Box Shieldとは
Boxではファイルは暗号化されているため、マルウェアは動作しませんが、
万が一、Box Shieldのマルウェアスキャンが悪意のあるコンテンツを検知したら、
ダウンロードをブロックするといった制御が行われ、拡散を防止します。
また、スマートアクセスや脅威検知の機能により、内部犯行や怪しい操作による
情報漏えいをも防止します。
Box Shieldは、情報システム部門へ大きな負荷をかけず、猛威を振るう
ランサムウェアと旧来からの内部犯行やうっかりミスからも情報を守ります。
Box Shieldでできること
☆脅威検知☆
・不審な悪意の可能性がある操作を検知。
警戒地域からアクセスや大量のダウンロード、同一のIDで異なる地域から同時にアクセスのほか、
マルウェア感染のような異常を検知し、一歩先までセキュリティ対策が行えます。
・アップロードやダウンロード、プレビューや共有、コピーのようなイベント毎でファイルがスキャンされ、
悪意のあるコンテンツは、ほとんどリアルタイムで検知されます。
・ハッシュ関数ベースのスキャンのほか、機械学習ベースのスキャンが実行されることで、
疑わしい脅威や悪意の検知を強化しています。
☆スマートアクセス☆
・機密度でコンテンツを分類することで、機密度に対応した共有制限や招待制限、
表示やダウンロード制限、印刷制限を実施するガードレールになります。
・コンテンツ作成から共有・保管まで、一貫するアクセスポリシー適用の運用ができます。
・共有すべきでない人へのうっかり共有ミスといった過失による情報漏えいを防ぎます。
Box Shieldの強み
◆機密情報とされる拡張子や機密情報保存先のフォルダは、事前に定義することで分類を付与し
特定フォルダへアップロードがされれば機密情報として自動で分類し、フラグが付与されます。
◆例えば、クレジットカード番号をもとに、個人情報ファイルと自動で判別、秘匿情報
フラグを付与することができます。
◆MIPのようなサードパーティ製品が持つ分類情報をインポートすることで、Box Shieldが自動分類します。
◆1コンテンツ1ファイルに解像度を上げることで、情報漏えいのガードレールになるセキュリティ対策となり、
うっかりミスなどによる誤った移動やコピーで社外漏えいをさせないように予防ができます。