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使いやすい暗号化ソフトの選び方|社外連携や初心者向け管理、導入支援まで比較のポイントを解説

使いやすい暗号化ソフトの選び方|社外連携や初心者向け管理、導入支援まで比較のポイントを解説

暗号化ソフトは、機能の多さよりも「操作のしやすさ」で選ぶことが失敗を防ぐポイントです。専門知識がない担当者でも直感的に使える画面や、社外の取引先でも迷わず復号できる仕組みが備わっていれば、日常業務での運用負担を大きく減らせます。本記事では、使いやすい暗号化ソフトを見極める視点を、選び方から具体的な製品の特徴まで解説します。

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目次

    暗号化ソフトを選ぶときに知っておきたい「使いやすさ」の基準

    暗号化ソフトと一口にいっても、対応する暗号化方式や操作画面の設計は製品ごとに異なります。まずは自社の業務にあった使いやすさの基準を押さえておきましょう。

    暗号化アルゴリズムの違いと安全性の考え方

    暗号化ソフトの土台となるのが暗号化アルゴリズムです。仕組みを完全に理解する必要はありませんが、広く採用されている方式かどうかを確認しておくと安心して選定できます。国際的な標準として認められている方式を採用している製品であれば、セキュリティ面での不安を抱えずに導入を進められます。

    暗号化の仕組みが複雑であっても、ソフト側で暗号化・復号の処理を自動化してくれれば、利用者が意識する場面はほとんどありません。導入検討時には、採用している暗号化方式に加えて、実際の操作がどこまで簡略化されているかをあわせて確認するとよいでしょう。

    関連記事 暗号化におけるアルゴリズムとは?種類や代表例について詳しく紹介!

    直感的に操作できるインターフェースの重要性

    使いやすい暗号化ソフトを選ぶうえで欠かせないのが、直感的に操作できるインターフェースです。メニューの階層が浅く、暗号化したいファイルを選ぶだけで処理が完了する設計であれば、パソコン操作に慣れていない従業員でも迷わず使えます。

    反対に、専門用語が並ぶ設定画面や、暗号化までに複数の手順を踏む必要がある製品は、現場に定着しにくい傾向があります。導入前には体験版やデモ画面を確認し、実際の操作手順が自社の従業員にとって分かりやすいかを確かめることが重要です。

    関連記事 暗号化ソフト14種を比較!導入に失敗しない選び方も解説!

    社内の担当者が迷わず使える暗号化ソフトの操作性

    社内の日常業務で継続的に使うためには、インストール直後から迷わず操作できる設計であることが求められます。ここでは操作性を左右する具体的なポイントを確認します。

    インストール後すぐに使える初期設定のシンプルさ

    暗号化ソフトの中には、導入時に細かなポリシー設定や証明書の発行が必要な製品もあります。こうした準備に時間がかかると、せっかく導入しても現場での利用が進まないことがあります。使いやすさを重視するなら、インストール後すぐに標準設定で運用を始められる製品を選ぶことがポイントです。

    例えば、広く採用されている暗号化方式をあらかじめ標準搭載している製品であれば、担当者が暗号化強度を個別に設定する手間を省けます。初期設定の負担を減らせるほど、情報システム部門の限られた人員でも運用を回しやすくなります。

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    ファイルを選ぶだけで完了する自動暗号化・自動復号の仕組み

    指定したフォルダーに保存したファイルを自動で暗号化する機能や、正規の利用者がアクセスした際に自動で復号する仕組みを備えた製品は、日常業務での手間を大きく減らします。利用者が暗号化を意識せずに済むため、操作ミスによる情報の取り扱いミスも防ぎやすくなります。

    自動処理の範囲は製品によって異なるため、対象フォルダーの指定範囲や、対応しているファイル形式の広さを事前に確認しておくと安心です。業務で使うファイル形式に対応していないと、結局は手動での暗号化作業が残ってしまいます。

