ITトレンド編集部おすすめ!クラウドメールサービス比較6選
ITトレンドおすすめの7製品をご紹介します。(3月26日時点)
ビッグローブ株式会社が提供するクラウドメールサービスです。
- ■セキュリティ対策を自由に選択できる
→自社に必要なメールセキュリティ対策のみ利用可能
- ■パソコンやスマートフォンなどのデバイスからアクセス可能
→場所を選ばずメールやスケジュールの確認が可能
- ■ビッグローブユーザー数百万人の利用実績
→幅広い規模と業種で利用が可能
- ■価格:初期費用2,500円~/月額費用1,700円~(30日間無料お試しあり)
xgate4 の比較ポイント
- 「快適」かつ「安全」な利用 メール環境を導入したい企業
- マルチブラウザ、キャリア対応
- 使いなれたわかりやすいユーザーインター フェース
株式会社オレンジソフトが提供するWEBメーラーです。
- ■パソコンやスマートフォン・携帯電話などのデバイスから利用できる
→環境を選ばず利用可能
- ■ファイル添付忘れ検知・メール送信時の宛先確認あり
→誤送信を抑止
- ■マイナンバー漏洩検出機能を装備
→マイナンバーにかかわるセキュリティ事故防止
- ■価格:ライセンス150,000円(50ユーザー~)/年間保守30,000円~
Office 365 with IIJ の比較ポイント
- Office 365のメールセキュリティを強化
- Office 365とIIJの二重防御でスパム対策
- Office365導入についてのお悩みを解消
株式会社インターネットイニシアティブが提供するメールセキュリティをプラスしたOffice365です。
- ■Office365の通常機能にサンドボックス・アクセスIP制限を追加
- ■多段なセキュリティ対策
→メール受信によるウイルス対策を強化
- ■メール取り消し機能を装備
→メール誤送信による情報漏洩を防止
- ■価格:月額440円~
@Securemail Plus Webmail の比較ポイント
- PCやスマホにメールデータが残らずセキュリティを確保できます!
- テレワークでのメールのやりとりに最適!
- 誤送信防止付きで「より安全に」メールを利用できます。
株式会社ケイティケイソリューションズが提供。クラウドサービスのWebメールシステムです。
- ■全文検索エンジンを搭載
→目的のメールを探す時間を短縮
- ■携帯電話の個体識別情報による認証が可能
→個体識別情報以外からはメールサーバへアクセス不可
- ■価格:初期費用50,000円/月額費用2,800円~(10アカウント単位)
株式会社エアネットが提供するクラウドメールサービスです。
- ■完全二重化されたメールシステム
- ■耐久性の高い環境にあるデータセンターで運用
→ハードやソフトの障害によるメール使用不可を防止
- ■最大1GBのファイル送信が可能
- ■IPアドレス制限が可能
→外出先からメールサーバへの不正アクセス防止
- ■価格:初期費用10,000円/基本料金3,000円~
富士通株式会社が提供するWebメールサービスです。クラウドおよびオンプレミスで利用できます。
- ■禁止語句・誤送信防止・上司承認・添付ファイルパスワード付ZIP化が可能
→誤送信防止・機密情報の流出によるセキュリティ事故を防止
- ■個人および共有メールBOXを同一画面で表示
- ■属人的なメールのやりとりを排除
→ワークグループ単位での作業効率化
- ■価格:別途お問い合わせ
まだまだある!おすすめのクラウドメールサービス比較3選
その他のクラウドメールサービスをご紹介します。(3月26日時点)
CLOMO SecuredMailer
株式会社ティーガイアが提供するセキュリティ機能を付加したメーラーアプリです。
- ■メールアカウントの遠隔設定が可能
→利用者に設定内容を知られず設定できガバナンス強化に貢献
- ■添付ファイルのアプリ連携制御が可能
→情報漏洩を抑止に貢献
- ■マルチデバイス対応(スマートフォン・携帯電話・PC)
- ■価格:初期費用19,000円・基本利用料月額2,100円・年額24,000円/アプリ利用料月額380円・年額4,320円
S-PortCloud for Active!Mail
鈴与シンワート株式会社が提供するクラウドメールサービスです。
- ■直感的に扱える操作性の高いユーザーインターフェース
- ■メールデータをクライアント側に保存しない設定が可能
→デバイス紛失による情報漏洩を防止
- ■送信メールの一時保留・添付ファイルの暗号化・Bcc強制変換が可能
→誤送信防止により情報漏洩のリスク軽減
- ■価格:別途お問い合わせ
IBM Verse
IBMが提供するクラウドメールサービスです。
- ■重要な人物からのメールを簡単表示
→見落とし防止につながる
- ■返信待ちユーザーの確認・期限設定
→返信漏れを防止
- ■マルチデバイス対応(スマートフォン・携帯電話・PC)
- ■価格:月額693円(1ユーザー当たり)
クラウドメールサービスの選び方
クラウドメールサービスの選び方をご紹介します。
安全性が確保できるか確認する
