無料で使えるクラウドメールサービス6選
まずは、無料で利用できるクラウドメールサービスにはどのようなものがあるか見ていきましょう。(4月15日時点)
Gmail
GmailはGoogleが提供しているクラウドメールサービスであり、多くの企業で使われています。無料のプランでも15GBの容量まで利用することが可能です。また、メールの送受信の際は自動で添付ファイルのウイルススキャンを行っているため安全性も高いです。
フィルタやラベルを活用することで、メールの振り分けもできるので便利に使えるでしょう。
Outlook.com
Outlook.comはマイクロソフトが提供している無料のクラウドメールサービスです。Microsoft Officeのアカウントがあれば利用でき、無料でも15GBの容量を自由に使うことができます。メールの自動振り分けにも対応しており、マイクロソフトの他のアプリとも連携可能で便利です。
Yahoo!メール
Yahoo!メールはヤフーが提供している無料のクラウドメールサービスです。シンプルで使いやすいだけでなく、サポートも充実しているため安心して使えます。迷惑メールだけでなくなりすましメールを拒否する機能も備わっており、セキュリティ面も優れているでしょう。
AOLメール
AOLメールはアメリカのOath Inc.が提供している無料のクラウドメールサービスです。容量の制限はないため、大量のメールを処理する人に向いているでしょう。スパムフィルタや迷惑メールフィルタ機能、ウイルスチェック機能も搭載しており、安全に利用できます。
Zohoメール
ZohoメールはZohoが提供している無料のクラウドメールサービスです。オンラインアプリケーションを提供している企業が運営しているため、ビジネス向けでも利用が可能です。機能を充実させるためには費用がかかりますが、1つの基盤で管理・活用できるでしょう。
iCloudメール
iCloudメールはAppleが提供している無料のクラウドメールです。保存容量は5GBまでですが、課金を行えば簡単に容量を追加できます。iPhoneやiPadと連携することが可能なため、Apple製品を使っている方におすすめです。迷惑メールを排除するなど使いやすい機能が充実しているでしょう。
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無料のクラウドメールサービスの注意点
つづいて、無料のクラウドメールサービスの注意点を見ていきましょう。
利用制限がある
無料版のクラウドメールサービスは利用できる機能や容量、ユーザー数などに制限があり、使いづらさを感じる場合があります。もし、容量や機能を増やす場合は、プランの変更や課金を行う必要があります。そのため、企業でしっかり利用するのであれば、活用を見据えて有料製品も検討しましょう。
メールサーバに異常があっても対応できない
無料のクラウドメールサービスは利用者が多いため、接続が不安定になることが多くあります。さらに、クラウドを利用しているため、メールサーバに異常があっても対応はできません。
ビジネスでメールを利用する場合は、システム障害があると業務に支障が出てしまいます。そのため、運営基盤がはっきりしていて、安定して稼働しているかが重要なポイントとなります。
クラウドメールサービスの選び方
最後に、クラウドメールサービスの選び方を見ていきましょう。
オプションや機能の充実度を確認する
クラウドメールサービスを利用するときには、将来のことも考えてオプションや機能が充実しているかを確認しましょう。利用していくにつれ、やりたいことが増えてくることもあるため、どのような機能があるか確認することが大切です。
例えば、どれくらいの容量を初期設定で使えるのかや、アーカイブ機能のようなフォルダを整理する機能があるかを確認しましょう。オプションでは、誤送信対策やウイルススキャン機能などが用意されていることが多くあります。自社に必要な機能を確認して、製品を選定していきましょう。
セキュリティ強度を確認する
最近はメールを使ったサイバー攻撃が増えているため、セキュリティの強度は重要です。
無料で利用できるサービスの場合であれば、セキュリティ対策に力を入れていないこともあるため注意しましょう。また、少なくともメールの暗号化や、添付ファイルを自動でスキャンする機能があるサービスを選ぶのがおすすめです。
例えば、クラウドメールであればメールサーバが保管されているデータセンターを確認すると良いでしょう。セキュリティが堅牢なデータセンターであれば安心です。
将来を見据えて有償版のクラウドメールサービスを検討しよう!
無料で利用できるクラウドメールサービスはいくつかあります。
どのサービスも手軽にアカウントを作成して利用することができ、容量も多く便利に使えるでしょう。しかし、無料のメールサービスは機能制限があるため注意してください。クラウドメールサービスを選ぶときは、機能の充実度とセキュリティ強度の確認が大切です。
無償版のサービスに不満がある場合は有償版サービスの検討を行うと良いでしょう。