    社外の取引先とも復号操作がシンプルな暗号化ソフトの特徴

    社外とのファイルのやり取りでは、受け取る側の操作のしやすさも重要です。復号のたびに専用ソフトのインストールやパスワードの受け渡しが必要だと、取引先の負担になってしまいます。

    パスワードを共有せずに復号できる仕組み

    電子メールでパスワード付きファイルを送り、別便でパスワードを送る運用は、手間がかかるうえに誤送信のリスクも伴います。近年は、クラウド上で権限を確認したうえで復号する仕組みや、受信者を指定して暗号化データを発行できる機能を備えた製品が増えています。

    こうした仕組みを使えば、パスワードを別途やり取りする手間をなくしつつ、指定した相手だけが復号できる状態を保てます。取引先が専用ソフトを持っていなくても、無料の復号ツールを配布できる製品であれば、社外連携の負担をさらに減らせます。

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    復号期限やアクセス制限で誤送信のリスクを抑える機能

    復号できる期間をあらかじめ設定できる機能や、アクセスできる端末・アカウントを制限できる機能も、社外とのやり取りでは役立ちます。誤って別の相手にファイルを送ってしまった場合でも、期限切れによって内容を確認できなくなる仕組みがあれば、被害の広がりを抑えられます。

    取引先ごとに異なるセキュリティ要件が求められる場合もあるため、アクセス制限の細かさや設定のしやすさを比較しておくと、実際の運用場面で困りにくくなります。閲覧回数の上限を設定できる製品を選べば、意図しない転送や二次利用のリスクをさらに抑えられます。

    専門知識不要で管理しやすい暗号化システムの画面設計

    暗号化ソフトを運用する担当者が、必ずしもセキュリティの専門知識を持っているとは限りません。管理画面の見やすさは、日々の運用負担を左右する重要な要素です。

    ダッシュボードで状況をひと目で把握できる管理画面

    暗号化の適用状況や利用者ごとの設定を、専門用語を使わずグラフや一覧で表示してくれる管理画面であれば、初めて管理を担当する方でも状況を把握しやすくなります。異常があった場合にひと目で気づける表示になっているかどうかも確認しておきたい点です。

    管理画面の設計が複雑だと、日々の確認作業を後回しにしてしまい、結果として異常への対応が遅れる原因といえます。導入前にデモ画面を確認し、自社の担当者が日常的に使いこなせそうかを見極めましょう。

    権限設定やログ確認が複雑にならない仕組み

    暗号化された情報を守るためには、誰がどのデータにアクセスできるかを管理する権限設定や、アクセス履歴を確認できるログ機能が欠かせません。総当たり攻撃のような手法でパスワードが割り出されるリスクに備える意味でも、アクセス制御と記録の両方を備えた製品を選ぶことが大切です。

    権限設定の項目が多すぎると、かえって設定ミスにつながる場合もあります。役職や部署ごとにテンプレートを用意できる製品であれば、専門知識がなくても適切な権限を短時間で設定できます。

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    導入支援やポリシー策定のサポートが手厚い暗号化ソフトの選び方

    暗号化ソフトは導入して終わりではなく、社内での運用ルールづくりまで含めて検討することが望まれます。サポート体制の手厚さも比較しておきたいポイントです。

    導入時のトレーニングや問い合わせ窓口の有無

    導入直後は、操作方法についての問い合わせが従業員から相次ぐことがあります。導入時の操作トレーニングや、電話・チャットでの問い合わせ窓口を用意しているベンダーであれば、社内での定着をスムーズに進められます。

    特にセキュリティ担当者が少ない企業では、自社だけで運用ルールを整備するのが難しい場合もあります。導入実績や対応可能な業種を確認し、自社と近い規模の企業への支援経験があるかを比較すると選びやすくなります。

