【総合シェアTOP5】レビュー × ランキングで見る人気製品
まずは、レビュー件数のシェアと資料請求ランキングから、2026年の人気製品を紹介します。レビューは導入企業の評価が表れるデータ、ランキングは検討企業の関心を表すデータです。
ITトレンドのデータで見ると、2026年のAI-OCRはレビュー件数のシェアでDX Suiteが9割超を占めます。資料請求ランキングでも1位はDX Suiteで、2位はJUST.DB、3位はOPTiM 文書管理 with AI-OCRです。口コミが1製品に集まる一方、検討段階では新しい製品も上位に入っている点が特徴です。
次のグラフは、レビュー件数のシェアTOP4です。その下の表の総合順位は、レビューシェアと資料請求ランキングの順位の平均で並べています(TOP5外は6位として計算)。
| 総合順位 | 製品名 | レビュー件数シェア | 資料請求ランキング | 総合評価の傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | DX Suite | 91%(32件) | 1位 | 300〜999名の企業が半数近くで、手書き文字の読み取り精度や操作の簡単さが好評です。 |
| 2位 | JUST.DB | 3%(1件) | 2位 | 口コミは1件で、ノーコードで自由度の高い設計ができる点が評価されています。 |
| 3位 | OPTiM 文書管理 with AI-OCR | ー | 3位 | レビューはまだありませんが、資料請求ランキングで3位に入った注目の製品です。 |
| 4位 | eas | 3%(1件) | 10位 | 口コミは1件で、読み取り後の確認・修正まで任せられる点が評価されています。 |
| 5位 | スマートOCR | ー | 4位 | レビューはまだありませんが、資料請求ランキング4位で検討企業の関心を集めています。 |
※「レビューシェア」は、2026年10月までにITトレンドへ投稿されたレビュー35件に占める割合です。
※「ランキング」は、資料請求数にもとづく「ITトレンド上半期ランキング2026」です。
※複数のカテゴリに掲載され、口コミを共有している製品(SVF)は、他の用途の口コミを含むため集計から除いています。
レビューとランキングを掛け合わせると何がわかる?
- ●レビューが多い=「導入後の読み取り精度や使い勝手が語られている製品」
- ●ランキング上位=「いま比較の候補に挙がっている製品」
- ●両方で上位=「導入後のレビューと検討段階の関心の両方で目立つ製品」
AI-OCRでは、DX Suiteがレビューシェアと資料請求ランキングの両方で1位です。一方、ランキング2位のJUST.DBは、レビューが1件にとどまります。3位のOPTiM 文書管理 with AI-OCRと4位のスマートOCRはレビューがなく、検討段階で関心を集めている製品です。
▼最新の人気ランキングもあわせて確認
資料請求数をもとにした月間ランキングでは、いま比較されているAI-OCRを確認できます。
AI-OCRの市場規模は?
AI-OCRを含む国内のOCRソフトウェア・サービスについては、JEITA OCR専門委員会の資料が集計しています。この市場は2024年の129億円から、2025年は142億円に増えました。従来型のOCRソフトも含む数字で、AI-OCRだけの市場規模ではありません。
出典:JEITA OCR専門委員会「2025年のOCR出荷実績と2028年までの出荷トレンド」(2026年7月17日)
ここからは、ITトレンドのレビューと資料請求ランキングから、製品ごとの動きを見ていきます。
[分析]2026年のAI-OCR市場で起きている3つの変化
ここでは、ITトレンドの資料請求ランキング(2024年間〜2026年上半期の4回分)、上位製品のタイプ、レビューとの関係から、市場の動きを整理します。
1.首位は変わらず、2・3位に新しい製品が入る
資料請求ランキングの1位は4回とも同じ製品ですが、2026年上半期は2位と3位に新顔が入りました。JUST.DBとOPTiM 文書管理 with AI-OCRで、どちらも4回の中で初めてのTOP10入りです。3回続けて2位だったSmartReadは6位に下がり、TOP10から3製品が外れています。上位の顔ぶれが大きく入れ替わり、新しい製品にも関心が向いていることがうかがえます。
2.クラウド型が中心で、料金の示し方は製品ごとに異なる
製品一覧の掲載内容を見ると、2026年上半期TOP10のうち9製品がクラウドに対応し、オンプレミスも選べる製品は3つです。対象の企業規模は、9製品が「全ての規模に対応」でした。参考価格を金額で示すのは4製品で、「0円〜」から「360,000円〜」まで幅があります。クラウド型を軸に、自社の処理量に合う料金かを資料で確かめながら比べる形といえそうです。
3.口コミは定番の1製品に集まり、上位の多くは評価が見えにくい
レビューの大半を集めるDX Suiteは、資料請求ランキングでも4回続けて1位です。ただ、直近30件の口コミのうち24件は2022年の投稿で、最新は2024年7月でした。2026年上半期TOP10のうち、レビューがあるのは3製品だけです。定番に口コミが集まる一方、いま検討される製品の評価はまだ見えにくいことがうかがえます。
シェア上位製品はどれを選ぶべき?タイプ別のおすすめ
- ■300名以上の企業で、手書きの帳票を高い精度でデータ化したい企業
- DX Suite
- ■読み取ったデータを使う仕組みも、ノーコードで作りたい企業
- JUST.DB
- ■読み取り後の確認・修正まで、外部に任せたい企業
- eas
同じAI-OCRでも、自社で読み取りの設定を行う製品と、確認・修正まで任せられる製品があり、自社に合う製品は変わります。改善点では、帳票ごとに読み取り範囲を設定する手間や、似た文字の誤認識を挙げる声も見られました。特に、自社の帳票の種類の多さと、読み取り範囲の設定にかかる手間は、資料やデモで確認しておきたいポイントです。
レビューとランキングをどう活かす?シェアを見るときの注意点
- ●レビューシェアは利用企業の数ではなく、口コミの集まり具合を示す目安
- ●資料請求ランキングの上位でも、自社の帳票で十分な精度が出るとは限らない
- ●レビューの大半が1製品に集まり、ランキングTOP10の7製品にはまだ口コミがない
レビューシェアとランキングは、候補を絞り込むための材料として役立ちます。DX Suiteの口コミは2022年の投稿が中心のため、現在の読み取り精度や機能は資料で確かめましょう。最終的には、読み取りたい帳票の種類や枚数、読み取ったデータの使い道に合うかを軸に比較することが大切です。
自社に合うAI-OCRを比較検討しよう
この記事では、レビュー35件と資料請求ランキングをもとに、AI-OCRの人気の傾向を紹介しました。気になる製品は資料請求して機能や料金を一覧で比較し、自社の帳票に合う製品を見極めましょう。
以下の記事では、AI-OCRの機能や料金を比較して紹介しています。あわせてご覧ください。