サービスの稼働率や品質保証、セキュリティ対策は充実しているか確認しましょう。暗号化やウイルス対策・誤送信防止機能が搭載されているか、トラブル発生の頻度・復旧速度からわかる稼働率はどのくらいかを比較してみてください。
メールサーバが国内外のどこにあるかチェックが必要です。国際的な競争や重要機密情報を取り扱う企業であれば国内サーバを重要視しても良いかもしれません。海外サーバは日本の法律が適用されない上、当該国の権力で強制的にチェックがあると従わざるをえません。
オプションや機能の拡張性を確認する
オプションや機能の拡張性も確認しておきましょう。サービスによっては使用したい機能がオールインワンのものもあれば機能ごとに提供されるものもあります。
自社にとって必要なメールサービスやオプションを明確にしてから検討しましょう。そして、機能が充実しており、必要なサービスを選択できる製品を選びましょう。使いたい機能が装備されていなかったという失敗を防げます。
現在のシステムから移行可能か確認する
現在使用しているメールデータを移行できるツールがあるか確認しましょう。ツールがあれば、移行の手順ミスやデータ移行時間の短縮が期待できます。互換性がない場合は移行できないリスクがあるため、必ずチェックしておきましょう。
移行期間は新旧両方のメールシステムでメールを送受信するケースも想定されます。トラブルが発生しやすい作業について、十分なノウハウを持っているベンダーかあらかじめ確認しておきましょう。
そもそもクラウドメールの仕組みとは?
自社で運用していたメールサーバを、クラウド上で行います。Webブラウザからメールを使用する仕組みで、Webメールとも呼ばれます。コミュニケーションツールとして利用されています。
サービス提供会社によってはメールの送受信以外に、アンチウイルス機能や誤送信防止機能が付属しています。
クラウドメールサービスのメリット
クラウドメールサービスのメリットをご紹介します。
ネット環境があればモバイル端末でも利用できる
ネット環境があれば、ノートパソコンやタブレットなどのモバイル端末でも場所を選ばずにメールの確認ができます。わざわざ帰社せずに出先からメールの送受信ができるようになります。
従来の電子メールシステムと比べ、メールサービスの設定したPCのみ閲覧ができないといったことがありません。
メールボックスの容量を追加しやすい
契約の見直しで、簡単にメールボックスの容量を追加することが可能です。
ベンダーのクラウドメールサービスはあらかじめ大容量の保存領域が用意されています。メールデータも長く蓄積されることが想定され、オプションとして容量追加のサービスがあります。自社でメールサーバを管理すると面倒な容量追加の手間が軽減されるでしょう。
ベンダーによっては無料でもギガバイト単位、有償であればほぼ制限無しのメールボックス容量が与えられます。
セキュリティ対策を行いやすい
次々とでてくる脅威に対して、専門スタッフに任せることで高度なセキュリティ環境が実現します。
従来は必要な機能を持つメールのセキュリティ対策ツールの導入をその都度検討する必要がありました。しかし、クラウドメールサービスではベンダーがすでにセットとして販売している製品を購入することが可能です。
これにより選定にかかる時間をへらし、本来の業務に集中できるようになりました。
クラウドメールサービスのデメリット
クラウドメールサービスのデメリットを紹介します。
従業員数が多いと利用料が高くなる
クラウドメールサービスは従業員が多いと利用料が高くなってしまいます。これは1ユーザあたりの月額課金制で提供されているためです。
メールサーバの容量不足による拡張により、オンプレミス型より高くなることがあります。導入時期は長期的にどのくらいの規模の人数でメールを使用していくのか見当する必要があります。
もし企業規模が1000人を超えるようであれば、オンプレミス型のほうがコストを抑えられるでしょう。
カスタマイズ性が低く拡張性がない
ベンダーが用意するクラウドメールサービスは、拡張性がないのがデメリットといえます。
ベンダーが用意していないオプションや最大容量以上の容量を自由に追加できません。基本的にベンダーが用意された機能や容量の範囲内に限られます。カスタマイズ性を重視する企業には適していないといえるでしょう。
サーバの障害時に対応しにくい
クラウドに用意されているため、サーバ障害時は対応する手立てはないです。障害や復旧に関する情報をサポート先へ問い合わせやオフィスシャルサイトで確認するなど復旧を待つしかありません。
最適なクラウドメールサービスでビジネスを加速させましょう
コミュニケーションツールに不可欠なクラウドメールサービス。選ぶポイントは「安全性の確保」「カスタマイズ性」「現システムからの移行可否」の3点です。
ネット環境があればすぐ利用でき、容量も追加しやすくセキュリティ対策が施されているメリットがあります。しかし自社に適した使用料か、拡張性や障害時の対応時のデメリットに注意が必要です。
さまざまサービスを比較して最適なクラウドメールサービスを探してみましょう。