【比較表】おすすめの法人向け無線LAN
ITトレンドがおすすめする無線LAN構築ツールを紹介します。探している条件に合う製品は、製品名をクリックして詳細を確認してみましょう。気になった製品は「+資料請求リストに追加」ボタンでカート追加をしておき、あとでまとめて資料請求もできます。
無線LAN製品についてさらに詳しく知りたい方は、以下のランキングも参考にしてください。
製品・サービスのPOINT
- スマートフォンやタブレット端末で無線LANを活用したい方
- オフィスや施設などで無線LANをご検討されている方
- 専門学校、大学などキャンパスネットワークを無線LANにしたい方
株式会社フルノシステムズが提供する無線LAN構築は、スマートフォンやタブレット端末のインフラ構築に最適なクラウドWi-Fiサービスです。無償保証期間は5年、万が一の故障時の際も先出センドバック交換対応があり安心です。また、アクセスポイント1台から導入できるうえ、高い拡張性を備えています。
提供形態 |
パッケージソフト/アプライアンス |
参考価格 |
約100,000円前後~ |
同時接続台数 |
100台以上 |
導入環境 |
オフィス、教育機関、自治体、ホテル、病院など |
いい点 教育・教育学習支援関係 1,000名以上 5,000名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 10名以上 50名未満
《Aerohive》のPOINT
- シンプルな構成のため煩わしい作業から解放できる
- セキュアな環境下での利用を実現する独自の認証方式
- 完全コントロールレスにより、コスト削減を実現できる
株式会社システムコンシェルジュが提供する「Aerohive」は、コントローラレスで、運用管理の手間を抑えたクラウド型の次世代Wi-Fiソリューションです。コントローラの設置をしなくても利用できるため、複雑な操作が不要で、誰でも簡単に運用できます。また、設置場所の平面図を取り込むことで電波到達範囲の予測ができ、適切な台数の配置が可能です。
提供形態 |
ハードウェア/アプライアンス |
参考価格 |
ー |
同時接続台数 |
ー |
導入環境 |
医療機関、流通・サービス、文教・公共機関、企業・金融 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《ACERA 950》のPOINT
- 動画機能をアクセスポイントに集約
- つながる、切れない無線LAN環境、40人クラスでも安心
- 2.4GHz帯/5GHz帯同時使用可、電波干渉に強い
株式会社フルノシステムズが提供する「ACERA 950」は、教室用動画対応無線LANアクセスポイントです。教育現場で使われることを想定した製品で、40人が同時に接続しても電波干渉を起こしにくいのが特長で、電子黒板やタブレットでの授業支援などにも活用できます。
提供形態 |
アプライアンス |
参考価格 |
ー |
同時接続台数 |
100台以上 |
導入環境 |
教育機関 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 1,000名以上 5,000名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 1,000名以上 5,000名未満
CISCO Meraki(株式会社ジャパンコンピューターサービス)
製品・サービスのPOINT
- Webブラウザやタブレット、スマホで機能拡張や障害対応が可能
- IT管理者の負担やコストの削減に効果的
- 多拠点や遠隔地への迅速なビジネス展開が可能
株式会社ジャパンコンピューターサービスが提供する「CISCO Meraki」は、ネットワークを包括的に管理するソリューションです。LANケーブルをつなぐだけですぐに使えるゼロタッチ導入が特長で、ネットワーク知識の少ないスタッフでも簡単に設置作業を行えます。なお30日間無料トライアルも実施中です。
提供形態 |
クラウド/アプライアンス |
参考価格 |
ー |
同時接続台数 |
ー |
導入環境 |
小規模から多拠点まで対応、屋内および屋外アクセスポイント |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 500名以上 750名未満
《ビジネスWi-Fi》のPOINT
- 運用・管理は まるごとおまかせ
- リーズナブルな費用体系
- セキュアな通信環境
株式会社 USEN ICT Solutionsが提供する「ビジネスWi-Fi」は、クラウド型の無線LAN設定・運用サービスです。コントローラをクラウド上に置いているため、アクセスポイントの管理工数が省けます。認証機能やネットワークコントロール機能の有無によってプランが複数あり、リーズナブルに導入できるのも特長の一つです。
提供形態 |
クラウド/ASP/SaaS/サービス |
参考価格 |
初期費用:事務手数料3,000円~ + 端末費用20,000円~ + 工事費用 月額2,000円~ |
同時接続台数 |
ー |
導入環境 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点 公務員(教員を除く) 5,000名以上
《AirStation Pro》のPOINT
- 無線LANで数多くの導入実績を誇るバッファロー社が提供
- 屋内・屋外用など用途に合わせた導入が可能!
