び方も徹底解説
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