スマートフォンにおけるウイルス対策の必要性
スマートフォンはインターネットにつながる端末であるため、通信を介してウイルスに感染するリスクがあります。
実際にパソコンよりも不正サイトにアクセスしやすく、危険性は高いです。近年では、スマートフォンを対象にしたウイルスが増加しているので、十分な対策を行う必要があるでしょう。
仕事でスマートフォンを使うことも多く、対策を行わなければ以下のような重要な情報が漏れる可能性も高いです。
- ■仕事の取引内容
- ■連絡先
- ■プロフィール
- ■クレジットカードの情報
- ■写真
また、ウイルス以外にも公衆のWi-Fiを利用することで、通信内容が盗まれることもあります。重要なデバイスであるからこそ、危険性に対して最適な対策を考えることが大切です。
スマートフォンにおけるウイルス対策
つづいて、スマートフォンにおけるウイルス対策の方法を見ていきましょう。
スマートフォンにロックをかける
基本的なセキュリティ対策として、スマートフォンにロックをかけることが大切です。しかし、単純なパスワードを設定するだけでは、効果的な対策とはいえません。例えば、誕生日や同じ数字の羅列のような予測しやすいパスワードでは、ロックを解除されやすいです。
一般的には英数字を混ぜた8文字以上のパスワードが有効とされています。また、設定したパスワードは厳重に管理しなければなりません。
パスワード情報を取得するウイルスも存在するので、重要なサービスのパスワードは保存しないようにします。近年では、指紋認証や虹彩認証といったテキスト以外のパスワードも多いです。端末自体のロックを行うときは、このような手法のパスワードを利用すると良いでしょう。
フリーWi-Fiの利用を避ける
公衆のWi-Fiの中には無料で解放しているフリーWi-Fiがあります。パスワードの認証を行わずにアクセスできるものも多いです。しかし、このようなWi-Fiには悪意を持って解放しているものもあり、通信情報が盗まれる危険性があります。
接続している端末にウイルスを送り込む場合もあるので注意してください。大切な情報を守るため、知らない名前のWi-Fiには繋げないよう徹底しましょう。
アプリのダウンロードは慎重に行う
スマートフォンを狙ったウイルスはアプリに組み込まれていることが多いです。そのため、非公式サイトからアプリをダウンロードするとウイルスに感染する可能性があるので注意しましょう。
特にAndroid端末の場合は、Googleの審査を通らずにアプリをリリースできるので危険なものが含まれています。iOSの場合はAppleの厳しい審査を通過しないとリリースできませんが、別のルートからアプリをダウンロードしてしまうと、ウイルスに感染するリスクがあります。アプリは公式サイトから入手するようにしましょう。
セキュリティアプリをダウンロードする
もっとも安全性を高める対策はセキュリティアプリをダウンロードすることです。セキュリティアプリを導入すれば、ウイルスや不正サイトなどを検知してブロックできます。
しかし、どのアプリを入れても安全性を高められるわけではないので、信頼できるアプリかよく確認しましょう。ウイルスなどの悪意を持った脅威は巧妙化しているので、対策アプリを使う方が確実です。
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適切な方法でスマートフォンのウイルス対策を行おう!
仕事用・プライベート用関わらず、スマートフォンには個人情報などの重要な情報が保管されています。
ウイルスによる被害を受けやすいため、適切に対策をしなければなりません。スマートフォンにロックをかける、フリーWi-Fiの利用を避けるといった対策を行いましょう。安全性を高めるためにはセキュリティアプリをダウンロードするのがおすすめです。
適切な方法でスマートフォンのウイルス対策を行いましょう。