- 運用・保守を支援してくれる他サービスとの連携も可能!
株式会社バッファローが提供している「AirStation Pro」は、管理者機能を搭載したアクセスポイントです。国内の無線LANアクセスポイントにおいて、ホテルでのWi-Fi導入100,000室以上、フリースポットで14,000か所以上という大きな実績があります。屋内外問わずさまざまな拠点に設置できるのも特長です。また、オプションで5年間の保守や導入・運用サービスを備えています。
提供形態 |
その他 |
参考価格 |
19,800円~ |
同時接続台数 |
ー |
導入環境 |
オフィスや介護施設、集合住宅など、屋内外の拠点 |
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 100名以上 250名未満
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《Cisco Meraki》のPOINT
- 遠隔地からすべてのネットワーク機器を管理
- Wi-Fi6などハイスペックな機器に対応
- 世界中で豊富な導入実績
シスコシステムズ合同会社が提供する「Cisco Meraki」は、遠隔地から複数拠点のネットワーク機器を一元管理できるクラウド管理型ITソリューションです。ネットワーク機器の状況を可視化することで、快適な通信環境や安全性の確保を実現し、従来の複雑なネットワーク管理を誰でも簡単に導入・管理できるようにします。
提供形態 |
クラウド/ハードウェア/SaaS/ASP/アプライアンス |
参考価格 |
ー |
同時接続台数 |
ー |
導入環境 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 5,000名以上
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 10名以上 50名未満
ヤマハ 無線LANアクセスポイント WLXシリーズ
製品・サービスのPOINT
- クラウド型管理ができる無線LANアクセスポイント!
- 最大端末数500台の安定接続が可能!
- 各製品での安心のセキュリティ機能!
ヤマハ株式会社が提供する「ヤマハ 無線LANアクセスポイント WLXシリーズ」は、クラウド型管理対応の無線LANアクセスポイントです。主に4種類の製品から企業ごとのニーズにあわせて選択できます。また周辺アクセスポイントの通信状況がひと目でわかる「無線LAN見える化ツール」や、高いセキュリティ性能も特長の一つです。
提供形態 |
その他 |
参考価格 |
39,800円~ |
同時接続台数 |
最大500台 |
導入環境 |
オフィス、教育機関、寮、イベントなど |
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 1,000名以上 5,000名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 1,000名以上 5,000名未満
製品・サービスのPOINT
- RADIUSサーバ機能、DHCPサーバ機能といった各種サーバ機能を内蔵
- 無線LANアクセスポイントを増設しても追加ライセンスは不要
- ゲストユーザごとにネットワークアクセスポリシの設定が可能
アラクサラネットワークス株式会社が提供する「AXprimoW(無線LANコントローラ)」は、低コストで安定した通信を実現する無線LANコントローラです。同シリーズのアクセスポイントと一緒に使うことで、一元管理が可能となります。RADIUSサーバ機能やDHCPサーバ機能など、無線LANシステム構築に必要なサーバ機能を内蔵しており、別注する必要がありません。また5年間の長期保証・保守に対応しています。
提供形態 |
アプライアンス |
参考価格 |
ー |
同時接続台数 |
アクセスポイント最大3,000台、登録ユーザー最大50,000人 |
導入環境 |
オフィス(中小規模から大規模まで幅広く対応) |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 1,000名以上 5,000名未満
改善してほしい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 100名以上 250名未満
《ギガらくWi-Fi》のPOINT
- 社内ネットワークシステムの設定変更不要ですぐに使えます
- 店舗導入でお客さまに快適なWi-Fi環境を提供し顧客満足度アップ
- トラブル時はサポートにお任せ。365日対応します
東日本電信電話株式会社が提供する「ギガらくWi-Fi」は、プロによる導入から運用までのサポートが付いた、安心・カンタン・すぐに使えるWi-Fiサービスです。ハイエンド6プランは最新の通信規格IEEE802.11axを採用し、1台あたりの同時接続端末台数は100台まで対応できます。ほかにも業務に関係ないアプリの利用や通信帯域の制限ができる機能を搭載しています。
提供形態 |
サービス |
参考価格 |
初期費用無料、月額3,630円~(インターネット接続サービス別途) |
同時接続台数 |
100台まで |
導入環境 |
店舗、オフィス |
改善してほしい点 医療 1,000名以上 5,000名未満
