ITトレンド編集部厳選!ノーコード開発ツール比較!
プロダクト開発や業務アプリ開発、Webサイト構築、ECサイト構築など、さまざまな用途で利用できるおすすめのノーコード開発ツール(ノーコードツール)を紹介します。
《Forguncy》のPOINT
- Excel感覚で画面作成!計算処理もExcel関数で実装可能
- 外部データベースなど複数のシステムとデータ連携可能
- ユーザー管理やワークフローなど開発したアプリの運用環境も充実
複数のシステムと直接接続して参照・更新が行えるデータ管理機能と、Excel感覚でレイアウトができる画面デザイン機能を備えています。ExcelやAccessなどのファイルで管理していた業務を、サブシステム化できます。オンプレミスでの構築も、クラウドでの利用も可能です。グレープシティ株式会社が提供しています。
《Platio》のPOINT
- ノーコードで誰でも簡単に業務アプリ作成
- 初期費用ゼロ!月々2万円からの始めやすい価格感
- 現場に合った業務アプリをスピード導入
自社の業務にあったモバイルアプリを、ノーコードで簡単に作成できるツールです。100種類以上のテンプレートから選ぶだけのノーコード開発で、簡単にアプリが作成できます。アプリの審査が不要なので、作ったその日から運用開始可能です。アステリア株式会社が提供しています。
《楽々Webデータベース》のPOINT
- 活エクセル|Excelを活用したままExcel業務の課題解決
- かんたん構築|ノーコードでだれもがIT人材に
- つなげて活用|貯めたデータも人もつなげて新たな価値を
Excelファイルを指定して読み込むだけで、簡単にアプリを構築できるノーコード開発ツールです。クラウドサービスなのでどこからでも利用できます。貯めたデータをつなげて活用・システム連携することで、新たな改善が可能です。住友電工情報システム株式会社が提供しています。
《ASTERIA Warp》のPOINT
- 1万社以上の導入実績を誇る「デファクトスタンダート」
- ノーコードだからできる高速開発と内製化
- 豊富な接続アダプターで高速開発!アダプター開発支援も充実
さまざまなシステムやサービスと連携し、業務の自動化・効率化やデータの活用を実現します。システム間連携やデータ分析・マスターデータ管理を行う際のデータ統合、業務自動化などで活用可能です。9,500社以上での導入実績があります。提供しているのはアステリア株式会社です。
《Magic xpi Cloud Gateway》のPOINT
- Magic xpi 標準のアダプタ・コネクタすべて利用可能
- 各クラウド専用アダプタ提供!各種サービスとAPIで連携可能
- 連携フロー数やトリガー数、さらに接続先数が無制限!
複数クラウド間のデータ連携を、クラウド上のMagic xpiを利用して行うデータ連携クラウドサービスです。REST・SOAP・ODataなどのAPIで、各種サービスとの連携ができます。66種類500機能の豊富なアダプター・コネクタを利用できます。提供しているのはマジックソフトウェア・ジャパン株式会社です。
Magic xpi Integration Platform
製品・サービスのPOINT
- ノン・コーディングでシステム連携が可能
- 66種・500機能以上の豊富なアダプター群によるリアルタイム連携
- インメモリー・データグリッド技術で拡張性と冗長性を実現
クラウド・オンプレミス・ハイブリッド環境のすべてのシステムを、ノーコードでデータ連携可能です。トリガー機能によって、さまざまなタイミングで連携フローを自動実行できます。非効率な手作業を削減し、業務プロセスを自動化することによって業務効率化を実現します。提供しているのはマジックソフトウェア・ジャパン株式会社です。
そのほかのノーコード開発ツール
上記以外のさまざまな特徴をもつノーコード開発ツール(ノーコードツール)を紹介します。
CELF
Excelファイルをアップロードして、簡易な設定をするだけでWebアプリを自動作成できます。エクセルから業務アプリに乗り換えることでミスを防ぎ、業務の効率化が可能です。エクセルや別システムに散乱しているデータを集め、必要な形に結合・加工し、いろいろなデータを利活用できる業務アプリが作れます。
UnitBase
誰でも業務システムを開発できるWebデータベースのノーコード開発ツールです。直感的な操作性で、現場担当者だけでも業務システムを開発・改修・運用できます。外部データベースのデータも、UnitBaseに取り込み活用可能です。
