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アンケートシステム7製品を比較!自社に適した選び方も徹底解説

アンケートシステム7製品を比較!自社に適した選び方も徹底解説

さまざまな人の意見を聞きたいと思った企業の強い味方となってくれるのがアンケートシステムです。顧客やユーザーに対してアンケートを配信したり、結果を集計したりできます。

この記事では、アンケートシステムの具体的な機能とともに、導入メリットや比較ポイントをわかりやすく解説します。

この記事は2024年6月時点の情報に基づいて編集しています。

アンケートシステムとは

アンケートシステムとは、Web上でアンケートを作成・配信・集計するための専用システムです。システムを使えば、簡単な操作でアンケートを作成できるほか、一斉配信や個別配信も対応可能です。結果の収集や統計のサポートなど、アンケートにまつわる周辺業務を担います。

顧客の声を聞きたいと思ったとき、これまでに多く使われてきたのは電話やメール、FAXや手紙といった手段です。これらの代わりにアンケートシステムを採用すれば、より幅広い人の回答を素早く得られるでしょう。顧客満足度を上昇させるためには、まずその声に耳を傾けることが重要です。ユーザーの意見をこまめにすくいあげ、具体的な取り組みにつなげたいと願う企業から、高く注目されています。

アンケートシステムの主な機能

アンケートシステムを導入すると、具体的に何ができるようになるのでしょうか。主な機能は以下のとおりです。

  • ■アンケートページの作成
  • ■アンケートの送信
  • ■アンケート回答の自動収集
  • ■アンケート回答結果の分析
  • ■アンケート回答者への特典付与

アンケートシステムには、専用ページを作成するためのテンプレートが用意されています。利用者側は、その内容に従うだけで、手間なく簡単にアンケートページを作成可能です。システムによっては、デザインのカスタマイズができるものもあります。求める回答を得やすくなるでしょう。

アンケートを送信する場面では、ユーザーの属性や回収目標の設定も可能です。回答の収集まで自動で行うのも、アンケートシステムの特徴です。Webアンケートにまつわるさまざまな業務を効率化できます。

アンケートシステムの費用相場

アンケートシステムを利用する際の料金プランには、「固定料金制」と「都度払い」の2種類があります。

固定料金制の場合、月額利用料を支払えば何度でもアンケートを実施可能です。ただし、契約するプランによっては、実施できる回数に制限がある可能性もあるため、事前確認は入念に行ってください。また、月々のコストはシステムによって大きく異なります。月額わずか数百円で利用できるものもあれば、数万円程度のものもあります。一般的には、月額5千円~3万円程度で利用できるサービスが多いようです。

都度払いは、アンケートを実施するたびに費用が発生するタイプです。「ごくたまにしかアンケートを必要としない」という場合に、無駄なく利用できるでしょう。ただし、設問数や各種条件によって料金が変動します。内容によっては高額になる可能性もあるため、注意してください。

アンケートシステム導入のメリット

アンケートシステムを導入すれば、企業側はさまざまなメリットを実感できるでしょう。具体的にどういったメリットを得られるのか、導入前に確認してみてください。

アンケートの配信・回収が効率化できる

アンケートシステムを使えば、質問作成から回答の回収まで、すべての工程をオンライン上で完結できます。紙を用いたアンケートとは違い、印刷や郵送によるタイムロスが発生しにくく、必要なデータを素早く得られます。調査に必要な業務の効率化にもつながるでしょう。

調査にかかる費用を削減できる

アンケートシステムを導入すれば、印刷コストや郵送コストは一切かかりません。これまで、アンケートの作成や送付といった雑務を外注していた場合、そのための費用も節約できるでしょう。

またシステム導入によって業務全体が効率化すれば、アンケートに関わる人件費を削減可能です。システム導入によって、経費削減できる可能性は高いといえます。

集計や分析が容易にできる

アンケートを行う目的は、収集した回答データの活用です。回答の統計・分析により、今後の経営戦略に役立てられるデータを得られるでしょう。

紙媒体でアンケートを行った場合、回答データの入力や転記が必要です。時間も労力もかかる作業であり、入力ミスや漏れといったヒューマンエラーも避けられません。Webアンケートの場合、回答データはシステム上に自動で蓄積されます。自動集計や自動分析機能が搭載されているため、回答データを活用できる形にするまでの手間がかかりません。従来のアンケート手法よりもデータを活用しやすいでしょう。

アンケートシステムの選び方

自社にあったアンケートシステムを導入するためには、複数製品の比較検討が必須です。具体的にどういったポイントに注目して選べばよいのでしょうか。4つのポイントを紹介します。

目的に沿ったアンケートを実施できるか

企業がアンケートを実施する状況はさまざまです。「不特定多数に意見を求める場合」もあれば、「個々の意見をできるだけ詳しく聞きたい場合」もあるでしょう。これら2つのケースでは、システムに求める機能が異なります。

あらゆる属性の人から幅広い回答を求めるなら、より手軽に回答できる方式やマルチデバイス対応がおすすめです。限定的な対象者に対して、より深い回答を求めるなら、チャット機能があるものを選んでみてください。1対1の密なコミュニケーションのなかで、本音を聞き出しやすくなるでしょう。

また実施可能なアンケートの規模についても確認は必須です。希望する規模が大きければ大きいほど、該当プランの利用料は高くなりがちです。アンケートの目的や規模を明確にしたうえで、必要十分な機能を備えたシステム・プランを選択してください。