    社内ポリシー策定を支援するテンプレートやガイドの提供

    暗号化の対象範囲や運用ルールを定めた社内ポリシーがないと、担当者ごとに運用方法がばらつき、かえって情報の取り扱いに不安が残ります。ポリシー策定のひな形やガイドラインを提供してくれる製品であれば、ゼロから規程を作る手間を省けます。

    導入後も定期的に運用状況を見直すサポートを受けられると、社内の状況変化にあわせてポリシーを柔軟に更新できます。契約前にサポート範囲がどこまで含まれるかを確認しておきましょう。

    使いやすさに定評のある暗号化ソフトの具体例

    ここまで紹介した基準を踏まえたうえで、実際にどのような暗号化ソフトがあるのかを見ていきましょう。データベース単位での暗号化から、権限設定やログ管理をシンプルに行える仕組みまで、自社の運用体制にあわせて検討できます。

    D.AMO DP

    ペンタセキュリティ株式会社
    《D.AMO DP》のPOINT
    1. 既存データベースに後付けでクエリー変更せずに導入可能
    2. 選択的暗号化を実現しデータベースの機密性と可用性を両立
    3. 暗号化+アクセス制御+監査ログのAll-In-Oneパッケージで提供

    ペンタセキュリティ株式会社が提供する「D.AMO DP」は、Oracle・SQL Server向けのデータベース暗号化ソフトです。カラム単位での暗号化に対応するほか、アクセス制御と監査ログの機能をあわせて備えており、専門知識がない担当者でも権限設定やログ確認の運用をシンプルに進めやすい構成になっています。

    D.AMO DE

    ペンタセキュリティ株式会社
    《D.AMO DE》のPOINT
    1. 暗号化の導入時アプリケーションのコードやクエリーの改修不要
    2. カラム単位で機密データを選択的に暗号化
    3. 暗号化+アクセス制御+監査ログのAll-In-Oneパッケージで提供

    ペンタセキュリティ株式会社が提供する「D.AMO DE」は、MySQLやMariaDBといったOSS系データベース向けの透過的暗号化ソフトです。データベースエンジンのレベルで暗号化処理を行うため、既存システムを改修することなく導入でき、初期設定の負担を抑えて運用を始めたい担当者にも扱いやすい仕組みとなっています。

    LB ファイルロック3 Pro (株式会社ライフボート)

    《LB ファイルロック3 Pro》のPOINT
    1. ドラッグ&ドロップで簡単暗号化、直感的に運用可能。
    2. パスワードレス共有や多要素認証で安全性の高いデータ共有。
    3. ポータブル版や自己解凍形式で、未導入環境でも復号可能。

    InterSafeFileProtection (アルプスシステムインテグレーション株式会社)

    《InterSafeFileProtection》のPOINT
    1. 18年連続シェアNo.1のWebフィルタリング技術を応用。
    2. ファイル単位でアクセス権限を細かく設定可能
    3. 操作ログ記録で不正アクセス・情報漏洩を追跡可能

    WinMagicSecureDoc (ウィンマジック・ジャパン株式会社)

    《WinMagicSecureDoc》のPOINT
    1. マルチデバイスを単一コンソールで管理可能。
    2. リムーバブルメディアも暗号化対応。
    3. PBConnex™で認証前のデバイス起動・データアクセスを制限。

    SophosEncryption (ソフォス株式会社)

    《SophosEncryption》のPOINT
    1. OS標準暗号化を活用しCentralで鍵管理と復旧を簡素化。
    2. 暗号化のまま編集・共有でき業務を止めない設計。
    3. 複数端末とOSの暗号化を可視化し統制・規制対応。

    まとめ

    使いやすい暗号化ソフトを選ぶには、操作画面の分かりやすさ、社外とのやり取りでの復号のしやすさ、専門知識がなくても扱える管理画面、そして導入後のサポート体制まで幅広く比較することが大切です。自社の業務内容や担当者のスキルにあわせて、無理なく運用を続けられる製品を選びましょう。

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