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ゼロトラストとVPNの違いとは?特徴や課題も解説

ゼロトラストとVPNの違いとは?特徴や課題も解説

社外からのアクセスに対し、安全な通信を確保する手段として長年VPNが利用されてきました。しかし近年、「社内・社外にかかわらず、すべての通信は疑うに値する」という概念のもと、VPNからゼロトラストへ移行する企業が増えてきています。

この記事では、ゼロトラストとVPNの違いやそれぞれの特徴、課題について解説します。各社製品の一括資料請求も可能なため、製品をじっくり検討したい方はぜひご利用ください。

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ゼロトラストとは

ゼロトラストとは、内部ネットワークであっても、「あらゆるユーザーやデバイスを信用しない」というセキュリティ対策の考え方です。社内・社外すべてのアクセス要求に対し、身元確認と権限検証を行い、内部リソースへのアクセスを制限します。このゼロトラストの概念にもとづいたシステムが、ゼロトラスト・セキュリティ製品です。

ゼロトラストの詳しい特徴や仕組みなどは、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事 ゼロトラストとは?7つの構成要素や導入時の注意点を解説

VPNとは

VPNとは、Virtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)の略で、インターネット上で安全な通信を実現する技術です。ユーザーはリモートワークや移動中でも、VPNを介して企業や組織の内部ネットワークに接続できます。またVPNは専用線であり、外部からのアクセスはブロックされるため、セキュリティとプライバシーの両面において安全性が担保されています。

詳しい特徴や仕組みなどは、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事 VPNとは?仕組み・種類をやさしく解説!必要性や製品も紹介

VPNが抱える課題

VPNは長年に渡り、社外からのアクセスに対し安全な通信を確保するために広く利用されてきました。しかし、VPNには以下の課題があります。

  • ●インターネットの回線速度が落ちる
  • ●機能の追加が難しい
  • ●セキュリティリスクがある

インターネットの回線速度が落ちる

VPNではデータが暗号化されるため、データのやり取りに時間を要します。また、VPN終端装置やWebフィルタリング装置、プロキシサーバなどの機器を介して通信が行われるため、その分インターネットの速度が遅くなる傾向があります。

通信速度を安定させるためには、ユーザー数やトラフィック量に応じてVPNをスケールアップさせるなどして対応する必要があります。また、データ通信の速度や安定性に関して一定の品質を保証し、情報の暗号化が必要ないギャランティー型のIP‐VPNを利用するのも一手でしょう。

機能の追加が難しい

速度遅延が発生する問題を解消するには、通常スケールアップが求められますが、VPNは機能追加がしづらく拡張性が低いことが難点です。VPNのカスタマイズは技術的に複雑であり、新しい機能を追加する場合は制約や追加コストを伴います。また、そもそもの​​VPN接続可能端末数に制限があり、既存システムに対してVPN接続数が増やせないほか、新規ユーザーを簡単に追加できないなどの問題があります。

特に大規模な組織において、VPN接続の端末数が多くなる場合、VPNサービスのアカウントを増やしたり、必要に応じてプロバイダに問い合わせたりと変更時の手間がかかる点に注意が必要です。

セキュリティリスクがある

VPN機器そのものに脆弱性があり、サイバー攻撃を受ける可能性があります。導入企業側でアップデートをすれば危険を回避できますが、対応せず運用を続けた場合、フィッシングやマルウェア、不正アクセスなどのリスクがあるでしょう。

また、VPN接続に関するログやセッション情報が保存されている場合、サイバー攻撃を受けるとユーザー名やパスワードなどの認証情報が漏えいし、企業ネットワークが危険に晒されます。企業は、VPNに対しより厳格なセキュリティ対策を施す必要があります。

このようなVPNの課題をカバーすべく、近年多くの企業から注目されているのがゼロトラスト・セキュリティ製品です。高い安全性と拡張性を誇るゼロトラスト・セキュリティ製品は、以下のボタンから一括資料請求(無料)が可能です。さっそく製品情報を複数取り寄せ、比較したい方はぜひご利用ください。

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ゼロトラストとVPNの違い

ゼロトラスト(製品)とVPNは、セキュリティポリシーにおいて違いがあります。ゼロトラストが社内外すべてのネットワークトラフィックに対して厳格な認証を施すのに対し、VPNは、「認証情報をもっているユーザーは信頼する」という前提のもと、通信の暗号化とプライバシーに焦点を当てています。

ゼロトラストとvpnの違い

そのほかに、拡張性やセキュリティ強度における双方の違いについても見ていきましょう。

拡張性

前述のとおりVPNでは機能追加や拡張に応じづらいのに対し、ゼロトラストはクラウド状にネットワークを構築するため拡張性が高い点がメリットです。

組織の成長や技術進化に伴い、ユーザー数やデバイス数が増えても、ゼロトラストは容易に拡張できます。将来的な事業規模拡大を見据えて、機能追加やユーザーの増減に柔軟性をもたせたい場合は、セロトラストがおすすめでしょう。

セキュリティ強度

ゼロトラストは、VPNと比較するとよりセキュリティ対策が厳格です。ゼロトラストは、認証やアクセス制御、暗号化などの技術を組みあわせて、すべてのデバイスやユーザーが信頼できるかを持続的に評価します。アクセスするすべてのユーザーとデバイスを常に検証するという原則に従うため、不正アクセスや内部からの脅威を防ぐことが可能です。

以下の記事では、ゼロトラスト・セキュリティのおすすめ製品を比較紹介しています。自社に最適な製品の選び方についても解説しているので、あわせてご覧ください。

関連記事 ゼロトラスト・セキュリティ製品20選を徹底比較!ランキングも紹介

VPNからゼロトラストへの移行を検討しよう

VPNとゼロトラストの違いを中心に解説してきましたが、より強いセキュリティや拡張性の高さを求めるのであれば、ゼロトラストがおすすめです。ゼロトラストは、アクセスするすべてのユーザーとデバイスを常に検証するため、不正なアクセスを防げます。また、簡単に接続数を増やせるのもメリットです。

現在VPNを使用していて、通信速度やセキュリティなどに不安や不満がある場合は、VPNからゼロトラストへの移行を検討してみるとよいでしょう。下のボタンからゼロトラスト・セキュリティの各社製品の資料請求が可能なため、気になる方はぜひご利用ください

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