アンケート回収率を高められるか

アンケートを配信しても、回答を回収できなければ意味がありません。Webアンケートは紙媒体よりも回答を集めやすいものの、閲覧も回答も気軽に行えるからこそ、つい後回しにしてしまうユーザーも少なくありません。

回収率低下リスクを下げるため、アンケートシステムには、回収率アップのための工夫が施されているものも多くみられます。

  • ■メール・SMS・LINEなど、複数のチャネルを活用したアンケート配信機能
  • ■回答者にとって負担の少ないアンケート設計機能(回答選択制など)
  • ■スマホやタブレットからも回答できるマルチデバイス対応機能
  • ■未回答者に回答を促すリマインド機能

これらの機能が搭載されていれば、より多くの回答を得られる可能性が高まります。ぜひ注目してみてください。

自社のセキュリティポリシーに対応できるか

Webアンケートに対応する際に、回答者が不安視するのは「個人情報の取り扱い」についてです。「信頼できない」と判断されれば、アンケートに回答してもらえない可能性もあるでしょう。また、企業に対する信頼度が低下してしまう恐れもあります。企業側は、ユーザーが安心して回答できるよう、個人情報への配慮が必須です。

個人情報の取り扱いについては、社内でセキュリティポリシーを策定している事業者も多いでしょう。アンケートシステムを導入する際には、自社のセキュリティポリシーに即して対応できるかどうかが鍵となります。どういったセキュリティ対策が行われているのか、事前に確認してみてください。

アンケートシステムには無料で利用できるものもあり、コスト負担を抑えたい企業に人気です。しかし、無料で提供されているサービスだからこそ、十分なセキュリティ対策が施されていない場合も考えられます。費用面だけに注目するのではなく、安全に利用できるかどうかについても、入念なチェックが必要です。

アンケート内容に関するサポートがあるか

アンケートで顧客やユーザーの意見を収集するためには、適切な設問設計が必須です。設問の内容やアンケートの流れがわかりにくいと、途中離脱につながるでしょう。企業に対する信頼性の低下につながる恐れもあります。

特に初めてアンケートシステムを導入する場合は、サポート内容についても注目してみてください。アンケート内容の提案や設問設定代行、必要に応じてデータの提供などを行うサービスもあります。初めてのアンケート設計でも、確かな成果につなげられるでしょう。

おすすめのアンケートシステム

実際にどのアンケートシステムを導入すべきか悩んだときには、以下の情報を参考にしてみてください。ITトレンド編集部おすすめのシステムを紹介します。

製品名全体満足度機能への満足度価格
Google Forms4.4(102件)4.2お問い合わせください
Microsoft Forms4.4(74件)4.1お問い合わせください
Questant4.4(5件)4.0年額50,000円~
スパコロお問い合わせください
Cuenote Survey5.0(1件)4.0初期費用50,000円、月額15,000円~
e投票人事・総務・労務(クラウドサービス):初期費用30,000円、年額60,000円~
Zoho Survey月額890円~(年払い)

※レビュー評価は2025年3月17日時点における実数を表示しています。"ー"表記はまだレビュー投稿がありません。

Google Forms

グーグル合同会社
《Google Forms》のPOINT
  1. 使用機器・居場所に関係なく手軽にアンケートを作れる!
  2. 豊富なフォーマットで様々なアンケート形式に対応!
  3. 集めた結果を手軽に解析できる!

Microsoft Forms

日本マイクロソフト株式会社
《Microsoft Forms》のPOINT
  1. イベント時の参加者把握にも利用可能!
  2. ユーザーの声を聞き、企業の成長につながる!
  3. クイズ形式で学習のサポートもできる!

Questant

株式会社マクロミル
《Questant》のPOINT
  1. 「マクロミル」のノウハウが詰まったアンケート作成ツール
  2. 初心者でもカンタンにアンケートが作れる直感的な操作画面
  3. 70以上のテンプレートで多様なタイプのアンケートが簡単に作れる

スパコロ

株式社モニタス
《スパコロ》のPOINT
  1. 会員IDでセグメント分けし、必要なアンケートを公開!
  2. SDK、タグJSでアプリ、Web両対応のアンケートを設置!
  3. CDPシステムに結果を連携し管理・集計可能!

Cuenote Survey

ユミルリンク株式会社
《Cuenote Survey》のPOINT
  1. 回答者の閲覧端末に合わせて表示幅が最適化!
  2. 英語・中国語・韓国語といった多言語にも対応!
  3. セキュリティ体制も万全なので、運用が初めてでも安心!

e投票

株式会社グラント
《e投票》のPOINT
  1. スマホ投票、自動集計で団体選挙を効率化
  2. 組織の種類、特徴に合わせた数種類の「シリーズ」を用意
  3. 投票に要する郵送費、人件費を削減

Zoho Survey

ゾーホージャパン株式会社
《Zoho Survey》のPOINT
  1. チームでアンケートの作成・改善や分析・共有ができる
  2. 25以上の質問フォームと200以上のテンプレートが利用できる
  3. 紙ベースではできないスキップロジックが設定できる

アンケートシステムの特徴を知り自社に適したシステムを選ぼう

アンケートシステムを導入すれば、これまで紙媒体で行ってきた流れを一新できます。より素早く効率的に、大量の回答を収集・分析可能です。業務を効率化できれば、人件費の節約にもつながります。

導入効果を最大にするためには、自社に合ったシステムを選ぶことが大切です。それぞれのアンケートシステムの詳細を知るためにも、まずは資料請求で情報収集してみましょう。

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