Bubble
デスクトップおよびモバイル Webブラウザ用の、インタラクティブなマルチユーザーアプリを作成できるノーコード開発ツールです。HTMLやCSSの知識がなくてもカスタマイズしやすく、デザインの自由度が高いプラットフォームです。開発者だけでなく、チームの誰もが変更を行えます。
Yappli
アプリ開発・運用・分析をノーコードで提供します。50以上の機能と豊富な外部サービス連携で、優れたユーザー体験を可能にしました。直感的な操作で更新作業ができる管理画面で運用が容易です。
Adalo
視覚的に優れたアプリを簡単に作成できるノーコード開発ツールです。用意されたもしくは独自に作成したコンポーネントを、ドラッグ&ドロップするだけでデザインできます。データベースは自動的に構成され、APIとの連携も可能です。
Glide
ExcelやGoogleスプレッドシートを指定するだけで、アプリやWebサイトが作成できるノーコード開発ツールです。テンプレートストアに何百ものアプリが登録されていて、コピーすればすぐにアプリが使用できます。コンポーネントをドラッグ&ドロップして追加すれば簡単に構築可能です。
STUDIO
遠く離れていても共同作業が可能なように、リアルタイムコラボレーション機能が標準装備されたノーコード開発ツールです。コーディングやサーバーの設定が不要で、作成したデザインは1クリックで実際のWebサイトとして公開できます。
Thunkable
サードパーティの部品や、独自のデータベースに接続して、カスタマイズされたAndroid・iOSおよび Webアプリが作成できます。50以上のデザインコンポーネント、簡単なアニメーション、ロジックブロックを統合して、カスタムアプリを構築可能です。
Shopify
すべてのEコマース機能とPOS機能を、1つのプラットフォームで提供しているノーコード開発ツールです。ネットショップを使った開業が容易に行えます。実店舗のオンライン化や、別のECプラットフォームからの移行も可能です。
AppSheet
ビジネスニーズにあわせてカスタマイズされた、モバイルアプリとデスクトップアプリを作成できるノーコード開発ツールです。フォーム・バーコード・場所・署名・写真を使用して、豊富なデータをキャプチャできます。認証および使用状況レポートで、ユーザーを管理可能です。
Webflow
チームでコラボレーションしながら、視覚的なキャンバスでWebサイトを作成できるノーコード開発ツールです。HTML・CSSおよびJavascriptを活用して、テンプレートをもとにクオリティの高いWebサイトが構築できます。
ノーコード開発ツールの選び方
種類が豊富なノーコード開発ツール(ノーコードツール)は、どのようなポイントで選定すればよいのでしょうか。ここでは、ツールの選び方を解説します。
利用目的にあわせた機能を搭載しているか
ノーコード開発ツールは製品ごとに対応領域が異なります。アプリ開発・Webサイト開発・ECサイト開発・データベース構築など、実際の利用目的にあった機能を搭載しているか確認しましょう。特に、WebサイトやECサイトはスマートフォンを利用するユーザーが増えているので、モバイルデバイスに対応していることは重要です。
日本語に対応しているか
ノーコード開発ツールは海外製品が多いので、インターフェースが日本語対応しているか、サポートを日本語で受けられるか確認しましょう。日本語の学習教材があるのかも重要で、購入しても使いこなせない場合があります。
コストはどれくらいか
初期費用や月額費用など、利用料金がどれくらいになるのか確認すべきです。利用可能な機能数やユーザー数で料金が決まる場合が多いので、将来的に利用する機能やユーザー数も踏まえて、ベンダーから見積を取っておくとよいでしょう。料金プランを複数用意している製品も多く、無料プランやエントリープランがあるツールの場合は、スモールスタートを検討するのもおすすめです。
ノーコード開発ツールを比較して、導入を検討しよう
おすすめのノーコード開発ツール(ノーコードツール)を紹介しました。ノーコード開発ツール選定のポイントは下記です。
- ・利用目的にあわせた機能を搭載しているか
- ・日本語に対応しているか
- ・料金はどれくらいか
上記をもとにノーコード開発ツールを比較して、導入の検討をしましょう。