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SCMソリューション選択のポイントを解説

2023年02月13日 最終更新

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SCMソリューション選択のポイントを解説

在庫数の最適化、需要変動への機敏な対応、物流コストの削減などを目的に、SCMの導入を検討する企業が増えています。Supply Chain Managementの略で、受注から納入までの全行程を、ネットワークを介して一元管理するソリューションです。部門間を横断して、流通全体を見える化することが可能となります。 ここではSCMソリューションの選択に当たって、スタートとゴールの選定、パートナー選びの重要性などを解説します。

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スタートとゴールを決める

「サプライチェーン」という言葉をよく耳にするようになったのは、2011年の3.11東日本大震災からです。東北地方はハイテク産業の集積地であり、その多くの工場が被災し、部品の供給がストップしてしまいました。自動車産業などの工場が操業できなくなり「サプライチェーンの寸断」と報道されました。

これは国内のサプライチェーンですが、その同じ年にタイに大洪水があり、今度はグローバルなレベルでのサプライチェーンの寸断が発生し、ニュースになりました。こうした背景からサプライチェーンの重要性が認識され、自社の流通ルートを見直す動きが活発化してきました。

しかし、いきなり企業間やグローバルレベルのサプライチェーンを考えるのは難しいため、まずは自社内の流通から取り組みます。

たとえば倉庫を中心とした流通の一元管理があります。購入から入庫、棚卸し、出庫、販売までの流通をシステム化し、「見える化」を実現することで、流通のボトルネックを発見し、その解決に取り組むことができるようになります。商品となる「モノ」の停滞を防ぎ、可能な限り活発に流通させたり、需要の変動にもすばやく対応できるようになります。

製造業であれば、原材料の仕入れからストック、工場への搬入、生産ライン、検品、出荷まで、工場を中心に「見える化」します。お客様の優先度や緊急度に合わせて、生産活動を柔軟に変更できるようになるのです。

これを完成させてから、素材産業であれば複数の原材料仕入先の管理に取り組みます。組み立て産業であれば、部品調達先の管理をシステム化します。さらにグローバルなレベルでのサプライチェーンを完成させていく手順となります。

ソリューションとパートナーを選定する

サプライチェーンは倉庫や工場を中心としたレベルから、企業間やグローバルなレベルまでも、極めて幅広い範囲があります。これに合わせて、ソリューションの選定も異なってきます。

たとえば、倉庫であれば、「倉庫向け」と範囲を明確にしたソリューションが提供されています。入庫、出庫、入出庫日報、在庫照会などの基本機能に加え、出荷検品データ取込(外部データ取込)、出荷検品データ転送、棚卸入力などの機能が用意されています。工場が対象であれば、生産計画、トレーサビリティ、在庫管理などの機能があります。ソリューションの分野と範囲を選択することになります。

これが企業間になるとグループ企業の経営管理、原価管理、販売管理、生産管理、在庫管理など、基幹系業務の把握も必要となります。 ここで重要となるのが、サービス提供事業者の選定です。SCMは情報系システムとは違って、基幹系であり、経営に直結する極めて重要なシステムです。失敗が許されません。

さらに、SCM構築の難しさは「全体最適」にあります。すでに部門ごとのいくつかのシステムが構築されており、SCMはそれらを連結し、流通全体を見える化しなければなりません。既存システムの棚卸しと分析が必要となります。

加えてサプライチェーンは経営環境や市場に合わせて、しばしば変更が求められます。運用しながら常に改善していく作業が必要となるのです。システムの変更にもサービス提供事業者の協力が必要となり、パートナーとして長い付き合いが求められます。

幸い、日本には特定分野に強いノウハウと豊富な実績を持っているサービス提供事業者がいくつかあります。グローバルレベルでSCMの構築技術を持っているところもあります。資料を取り寄せ相談してみましょう。

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