無線LANのメリット
企業で無線LANを導入すると、「社内の場所を問わず打ち合わせや情報共有ができる」「LANの配線が不要なのでオフィスのレイアウトを自由に変更できる」などのメリットがあります。
しかし、無線という目に見えない環境だと気になるのがセキュリティや設定の方法です。無線LANシステムの基本機能を理解しておくことで安心して導入ができるでしょう。本記事で詳しく紹介します。
無線LANのメリットについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考になります。
無線LANシステムの4つの基本機能
無線LANには主に4つの機能があります。
- 機能1:VPN、ウィルス対策、不正侵入検知など外部との連携
- 機能2:フィルタリング、アプリケーションフィルタなど内部の監視
- 機能3:帯域管理でネットワーク効率化
- 機能4:わかりやすいグラフィカルな監視ツール
具体的にはどのようなことができるのでしょうか。以下で詳しく解説します。
【機能1】VPN、ウィルス対策、不正侵入検知など外部との連携
無線LANシステムは、VPNで外出先でも社内LANにアクセスできる機能を備えていますので外出先や出先などからの社内ネットワークへのアクセスが容易です。 外出先で、まるで社内にいるかのようにネットワークに接続でき、社内業務するのと変わらない快適さでファイルのやりとりが可能となります。速度面も問題がありません。
また、ウィルス対策も施されており、常にネットワーク上を監視しています。外部からの不正な侵入も検知することができ、脅威からネットワークを守ります。そして脅威の種類や攻撃、被害ターゲットなどのログを残し、より確実な運用ができるようにバックアップしています。
【機能2】フィルタリング、アプリケーションフィルタなど内部の監視
ネットワークをレイヤーごとに監視しており、不正な通信がないかどうかを常に把握しています。 また不正な機器がネットワークに接続された場合、ハードウェアレベルでそれを検出しますので、アドレスを偽って不正にネットワークに参加することができません。
アプリケーションフィルタも備わっており、どのレイヤーでどのアプリケーションが通信しているか、またいつ、誰が、どこから、何をネットワークに対して行ったかなどを詳細に把握することができます。 通常の利用ではこれらのログは役に立ちませんが、万が一内部の利用者が不正をおこなった場合、無線LANシステムで検出し、証拠を残すことが可能となります。
【機能3】帯域管理でネットワーク効率化
無線LAN構築には帯域の管理が重要です。業務とは関係のない通信がある場合はそれをブロックし、必要な帯域を確保することで業務効率の改善に勤めます。
またトラフィックは常時監視対象であり、各帯域の利用状況をリアルタイムにチェックできます。限られたネットワークをより効率的に使用し、業務の運用をサポートします。 帯域は決められた帯域を選択することもできますし、外部との接続がないため社内の帯域を自由に割り当てることも可能となります。大規模ネットワークを構築する際には、この帯域の管理が欠かせません。
【機能4】わかりやすいグラフィカルな監視ツール
ネットワークの監視には高度なネットワーク知識が必要です。ですが無線LANシステムであれば、グラフィカルな監視ツールなので、深い知識がなくとも直感的にネットワーク状況を確認することができます。使い方は一目見て理解できるように工夫されています。 高度なネットワークの知識がなくとも、業務に必要な通信か、必要でない通信か切り分けることができ、また内外の不正なアクセスを把握することが可能となります。
また、操作も簡単で、何か問題が発生したときに即座に対応することが可能となります。複雑な設定を、簡単なヴィジュアル操作で行えます。
無線LANシステムは社内ネットワークの総合ソリューション
無線LANを社内に構築しようと考えたとき、個別に機器を購入して自力で設定するよりも、無線LAN構築パッケージを購入したほうが効率的といえるでしょう。 大規模なネットワークも簡単に設定が行え、一元管理することによりセキュリティ面も充実する無線LANシステムの導入を検討してみてください。