法人用無線LANと家庭用無線LANの違い
法人用と家庭用無線LANとでは、主に「ルーター機能の有無」「同時接続台数」「セキュリティ機能」において違いがあります。具体的な違いは以下のとおりです。
|
法人用無線LAN |
家庭用無線LAN |
ルーター機能の有無 |
・ルーター機能を持たないアクセスポイント単体が多い |
・ルーター機能とアクセスポイントが一体化 |
同時接続の台数 |
・数十台以上 ・高性能なCPU搭載 |
・一般的に20台未満 |
セキュリティ機能 |
・暗号化規格 ・方式:WPA2/AESを採用 ・RADIUSやLDAPなど、外部認証サーバとの連携 |
・暗号化規格 ・方式:WPA2/AESを採用 |
以下の記事でも、業務用(法人用)無線LANと家庭用無線LANの違いについて、さらに詳しく解説しています。
法人用無線LANの比較・選定ポイント
ここからはオフィス用に特化した、法人用無線LANの選び方を見ていきましょう。具体的なポイントは以下のとおりです。
- ■接続可能台数で選ぶ
- ■セキュリティ強度で選ぶ
- ■データの通信規格で選ぶ
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
接続可能台数で選ぶ
無線LANは、製品によって接続可能台数が異なります。接続可能台数を超えての同時接続は、通信の遅延や一時停止をおこす可能性があり、遅延や停止が生じれば、業務に大きな支障をきたします。
実際に何台が同時接続するのかを確認したうえで、無線LANを選びましょう。ただし、同時接続可能台数は少し余裕を持って選ぶのが理想的です。ビジネスにおけるIT機器の重要性は年々増してきているため、接続台数が増えることも想定しましょう。
加えて、ロードバランサ機能にも着目しておきましょう。ロードバランサは負荷を分散する機能で、1つの無線LANアクセスポイントで通信が混雑した際、別の無線LANへ自動で通信を振りわけます。そのため、多くのデバイスで無線LANを使う状況でも、安定した通信を実現します。
セキュリティ強度で選ぶ
無線LANには、ネットワークへの「不正侵入」や「データ盗聴」といったセキュリティリスクが存在します。万が一企業の機密情報や個人情報を盗まれた場合、被害は甚大なものとなります。法人利用の場合は、セキュリティ強度を重要視しましょう。
無線LANは製品によって採用している暗号化規格が異なります。代表的なものは以下のとおりです。
- WEP(Wired Equivalent Privacy)
- 鍵生成に問題があり、利用は推奨されていない。
- WPA(Wi-Fi Protected Access)
- WEPの問題を解決するために作られた規格。暗号化方式はTKIP。
- WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)
- WPAを高度化したもので現在の主流。暗号化方式はAES。
WPA2で使われる暗号化方式AESは、アメリカ政府が採用した強固な方式なので、特にこだわりがない場合はWPA2を選択しておくと無難でしょう。
WPA2はパーソナルモードとエンタープライズモードがありますが、法人利用の場合は認証サーバに個別のIDとパスワードを認証させるエンタープライズが推奨されています。一人ひとり異なるIDとパスワードを使用するため、万が一IDとパスワードが漏えいした場合でも、該当ユーザーのアカウントを停止すれば解決でき、アクセスポイントの設定変更も必要ありません。
また、WPA2の後継としてWPA3も発表されています。暗号化と認証の仕組みを変更し、よりパスワードの保護が強化されています。
なお、暗号化規格と暗号化方式を混同しないよう注意しましょう。暗号化規格はルール、暗号化方式は具体的な暗号化の方法を示します。
データの通信規格で選ぶ
通信規格とは通信を行うためのルールです。規格によって通信速度が異なるため、無線LAN選定時にはよく確認しましょう。代表的なものは以下のとおりです。
- 【IEEE802.11n(Wi-Fi4)】
- 最大通信速度・・・300Mbps
周波数帯・・・2.4GHz帯/5GHz帯
- 【IEEE802.11ac(Wi-Fi5)】
- 最大通信速度・・・6.9Gbps
周波数帯・・・5GHz帯
- 【IEEE802.11ax(Wi-Fi6)】
- 最大通信速度・・・6.7Gbps
周波数帯・・・60GHz帯
最新の規格ほど通信速度は早いです。Wi-Fi6が現在の最新規格ですが、デバイスが対応していないケースもあります。そのため自社の利用するデバイスの対応規格を確認したうえで選ぶと確実です。
より詳しい選び方を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
製品の特徴を知り自社にあった無線LANを導入しよう!
法人で利用できる無線LANを紹介しました。製品を比較する際には、接続可能台数、セキュリティ強度、データの通信規格を特に注意して選択することをおすすめします。
無線LANは、企業において不可欠なネットワークインフラです。比較検討して、自社に最適な無線LANを導入しましょう。
なお、ITトレンドでは法人向け無線LANの一括資料請求が可能です。社内検討の際にも活用できる比較表作成特典もあるので、ぜひお役立てください。